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ミニマリスト実践者から見るそのエッセンス

「モノが少ないと快適に働ける」の読書録です。


概要

著者の土橋正さんは文具用品のディレクターやその企画をやっている方です。

この本からは書類の山から自分をいかに開放するかの実践的ハウツーや著者なりのミニマリズムのエッセンスを受け取ることができました。

この本をおすすめしたい方

・ミニマリズムに興味がある方

・書類の山にうんざりしている方

快適最小限

著者はミニマリズム的シンプルさを

快適最小限

と表現しています。

本当に必要なものだけを残し、それ以外のものを削ぎ落としていく、

そうしてやってみると、案外心地いい、

そんな感覚を大事になさっていると感じました。


世の中の物事ってものは難儀なもので、

大抵のものが帯に短し襷に長しになってしまうのでしょう。

今を見るなら、いささか供給過剰が目立つ世の中かもしれません。

その中で不要なものを削ぎ落としていって、

もう削れないって所からもう一歩踏み出してみると、

案外削っても大丈夫だったことに気づく、

そして案外それが心地よいと気づく、

そういった感性は大事にしていきたいです。

ためずに流れをつくる

著者が快適最小限を実践する上で意識していることの一つです。

悪いものというのはどうしても溜まりやすい物なんでしょう。

お金にしても、

貯金はなかなか増えないのに、借金はもうすぐ増える。

そういう物でしょう。

だからそういう悪いものには、

入ってくるスピードに合わせて、出していく流れを用意しないといけない。

耳が痛い話です。

器を意識する

著者が快適最小限を実践する上で意識していることのようです。

人間大きい器を用意してしまうと、そこになんでも詰め込んでしまうものです。

収納とかスケジュールとかもそう。

だから最初から小さくしか用意しない。

それでひとまず満足してみる。


ミニマリズムとは

何も持たないでも自由でいられる自分を認め、

そこから自分に豊かさを与えてくれるものを選びとることではないか?

と私は思い至った。

浅慮な私のいうことなので聞き流して置いて欲しいが...

そのほかにも

時間管理をする際には、タスクの種類ごとにツールを分けるといった話や

著者なりの本の読み方など

興味深いトピックは多かったです。


本は私に考える機会と恵みを与えてくれます。



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