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【MOTHER】をマザー視点で考える

息子に熱くすすめられたため、
遅ればせながら【MOTHER 2】というゲームをプレイしています。

ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、
元々【MOTHER】というゲームがありまして、
今回は息子から
「2からが良いんじゃないの?2の次が3、それで1をやるのがベストとされている」と言われたので、そのままアドバイスに従って2から始めました。

ここで簡単に【MOTHER 2】とは…

『MOTHER2 ギーグの逆襲』は、1994年8月27日に任天堂より発売されたスーパーファミコン用のコンピュータRPG。
前作『MOTHER』の発売から約5年後の1994年に発売されたMOTHERシリーズ第2作目。スーパーファミコン用ソフトとして制作された。前作に続き、コピーライターの糸井重里がゲームデザインとシナリオを手掛けている。キャッチコピーは「大人も子供も、おねーさんも。」

Wikipediaより

発売当時から、うっすら知ってはいたんです。
(あ〜、糸井重里さんがシナリオを手がけているMOTHERね)と。
でも当時高校生だった私はもうあまりゲームをしなくなっていましたし、
「いつかはプレイしたいな〜」と思いつつも後回しになってたんですよね。
それが今回、令和5年の夏。
いよいよですよ!まさか息子からすすめられてプレイすることになるなんて。
発売から30年近く経ってますが
「ついにこの時がきたか!」という感じでワクワクしております。キャッチコピーにもビビっときました。
「大人も子供も、おねーさんも」ですって!
大人のおねーさん?として、張り切ってプレイしていきます!

まず、今このnoteを書いている段階で
まだクリアはしておりません!
なんだったら、始めたばかりです。
始めたばかりではあるのですが、ちょっと感動したことがありまして、
今回はそのことについて書いてみたいと思います。(前置きが長くなりました)


*ここからは少しネタバレを含みます。これからプレイ予定の方はお気をつけください。


MOTHER 2を始めるにあたり、
まず行なったのが
「名前を決めること」でした。
いや、RPGで主人公の名前を決めるなんてどのゲームでもやるでしょ、と思うじゃないですか。
でも、MOTHER 2の「名前を決める」は主人公の名前だけじゃないんです。
⭐︎ 主人公
⭐︎ 友だちの名前(3人分)
⭐︎ 犬の名前
⭐︎ 好きな食べもの
⭐︎ 格好いいと思うもの

これだけのことを最初に決めるんです。
もう最初の決めごとだけでその日はお腹いっぱい感。それぐらいわりと真剣に考えました。

友だちの名前と犬の名前を考えたあとに好きな食べものについて聞かれたので、もうテキトーに入力しようと思ったのですが、
息子から
「好きな食べものはしっかり考えた方が良いよ!家に帰るたびにお母さんが食べさせてくれるから!」
というアドバイスを受けました。

家に帰るたびにお母さんが食べさせてくれる!?

最初、ちょっと意味がわからなかったのですが、プレイを始めてみて、なるほどなと。
冒険に疲れて家に帰りお母さんに声をかけると
(最初に入力した)好きな食べものをふるまって休ませてくれるんです。
こんなふうに↓

「何もいわなくてもいいの。ママはわかってるつもりよ」
「ちらしずしでも食べてゆっくりおやすみ。チュッ!」

食べて寝たらHPが回復してるという。
ありがたい、母の手料理。
そして上の画面に出てますが私の好きな食べもので登録したのは「ちらし寿司」でした。
寿司飯が好きなので毎回食べても飽きないおいしさです。実家に帰るたびにちらし寿司。最高。

ここで主人公の家族の説明(設定)を。

ママ / Mama (Mom)
「ぼく」の母親。楽天家な性格。自宅で息子の帰りを待っており、帰宅時には好物を作る。
トレーシー / Tracy
「ぼく」の妹。幼いながらも、依頼人の荷物を預かる会社「エスカルゴ運送」で電話受付のアルバイトをしている。
パパ / Papa (Dad)
「ぼく」の父親。「ぼく」と電話越しに会話し、冒険の記録を付けたり銀行口座へお金を振り込んだりする。物語の中では姿を一切見せない。
2時間以上連続でゲームを続けていると電話をかけてきて休むように促す(「ぼく」がいない場合でも同様)。

Wikipediaのキャラクター紹介より

ママは好物を準備して待っていてくれますし、
パパとはいつも電話で話すだけですが、お金を振り込んでくれたり冒険の記録をつけてくれたり、長時間のプレイを心配してくれたりします。

77ドル振り込んでくれたパパとの会話
「今日はもうやめる」と言うと、
労ったうえで「電源をオフにしなさい」と言ってくれる。

いや、なんだか私、感動しちゃって。
こんなに最初の段階で感動しちゃうなんて変かもしれないんですけど、
この主人公の家族、すごくないですか?
決して主人公(子ども)の冒険を邪魔しないんです。
私にも息子がいるので思うのですが、ついつい
「危ないからダメよ」と止めてしまいそうな場面でも、このMOTHERの世界のパパとママは、
「どうせ止めても行くんでしょう。せめてちゃんと着替えてから行きなさい」と、
優しく背中を押してくれます。(出発の条件として着替えは必須)

でも、行かせっきりじゃない。
心配してお金は振り込んでくれるし、
体調を心配して労ってくれるし、
いつ帰ってきても好物を準備して待っててくれる。
ちらし寿司なんてね、結構時間と手間がかかりますよ!それを毎回ですよ!いつ帰ってくるかわからない子どものために作って待っていてくれるんです。優しい。

この家族の懐の深さ、半端ないです!!
私も母(マザー)として、
このMOTHERのマザーを見習わなきゃなぁと。(マザーマザー言っててすみません)
勝手に涙しながらプレイしております!

まさか45の夏、ゲームを通じて母としての生き方を学ぶことになるとは!!
感動して泣いてばかりでは先に進めないので、
このnoteを書き終えたあとには少し気合を入れてクリア目指して頑張りたいと思います。

【MOTHER】シリーズを未プレイの方、おすすめです!今、Nintendo Switchでもプレイできるようになってます。

#ゲームで学んだこと

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ミーミー
こんなところまで読んでいただけていることがまず嬉しいです。そのうえサポート!!ひいいっ!!嬉しくて舞い上がって大変なことになりそうです。