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染める日待ち

この記事は「#髪を染めた日」のお題で書いているのですが、
実は私まだ一度も…
髪を染めたことがありません。
だから私の場合は「#髪を染めた日」じゃなく、待ちの段階。「#染める日待ち」の記事です。

40も半ばの私が染めたことがない理由。
元々の髪の色が茶色で天パだったから。

生まれつき色素が少し薄いんですよね。瞳の色も茶色。髪の色も茶色。
みんなが黒い中、私はなんで茶色なんだとコンプレックスに感じていました。
そこにやってきた中学・高校時代の脱色ブーム!
世の中の皆さんの髪色が茶色になると、
目立っていた私の髪色もだんだん地味に見えてきて、ホッとしたのを覚えています。

今思えば大学時代にカラー体験をしてみれば良かったのですが、
ようやくみんなと同じ色になってきた髪色をどうこうするよりも、天パをどうにかしたく。ストレートパーマをかけたりしているうちにカラーのことを忘れていました。

就職先は中学校だったので生徒や保護者の手前、あまり髪色を変えるのもなぁ〜と思っていたら、あっという間に月日は流れ…

今です!!!

でもね、今の私には「髪を染める予定」があるんですよ。
「し、ら、が、ぞ、め」
を私の人生初のカラーにしようと思ってまして。
この年になると白髪が出てきますよね。私は目が悪いので自分で見ているだけじゃ発見が遅れると思い、美容師さんに相談したところ…

「今は白髪もいろんな染め方ができて、良い感じになりますから!ミーミーさんに白髪が出てきたらやってみましょう!お任せください!」と。

それからというもの、美容室に行くたびに
「出てきてませんか?今日やりますか?!カラー!!」
と、興奮気味に問い、
「まだ出てきてません。まだです。まだ大丈夫です。出てきたら教えますから」
と、少し引き気味に返されるしまつ。

だから、ちょっとね、楽しみなんです。
白髪の出現にビビりつつも、出てきてくれたら初体験のカラーが待ってるわけですからね。
それも
「良い感じになります」と。
どう「良い感じになる」のかわかりませんけど、その響きにワクワクして、白髪が生えてきたらなんだか素敵にしてもらえるような気になっております。

年を重ねてからの初体験は、
若い頃の初めてとはちょっと違って、
怖さやドキドキよりワクワクの方が増すものなんですね。
白髪の出現さえ待ち望むようになるなんて、
「良い感じになる」という言葉の魔法もすごい!

まだ染めてはいませんが、
まさかこんなに楽しみになるなんて、ここまでとっておいて良かったなぁ、染め体験。

もうすぐ確実にやってくる「#髪を染めた日」
待ちの今の気持ちを書いてみました。



#髪を染めた日

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