LGBTは生産性がないから価値がある

LGBTは生産性がない、
という論文を書いた国会議員がいて。
まぁ2~3年前の話だが
寄稿誌が廃刊になるほどの騒ぎになった。


LGBTをあからさまに差別する言動は
最近では減ってきたとはいえ
LGBT=アブノーマル、
という見方はたぶんずっと消えないだろうね。


でもね、
あたし自身は
LGBTの端くれになれて
よかったって思っている。
現にだれかと付き合っているわけでも
同棲しているわけでもないので、
LGBTのLのなかでも
さらに隅っこの位置になるけど
それでも、自分が、誇らしい。
きょうは、
このテーマについてちょっと語ってみる。


名付けて、
LGBTは生産性がないから価値がある────。




あたしが
恋愛に嫌悪感を持つ理由は
人類の生殖活動に組み込まれたくないから。


子 宮 と 卵 巣 がそのときどうしても
精 子 とか 精 液 をほしくなって、、、、、、
っていう
身体の本能に、
わたしは組み込まれたくないんだよ。


一時的に身体の本能に従ったとしても
生涯ぜんぶを身体の本能が導いてくれるわけではないからね。



つーか、
ほんとうに本能どおりに、
本能100%で生きるのだったら、
オンナってのは、
受˙胎 と同時に自分の子どもにしか興味は無くなり、
オトコをシャットダウンすると思うよ!?



自分の身体について
かなり本気で研究したから
どういうときにどういう行動をするかは
かなりの精度で予測がつく。
まえに、
哺乳動物と星の知性、
という言葉でそれを説明してた。



でね、
だから
99%まで本能を抑圧したままで生きて、
残り1%、抑圧された本能が
とつぜん暴走したときの
行為の帰結を、
一生かけて贖う。
そんな馬鹿げた生き方を要求してくる
人間社会(男尊女卑社会)が
わたしは大嫌いなんだ。
少子化どころではなく
絶子化して、人類もろとも滅亡すればいいと思う。



まーあからさまな言い方をすれば
突然お○ん○んほしさに気が狂ってしまった女の、
たったの一晩の代償が、一生。


これはほんとうにふざけたルールだと思う。
棒を差し込んだ男は、
翌日にはもう、別の穴を探していても
許されるのにね。



恋愛にも結婚にも妊娠出産にも
あたしがひどい嫌悪感を持つのは
あたしの出生は、避妊の失敗の帰結だからだ。
それで親からは養育費の話ばかりされる半生で、
命からがら縁は切ったけど、
彼らにはほんとうにうんざりさせられた。
生まれてこなければよかったと今でも思う。



そして、
両親という特定の個人に責任を求めるのも
本来的にはおかしな話で。



いちばんの根本は
人類の生殖構造そのものが
どうかしていて、
人間という生き物を狂わすにはじゅうぶんなほどに
おかしな造りになっていることのほうだ。










そんなことばっかり考えて生きてきたのでね。
あたしの恋愛への嫌悪感は
よくよく考えてみれば
異性愛、ノーマル恋愛への嫌悪なのだった。



まさかそんなことは
かつては想像してみたこともなかったけど。
女の子同士で付き合っていても
『いつのまにか子どもができてしまう』
ことはないし
その部分で本能に惑わされることはない。
それに何より、
あたし個人の立場でいえば
男の子と付き合ったら
男性特有の強すぎる性欲に付き合わされるのは
心底イヤなので。
それを無条件に回避できるのは
ほんとうにありがたい。
それに比べたら
女の子特有の感情の起伏の激しさは
じゅうぶん理解可能だし
それこそが恋愛の醍醐味であるとすら言える。



そもそも
あたし自身は
性行為なしでも生きていける人ですから!!
身体が疼くとか
心が寂しいとか
どんな世界の話だよ??



もともとこの世界を心の底から嫌悪している
わたしには
この世の常識に基づくノーマル/アブノーマルには
ほとんど興味はないし、
だから、レズビアンになることにも
『自分は異常なのではないか』
という葛藤はしないし、
そのことで苦しんだりもしない。



そんなことよりも
人類の生殖構造とは関係のない場所で
女の子同士で勝手に好きになったり
愛し合ったりする自由を見つけることができて、
あたしはとても嬉しかった。



こんなにも毎日毎日、
臆面もなく好き好き愛してる愛してる言いまくってて平気でいられる理由は、それだよ。
相手が男性だったら
『ようするに や ら せ て くれるんだな!?』
って翻案されちゃうからね。
際限なく好き好き言いつづけていても、
それは単なる愛情表現ですから。
そんな日常生活に憧れるし、
そんな生き方があたしは好きです。





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