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レクチンフリー、グルテンフリー、ヴィーガン・・・違いは?

私がレクチンフリーを知ったのは、2017年頃。
食に興味をもち、食生活を見直して過食を改善してきた私にとって、
レクチンフリーを語らずにはいられないというほどの大きな出会いでした。

レクチンフリーは、あまり馴染みがないかもしれませんが、
「グルテンフリー」は、結構メジャーになってきましたよね。
「ヴィーガン」や「ベジタリアン」もよく聞きます。
違いは何なのでしょうか?


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「ベジタリアン」「ヴィーガン」

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一番よく聞くのは「ベジタリアン」のような気がします。
Wikipediaで検索してみると、

健康倫理宗教などの理由から動物性食品(食肉魚介類鶏卵乳製品など)の一部または全部を避ける食生活を実践する人」が、
一般的に菜食主義者(ベジタリアン)と呼ばれているそうです。

そして、
「食だけではなく、動物から採取した材料を使った製品を実際的に不可能で無い限り避ける人を「ヴィーガン」と呼んでいる。」

と定義されていました。

つまり、
「ベジタリアン」や「ヴィーガン」と呼ばれるような食生活を行っている人たちは、穀物や豆類、野菜、果物などの植物性食品の食事をしている。
といえそうです。

ちなみに穀物には
「小麦、米、トウモロコシ、大麦、ライ麦、キビ、アワなどがあって、イネ科ではなキヌアやソバのような擬似穀物も穀物に分類される」とのこと。
日本において「米・麦・粟・稗・大豆」を五穀
「米・トウモロコシ・小麦」は世界三大穀物とよばれているそうです。

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グルテンフリーとは?

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「グルテンは、小麦ライ麦などの穀物胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテニングリアジンが水を吸収して網目状につながったもの。料理では小麦粉を加えてこねる事でこれら2つのタンパク質が絡めあわされてグルテンが作られる。」
Wikipedia より

グルテンを含む食品としては、
食パンや菓子パン、ピザなどのパン類
ラーメンや焼きそば、そうめんなどの麺類
菓子類がなどが挙げられます。

小麦自体が世界三大穀物といわれているだけあって、
グルテンを含む食品はたくさんあります。
食パンやラーメンなど、主食として食べているものにも含まれているほどですしね。

小麦だけでなくライ麦、大麦、もグルテンを含み、オーツ麦にも含まれることがあるそうです。

グルテンフリーは、もともと
セリアック病という病気の方のための食事として生まれた食事療法のようですが、グルテンの摂取を抑えることで腸内環境が改善され、それによる肌トラブルや体調の改善が期待されていることから取り入れる人が増えてきました。


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レクチンフリーとは?

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レクチンは、数千種類もあるタンパク質の総称で、ほぼあらゆる植物に含まれます。
しかも、肉や魚、乳製品には含まれていないのかというとそうではありません。
レクチンを含む餌を食べて育っていることから、牛肉や豚肉、鶏肉、魚など大半の食材に含まれています。

グルテンは、その数千種類あるレクチンの1つに過ぎません。

グルテンフリーを実践しても体調に影響がある、肌の問題が改善されない、という経験のある方は、もしかしたらレクチンによるものかもしれません。

驚いたことは、レクチンは今まで体に良いと思っていた野菜や果物の多くにも含まれていること。
それに加えて肉や魚、乳製品、穀物など非常に多くの食材に含まれているので、完璧に実践するには、準備と、決めたものを食べられる環境や時間、家族の理解が必要です。
日常生活で100%取り入れるには難しいけれど、
できる範囲で実践することで、それだけでも効果は違いました。
実際、明らかに体調が良くなり、思考がクリアになり、過食を改善できました。

実践する上で大切なのは
自分の体やライフスタイルに合わせてゆるりと食生活に取り入れてみること

私が実践したことや、おすすめの食材など、今後紹介していきます☆

スティーブン・R・ ガンドリー著、白澤 卓二訳『食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法』翔泳社、2018年


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