今日のごはんと本 赤ちゃんと一緒 9/7(土)〜9/13(金)
夫と4歳児と0歳児との暮らしのなかで、食べたもの、読んだものの記録です。
＊ ＊ ＊
産後4ヶ月。
赤ちゃん、爪が伸びるのが早くて、乳にしがみつかれてギッと痛むので、爪切りに追われている。
爪を切るのたび、赤ちゃんの爪を「紙石鹸みたい」と内田春菊さんが表現していたのを思い出す。
薄くてやわらかく、儚い。でもたしかに、世界に爪を立てる。爪痕を残す。
なお、赤ちゃんや子どもの爪を切るときいつも自分に言い聞かせている言葉は「深追いはしない」です。
9/7 土曜日 晴れ
婚活している夢を見る。
知り合いとお見合いし、どうやって断ろうか悩みに悩んで、それを見抜かれて無事は破談になって、ほっとしてごはんを食べはじめたところで目が覚めた。
全身ぐったり疲れていた。
なんだったんだ、今の夢。
朝ごはん
オムライス。
腹ごしらえをしみんなでお出かけ。
子ども用品のリサイクルショップへ行ったあと、ドライブしてIKEAへ。
高速道路から見える海の景色が大好き。
昼ごはん
サーモンのムニエル、マッシュポテト、いんげん、ブルーベリーチーズケーキ。
IKEAのレストランで昼ごはん。
学食のようなシステムでたのしい。
子どもが最近こっちのけんとさんの『はいよろこんで』にはまっていて、Spotifyで鬼リピさせられる。
影響された夫とわたし、こっちのけんとさんにすっかり詳しくなる。
世相を映したすごい曲。
夜ごはん
豚しゃぶと水菜のサラダ、かぼちゃの煮付け、きゅうりの水漬け、もち麦入り白米、きのこと厚揚げと小松菜のおみそ汁。
何を隠そう豚しゃぶが大好き。
読んだ本
『科学的に考える子育て』
ここのところ、子どもに怒ることが増えているため、本棚から引っ張り出して読み返す。
過去の自分が線をいっぱい引いている。
とても実用的で、定期的に読み返している。
叱る前に、まずよく見つめる、注目して、それが本人に伝わるようにする。
アテンションは贈り物だ、とGoogleでマインドフルネスを広めたえらい人が語っていたけど、ほんとうにそうだと思う。
『育児の百科』
赤ちゃんの月齢に合わせて読み返していく。
9/8 日曜日 晴れ
朝ごはん
バターシュガートースト、ゆで玉子。
久しぶりに着たTシャツが子どもに不評で、怖いからきがえて！！ と言われて着替える。
お気に入りなのだけど、まあ怖いのもわからないでもない。
赤ちゃんにも不評だったら、着られるのは7、8年後になるかもしれない。
みんなで、少し離れた大型ショッピングモールへいく。
まだまだ猛暑なので、赤ちゃんと子どもと一緒に散歩できる大型商業施設にとても助けられている。
昼ごはん
回転寿司！
大型ショッピングモール、楽しいしありがたいのだけど、入っているお店がどこもとても似ているので、結局最寄りのモールでいいか、という結論に。
とはいえ、知らない場所に出かけるのは楽しい。
夜ごはん
きのこと豚肉とキャベツのオイスター炒め、かぼちゃの煮付け、きゅうりの水漬け、もち麦入り白米、きのこと厚揚げと小松菜のおみそ汁。
きのこがたくさんで、秋の気配を感じる。
疲れ切って、赤ちゃんを寝かしつけたらわたしもすこんと寝落ち。
読んだ本
『育児の百科』
引き続きパラパラと読む。
9/9 月曜日 晴れ
朝ごはん
コーンマヨチーズトースト。
おやつ
抹茶アイス。
昨日夫に買ってきてもらっていたのに、寝落ちして食べ逃したおやつを、朝食べる。
脳に糖分を送る。
昼ごはん
きのこのペペロンチーノ、鶏レバーの煮物。
最近わたしが不正出血がちょっとひどいので、貧血防止のためにと、夫がレバーを煮てくれた。
ありがたいしおいしい。
ペペロンチーノも最高。
夜ごはん
ハヤシライス、ピーマンのツナあえ。
夫、初のハヤシライス。
トマトたっぷりでおいしい。
しかし子どもは食べず。
子の好みを探る日々。
読んだ本
『育児の百科』
赤ちゃんの月齢に合わせて読み返していく。
腸重積、恐ろしすぎる。
赤ちゃんも子どもも、よくよく見つめていようと思う。
9/10 火曜日 くもり
朝ごはん
ハムエッグトースト。
子どもに指名を受け、保育園の送りに。
ペダルなし自転車ストライダーをしゃーんしゃーんと走らせる子ども。
すっかり乗りこなしている。
きのうここでこけてパパにだっこしてもらった、と色々解説してくれる。
ここのところ不正出血がひどいので、予約しておいた婦人科へ行く。
はじめての病院は緊張する。
めちゃくちゃ待ったけど、幸いやさしい先生で、ほっとする。
看護師さんも受付のかたもとても親切。
検査してもらい、しばらく様子見でよさそう。
診察の終わり、先生に、育児がんばってね！ と言ってもらい、うれしくなる。
昼ごはん
肉うどん。
本日はこまどりうどんへ。
夜ごはん
お刺身盛り合わせ、鶏レバーの煮物、もち麦入り白米、具だくさん豚汁。
晩酌
ビール。
夜はいろいろうまくいかなくて、ひとりぐったりビールを飲んだ。
乾いたお刺身はかなしみそのもの。
ごはんは大事に食べたい。
『これからの本屋読本』
病院の待ち時間などに読み進める。
本の仕入れ方、知らなかった。
すごく面白い。
9/11 水曜日 晴れ
明け方、体をはたかれる感覚で目が覚める。
赤ちゃんが不満げな顔をして、ぺちん、ぺちん、とむきだしの胸をたたいていた。
授乳しながら寝てしまっていた。
ごめんね。
乳をあげなおし、ご機嫌もなおす。
一瞬、寝返りしたような気もする。
寝起きでぐったりしてたので、喜びそびれた。
朝ごはん
みそ焼きおにぎり。
昼ごはん
ハヤシライス、厚揚げとキャベツのみそ炒め。
友だちとオンラインランチ。
たくさんしゃべって笑って、元気が出た。
夜ごはん
唐揚げ、キャベツと厚揚げのみそ炒め、鶏レバーの煮物、もち麦入り白米、具だくさん豚汁。
今夜もどたばたして、挙げ句の果ての寝落ち。
読んだ本
『これからの本屋読本』
育児の合間にちまちまと。
本の仕入れ方、おもしろい。そしてややこしい。
9/12 木曜日 晴れ
朝ごはん
コーンマヨチーズトースト。
最近定番入りしたトースト。
買ってきたコーヒーを即ぶちまけた日から、自分でアイスコーヒーを淹れるようになった。
電動ミル、とても便利。
コーヒーがあると、午前中シャキッと過ごせる。
子どもを保育園へ送っていく。
保育園から、近所にさるが出没しているというお知らせがある。
さる！
食べものがなくて里に降りてきたんだろうか。
人間と傷つけあわずに、さるの世界に帰れますように。
甘い考えかもしれないけど、そう祈らずにいられない。
とここまで書いて、今週の週刊少年ジャンプの『願いのアストロ』で『人を救える奴ってのは どこまでも甘い奴だ』というセリフがあって、めちゃくちゃ共感したし、救われる思いがしたのを、ふと思い出した。
現実は甘くないなんてことは言われなくたって誰もが嫌というほど知っていて、だからこそ、理想を描いてみせることが人間社会には必要で、それに挑む行為はすばらしくて尊いんだと思う。
昼ごはん
パンたくさん。
夫が買ってきてくれたいろいろのパン。
半分こで食べる。
マロンのデニッシュで秋を感じる。
赤ちゃん、寝返りに成功！
今度は確実。
夜ごはん
鶏もも肉と根菜とエリンギのオリーブオイル煮、キャベツと厚揚げのみそ炒め、鶏レバーの煮物、もち麦入り白米、具だくさん豚汁。
エリンギがときめくおいしさ。
秋がもうすぐくる。
読んだ本
『これからの本屋読本』
育児の合間にちまちまと。
『人生はどこでもドア リヨンの14日間』
眠れなくて、なにか本を、と思うけど今なにを読みたいか迷子になり、最後にKindleでこれを開いて読みはじめ、夢中でそのまま読み終える。
わたしも著者のように、年を重ねていくことで、自分をどんどん自由にしたい。
9/13 金曜日 晴れ
朝ごはん
ハムエッグトースト。
昼ごはん
きのこそば、ツナと水菜のあえもの。
夫のきのこそば、おいしい！
あと、そもそもきのこがうまい！
あったかいそばがおいしく感じられるようになってきた。
夏の終わりが近づいている。
早足でお願い。
夜ごはん
ぶりのお刺身、かぼちゃの煮付け、もち麦入り白米、きのこと野菜とベーコンのチャウダー。
ぴかぴかの天然ぶりのさくが399円という奇跡。
ありがたいなあと感動しながら食べる。
自炊だからこその思い切った厚切り。
夢心地。
読んだ本
『これからの本屋読本』
育児の合間にちまちまと。
大きな出来事があり、気持ちのたづなをうまく操れないでいる。
出来事のゼロ地点に、自分がいるわけではない。
だからこそ、ゼロ地点にいる人、その間近にいる人たちのために、落ち着いていたい、揺らぎなくいたい、そう思っても、心に訪れた嵐はなかなかゆきすぎない。
もみくちゃにされながら、おさまるのを待つ。
抗いすらしない。
「自分が嘆いてる場合じゃない。嘆いてはいけない」と自分の感情を封じると、結果的に、嘆きを引きずらせることになる。
だから今は、じっとしている時。
この苦しさを苦しみきりたい。