【シリーズ】お弁当のすすめ①母のお弁当【フードエッセイ】
皆さまごきげんよう。
今日も美味しいごはん食べていますか?
明日は月曜日。
主人のお弁当を何にしようかな〜と考えております。
地元で見つけたわっぱ弁当がお気に入り。
塗りがないので扱いが慎重なんですが、大切に使っています。そういうのってなんか良いですよね。
主人は食べた後にすぐ洗ったり出来ないので、クッキングペーパーを敷いて使っています。
このお弁当を使う時のこだわりは、土釜の炊き立てごはんを詰めること。
ちょっとしたひと手間だけど、それだけで本当に美味しくて贅沢な逸品になります。
【お弁当のすすめ】という内容で今回書かせてもらっていますが、なぜシリーズ化したかというととても私にとってお弁当の繋がりが深いものだったのです。
とても2〜3記事だけではまとまりきれないので、何回かに分けてお届けしようという魂胆です。
ご興味あればぜひお付き合いください。
突然ですが私の母はとても料理上手で、今でもお客様を自宅へ呼んではホームパーティーをしています。
これがあったから、今の私が形成されているといっても過言ではありません。
しかし実は私、母の作ってくれるお弁当がとても苦手でした。
なぜかというと、凄過ぎたから。
学校の食事は基本給食だったので、特別なイベントの時のみお弁当でした。
その頃流行っていたのは小さな可愛い二段弁当。
男の子も女の子も、ごはんとおかずが別で詰められていたんです。
私はそれにすごく憧れていました。
しかし母はその希少なお弁当の日をとても張り切ってくれて
ある日は豪華なクラブハウスサンドイッチ。
運動会にはホットドッグ。
ステーキ弁当など。
とにかく豪華で豪快だった。
それが恥ずかしかった。
おかずが質素だからじゃなくて、豪快過ぎたから隠して食べていた記憶があります。
でもすごく美味しかったんです。
だけど何故か学生時代って、みんなと同じものが良いって感覚ありましたよね。
だから、なかなか母が作ってくれるお弁当を受け入れられなかった。
でも大人になって今思えば、もっと喜んで自慢して食べれば良かったなぁ。
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