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やりたいことわからない症候群だった僕が、デザインしながらコーチングにかける想い

やりたいことがわからない、いつまでも見つからない...
どれだけ何かをやっても、うまくいかない...

幼稚園から高校生までサッカー少年だった僕は、受験を迎えやりたいこと探しに明け暮れていました。

元々内気だった僕は、仲間の輪の中に入るのが苦手でした。でも、たまたまサッカーがちょっとだけ上手で、サッカーをきっかけに友達が一緒に遊ぼうよと声をかけてくれたのがうれしかったのを覚えています。

サッカーをしている時は、本当の自分を出せる。フィールドの中では本音を出し合い、仲間からパスをもらい次に繋いで、ゴールに入れるという目的で繋がっている。

だから、それ以外のことは考えなくてもいい。ありのままの自分が認められ、自分の思いに正直でいい。その空間がとても心地よくて、その場にいるために、チームで勝つために毎日練習するのが好きでした。

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しかし、高校に入ると、得意だったサッカーが狂い始め、最後の選手権ではレギュラーからも外れ、1回戦に自分が出場することもなく、チームが負けるのをベンチで見守るしかありませんでした。

別に強豪校だったわけではありません。「将来はサッカー選手になれたらいいなぁ」なんて思いつつ、現実は到底そんなレベルではない。そんなの無理でしょと気付きながらも、目を逸らして毎日を過ごす。

でも、ついにそのタイムリミットが切れ、受験を迎え、社会に出ることに初めて向き合った時、生きがいを失い、路頭に迷った感覚でした。

「あれ、何をして生きていけばいいんだろう?」


ジョブズの言葉を信じ続けた大学生活

大学はやりたいことを探すために入学するという目標を立て、入学してからはとにかくいろんなことに挑戦しました。

スティーブジョブズの「とにかく情熱を注げることをみつけよう。まだ見つけてないなら探し続けよう」というメッセージに感銘を受け、それを信じて興味が沸くものには何でも挑戦しました。

営業の学生団体での活動、語学留学やプログラミング、スタートアップでのインターン、そして2年休学して未知のデザインという領域に飛び込み、現在はデザイナーとしてのキャリアを歩んでいます。

受験期と休学した2年を含めると、8年間はやりたいこと探しに取り憑かれ、ずっと満たされることはありませんでした。

何をやってもうまくいかない。成功体験を得られない。どれだけ努力しても自分を心から認めることができない。本当に今やっていることは意義あることなのだろうか?迷いが晴れない。

砕けては立ち上がり、何かをひきづりながら努力する。インターネットでやりたいことを見つけるためのブログを読み漁り、それを信じて何回も立ち上がる。そんな毎日でした。


ジョブズの呪いを断ち切って

ジョブズの言葉はモチベーションではなく、いつしか呪いのようなものに変わっていました。「それは本当に情熱を注げることだろうか?それを見つけなくてはいけない」と常に問われていました。

就活はデザイナーというキャリアに決めたけど、本当にそれで社会に出ていいのか?認められるのか?わからない。

面接の終盤で、自分に自信が持てず面接官の前で泣き出すぐらい、心の奥底で自分に自信が持ててませんでした。

そんな自分を忘れたくて、就活の時期なのにGWにインドへ2週間ほど旅して逃げました。

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(インドのガンジス川にて)

その後、これじゃいかん!と自己分析を極め、たどり着いた結論はデザインも手段でしかないということでした。

デザイナーという役割を通して、身近な人が自分の人生を生きられるようにサポートしたい。それは、仕事のお客さんだけではない。友達に対しても、チームのメンバーに対しても。

自分が信じるのは、人にも、組織にも、プロダクトにも、それぞれ唯一無二の物語があり、たくさんの想いが詰まっているということ。それを形にしたい。そんな思いが湧れ出し、無事就職活動を終えました。

キャリアの悩みを捨てて世界を周った4ヶ月

就活を終え、就職までに残り半年間ほど暇な時間ができ、デザイナーとして成功したい!という歪んだ欲求を横に置いて、もう一度バックパックを背負って、4ヶ月の旅に出ました。

旅している間は、何もかもが新鮮でした。短くもいろんな世界を見に行きました。その中、今まで纏わりついていたキャリアの悩み / 成長しないといけないという声はどこかに消えていました。

決して毎日がハッピーだったわけではありません。物をなくして旅が中断になりそうになったり、病気にかかって死にそうな思いをしたり、国を変えるごとに言語が変わり頭がパンパンになることも。

でも、旅を続けるその先には、ため息が出るほど素敵な景色や、巡り合いの出会いがありました。

あぁ、世界はとっても美しいんだ

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旅を通して得た問いとコーチングとの出会い

旅をしている時、夢を追うことが十分にできない環境にいる人にも会いました。カンボジアやユダヤ人々に対する大虐殺で、夢を追うことなんて到底できないだろう過去の歴史を知りました。

その時湧いてきたのは「なんと自分は可能性に溢れた場所に生まれたのだろう」という気づきと、「恵まれた環境に生まれた自分が、限りある人生の時間を何に使おう?」という問いでした。

その問いを持ちながら社会人として歩み始め、コーチングというコミュニケーションの手法を知りました。

2020年にスクールで習い始め、「人の可能性を信じる」というコーチングマインドに触れ、コーチングを学び実践すればするほど、心が躍りました。「なんと素晴らしい技だろう!」と。

対話を通して、目の前の人が変わっていく。そこにはいろんな願いが詰まっている。その人だけのストーリーが紡ぎ出され、その人だけが持つ色の世界を一緒に見に行ける。コーチとしてその場に立つと、その思いに触れられる。

こんなにも素晴らしい時間はないじゃないか!と

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今デザインすること / コーチで在ること

今の僕にとってデザインすることは、物づくりを通して世界の原理原則 / 美しさに触れることであり、デザイナーで在ることは、サッカーにおける1つのポジションとしてチームの目的達成をするための一つの役割です。

そのポジションは、監督でも、コーチでも、司令塔でもない。1人のプレイヤーとして自分の強みを生かし、リーダーシップを出すこと。チームという集合体が輝けるように、自分の時間と力を注ぐ。1プレイヤーとしても成長したいという想いがあります。

一方、コーチで在ることは、世界に対する自分の向き合い方であり、自分の全てです。一人一人が希望に満ちた人生を送れるように相手に向き合いたい。それは自分に願っていることでもあります。

希望のない暗闇に包まれた人生ほど辛いものはないと思います。頑張ってもどうせ無理だという諦めの声を自分自身からも、周りの人からも何度も聞いてきました。それでも僕は、そんな声よりもその人が叫びたがっている、心から願っている心の声に耳を傾けたい。

それが、僕にとってコーチとして在るということです。

コーチ共に在りたい姿に気づき向かっていくクライアントさんを募集しています!

ここまで僕の長いストーリーを読んでいただきありがとうございました。現在、プロコーチを目指す旅の途中で、クライアントを募集しています。

自分のストーリーに少しでも共感していただき、一緒に人生を伴走してもいいなと思っていただけたら是非コーチとしてあなたの人生の旅路をご一緒させていただけるとうれしいです!

短い人生の中でも、僕自身たくさんの人に巡り合いました。熱い思いを持つ人、自分に真摯に向き合ってくれる人、厳しくも強くアドバイスをしてくれる人、ありのままでいいんだよと声をかけてくれる人。

人の出会いが自分を支えてくれたと思います。それでもなかなか自分の心の声に耳を傾け、一緒に伴走してくれる人は稀でした。自分のコーチのあり方は、迷い続けながら人生を歩んできた自分だからこそ、あって欲しかった姿かもしれないです。

もしよろしければ、そんな自分のコーチという在り方を通して、あなたの人生に関わらせていただければ幸いです。

■ テーマ例
・早起きしたいがなかなかできない
・友人 / 会社 / 家庭内での人間関係で悩んでいる
・将来のビジョンを明確にしたい
・転職するか悩んでいる
・なんとなく日々もやもやしている
■価格
・初回 (体験)セッション(1h):無料
・単発セッション:2,500円
・継続セッション(5回):10,000円
(※モニタリング向けの募集となるため、料金設定は変わる可能性があります。)
(※2022年4月で打ち切りになります)
■申し込み方法
TwitterのDM(@mimizunosuguru) or noteのコメント欄よりご連絡ください

「コーチングとは何か?」についてはこちらもご覧ください!

ほんの少しでもコーチングに興味がある、気になっている、なんとなく日々モヤモヤしているという方がいれば、試しにでも是非体験セッションを受けてみてほしいです!前に進めるようなきっかけをお届けできると思います。この想いが届きますように。

いただいたサポートは健やかな生活と、人生の探求の道に使わせていただき、noteでその記録をお届けします。