【日記】台湾で読む日々 4.16~4.21

4.16 Sun

今日も朝から快晴。洗濯日和が毎日続いている。
朝は美酢を入れたプロテイン。最近ハマって毎日これを飲んでいる。
昨日生理が来たせいか、どうしようもなく体が重く眠い。
子と公園に行くものの、暑くダルいので早めに退散。
私は日陰で江國香織のエッセイを読んでいたのだけど。
昼食にとんかつを食べる。おいしい。
とんかつは大好きだけれど、お店で食べるといつもご飯が多すぎることだけが気になる。
夫はおかわりした上に私が残した分まで食べていた。

ショッピングモールで、ヒロアカのガチャを回す。
2回回して被ったし、推しを引けなくでがっかりする。また引っ越す前に回しに行く。

帰宅後ダラダラしながら阿久津隆『読書の日記』を読むも、あまり頭に入らない。
村上春樹の新作は不快感なく読めていてとてもいい。爽やかな感じ。
夜はまた鶏胸肉と雑穀米を食べる。


4.17 Mon

朝から快晴。すごく暑い。
2歳と10分くらい散歩。
朝からUFOキャッチャーをするオヂサンを見る。
台湾はあちこちにちょっとしたUFOキャッチャー屋がある。
あまりきちんと管理されていないのか、中の景品も埃まみれだったりする。


4.20 Thu

朝、少し雨。湿気が不快。ベタベタする。
4歳の幼稚園バスを見送ったあと、近所のウォーキングへ。朝はプロテインを飲む。

今日は推しの誕生日で公式がYouTubeにあげた動画が最高すぎ、10回くらい見る。
2時間くらいの動画を作って欲しい。はぁ、沼。
推しに元気をもらってまた、引っ越しの準備をする。
本を段ボールに詰めると、お気に入りだった本棚が空になり寂しい。
もう引っ越しは5回目くらいだけれど、引っ越しの時はいつも寂しい。
「住めば都」というけれど、本当にその通りで、今まで住んだ場所はどこも好きで、思い出が詰まっている。

村上春樹の『街とその不確かな壁』を読んでいる。
今日読んだ一場面がとてもいい。

耳の中に沈黙が鳴っている。

村上春樹、『街とその不確かな壁』、新潮社、p.234。

『蹴りたい背中』の冒頭「寂しさは鳴る」を思い出す。
私は沈黙、静寂の表現が好きなのかもしれない。美しい。

目に見えない傷を、目に見えない場所にそっと残していく悲しみだ。

村上春樹、同上、pp.234-235。

ここも美しい。とても。心がギュッとする。
ストーリーではなく情景と心情描写でグッとしたのが久しぶりで、春樹の筆の力にひれ伏す。とてもいい。
物語がどう終わろうとも、ここの美しさだけで、読んで良かったと思えた。


4.21 Fri

曇り。
朝2歳と散歩。
毎日友人同士なのか、2、3人で一緒に散歩しているお爺さんたちがいる。
歳をとっても、毎日一緒にいるってすごいなぁ、と思う。
台湾人は子供好きが多いので、いつも声をかけてくれる。
何を言ってるのか、うまく聞き取れないけれど、少しだけ笑顔で話して手を振る。

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