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"ごめんなサイドステップ"と呼ばれる現象のお話

本題に入る前に〜〜〜大好きだったsinfoniaの解散が決まって、超ショックである。以前好きなものをまとめたnoteにも書いたけれど、彼らはハモネプ準優勝のアカペラグループだ。彼ら5人が響かせるハーモニーが本当に大好きだった。推しのアイドルが引退したみたいな悲しみ。



このテンションで暗い話を書くのかと思いきや、今日は「ごめんなサイドステップ」という行動について書く。きっかけは大好きなYouTuber、東海オンエアの動画だ。

「名前がついていない現象に名前をつけよう委員会」という動画。

"よくある現象なのに、名前がついていない現象に名前をつけていく".....、そんな企画である。

この動画のコメント欄にあったのが「ごめんなサイドステップ」だ。
この言葉を使ったことがある方(もしくは一応意味は知っている方)はいるだろうか。

私は何度かこの言葉を使ったことがある。意味は、歩いているときに向こうから人がやってきて、どっちに避けようか迷っていたら相手も避けようとしたため、何度も同じ方向に避けるということをしてしまう現象....という感じだろうか。この現象が起こると、何度も相手とお互いに「すいません」と言い合う形になってしまい、気まずい雰囲気が流れてしまう。
相手の行動を予測して自分が避けられれば良いけれど、相手も避けようと気を遣ってくれた場合に、結局2人が同じ方向に避けてしまうという.....このなんとも言えない煩わしい状況に陥ってしまうことがある。

「ごめんなサイドステップ」はこの現象を軽い感じに表した言葉だと思う。横に避けたら(相手と)同じ方向に避けちゃってごめんなさ〜〜い、みたいな。

まぁ相手が仲の良い友達だった場合、むしろわざと同じ方向に避けて"通せんぼ" をしようとしたりして、ふざけあっていたけれど。

私は結構この「ごめんなサイドステップ」現象を煩わしいと感じてしまうタイプだったので、相手と気まずい「互いにごめんなさい」状況になった場合は、頭の中でこれを唱えて気持ちを軽くしていた。
相手が急いでいる感じだと、余計申し訳ない気持ちになってしまうんだよね。



こういう「名前のない現象に名前をつける」という行為は面白いかもしれないけれど、それ以上に面白いのは「名前がついていないけれど何気無く遭遇する現象」・「身近によく起こる現象なのに一言では言い表せない現象」をいくつか挙げていくという行為だと思っている。

上記の動画のコメント欄にもあったけれど、現象の例は
・友達と遊ぶ約束をしていたのに前日になると急にめんどくさくなる現象
(これ、私にすごくよく起きる現象。相手のことが嫌いなわけではないんだけどね。)
・使用中のリップクリームが見つからず、新しいものを買って開封したらその途端にリップクリームが見つかる現象
・USBをPCに挿そうとしたら、挿さらなくて→逆にしても挿さらなくて→でも元に戻すとちゃんと挿さる現象
・教室でめっちゃ騒がしい時間が続いていたのに、急にシーンとなる現象
・授業中は眠いのにチャイムがなった途端急に目が冴える現象
・パンを落とすとバターが塗ってある面が下に落ちる現象
・探そうとしていない時は簡単に見つかる(視界に入る)物が、いざ使いたい時に探すと急に見つからなくなる現象
・テスト前に急に謎の自信が湧いてくる現象



ちなみに、「ごめんなサイドステップ」の別名は「お気遣い裏目裏目」「お見合い現象」「連続回避本能」(=道で通行人と譲り合いの読み合いになる現象、これが正式名称)らしい。
おもしろいね。