見出し画像

息子、魔法が使えるようになる!


最近、息子がある技を身につけました。

いや…「技」と言っては息子に失礼かもしれないけれど、私はそれですぐにメロっと力が抜けるのでそういう技?魔力?のような気がしているのです。


それは

「ごめんなさい」や「すみません」のかわりに

「ありがとう」と言うこと。


本人はそう意識して言ってるわけじゃないかもしれないけど、

私が「先に宿題しておきなさいよー」と言うと「そうだね!ありがとう!やっといたほうがいいよね」と返され、

「ちょっと!何してるのよ!!」と注意すると「あっ!本当だ!危なかった〜!ありがとう!」と返ってきます。

他にも

「教えてくれてありがとう」「言ってくれてありがとう」「作ってくれてありがとう」「聞いてくれてありがとう」

ありがとうの連呼。

まるで「ありがとう大売り出し」


こんなことを言うと「私チョロいな」と自分でも思うのですが、

「ありがとう」と言われたら嫌な気がしないんですよね。

嫌な気がしないどころかメロメロっとなって、すぐ許しちゃう。

「いえいえ、こちらこそ〜。ありがとうって言ってくれてありがとう〜」ってなる。情けないけど。

挨拶と一緒で「ありがとう」も子供の頃に自然に言えるようになっておいた方が良いものなのか??

私、いまだに、マンションのエレベーターで押して待っててくださった方に本当は「ありがとうございます!」と言った方が良いのに、ついつい「すみません!」って言っちゃうんですよ。

言い慣れてないと、とっさの時に出てこなかったり言いづらかったりしますよね。

「ありがとう」は「有り難う」で、本来は「有ることがなかなか難しいこと」なのかな?と思うのですが、

画像1

感謝やお礼を表す言葉となった今、そんなに出し惜しみしなくてもどんどん使っていって良いと思います。

こちらとしては感謝してもらったりお礼を言われたりしたくてやったことでなくても、相手に「ありがとう」って言われたら、なんというか…やった甲斐、言った甲斐があったというか…まぁ、一瞬で心がほわっとなるわけです。

息子の真意は掴めませんが(そして、これを技だなんて言ってダメな親ですが)

「ありがとう」はどんどん使っていい。

使っても減らない!!

使い過ぎてその気持ちが軽くなることもないかと。

「ありがとう」は相手の心をほわっとさせる魔法の言葉。魔力があります。


今日もまた、服を前後ろ反対に着ている息子に

「首のところ、苦しくないかい?そろそろ前後ろ反対は恥ずかしくないかい?」と言ったら

「本当だ!教えてくれてありがとう!!」と返ってきました。

私が「ありがとう」にヘラヘラしているだけで一向に息子の前後ろ反対は改善されませんが…そしてそれで良いのかもわかりませんが、やっぱり「ありがとう」には特別な力があるなぁと思いました。




#子どもに教えられたこと

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

こんなところまで読んでいただけていることがまず嬉しいです。そのうえサポート!!ひいいっ!!嬉しくて舞い上がって大変なことになりそうです。