私にとっての小籠包はニューヨークのチャイナタウンのやつ
はじめて親とじゃなく海外に行ったのが、中2の時だった。
当時所属していたミュージカル劇団のお姉さん、(26歳ぐらいだったと思う)がニューヨークに行くというので、1週間学校を休んでついていったのだ。いま考えると、だいぶぶっ飛んでいる。
そのお姉さんというのがまたぶっとんだ人で、高校卒業と同時にアメリカに渡ってダンスを勉強していたらしい。帰ってきてからは劇団四季で活躍していた。胸を張って歩きながら常にリズムをとっていて、でも涙もろくて、しぐさが何もかもかっこいい憧れの人だった。