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やっぱり自分を、誰かと比べる必要なんてない

 他人の動向がSNSで簡単に目に入るようになった現代だから、比較して、落ち込んで、羨ましくて、辛くなる。 というのはよくあることなのでは。
私はよくある。
先日もゴールデンウィーク、ディズニーランドに行っている人や、ハワイに行っている人や、箱根熱海などの高級旅館に泊まり美味しそうな物を食す友人達をインスタで見て、ギャーと悶絶。台湾にはそんな連休はないのじゃと。
しかしながらそれは私の勝手な意見で、勿論連休中もお仕事だった方達もいるわけで。いつもいつもふらふらふらふらしている、私を羨ましいと思う人もいる。(かもしれない)。

先日、ひとつツイートをした。

沢山のいいねをもらって、共感する人が多かったのかな、と思う。けれど、ここで言いたかったことの真意が伝わったかな、という不安も同時に抱いた。

ノミネート作品コンプリートしている方を批判しているわけでは勿論ない。そういう楽しみ方も、ひとつだ。毎年、コンプリートしている方も沢山いるようで、本が売れないこの時代に、素晴らしいと思う。
ただ、そういう方を見て、「自分も全部読まないと…」と焦ったり、「全然読んでいない自分なんて」と卑下する自分の気持ちについて、言いたいのだ。そんな必要はないのだよ、と。

趣味のことですら、「年に100冊も読んでいない」だとか人と比較してしまうのは、悲しい。
読書は誰かと競う物ではない。
好きな物を、好きなだけ好きな時に味わっていたい。
私はすぐに人と比較して、自分なんて、と思ってしまうので、定期的に「自分は自分」と足元を確認する必要がある。

最近なかやまきんに君の動画を見ながら筋トレをしている。きんに君は「焦らなくていいです。人と比べる必要なんてないです」と言う。
それに救われてる。
明日起きても自分は自分。
適切な運動量も、適切な食事も、それぞれ違う。
言ってしまえば美しさも違う。自分の美しさを手に入れよう。やっぱり自分を誰かと比べる必要なんてないから。
多様性の時、と言われながら画一化されていく美についても、今度語りたい。

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