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モヒート!モヒート!モヒート!@キューバ

大学の卒業旅行はキューバに行った。
親友のマリはあまり色々計画を立てない人で、行き当たりばったりの勘がとても鋭い。じゃあそのペースにのっかてみるか、と往復の航空チケット以外なにも決めず(どこの都市にいくか、ホテルはどこにするかも決めず)現地集合することになった。

結果その選択は大正解で、この体験が私の旅行観を完全に覆すことになった。

キューバは、めちゃくちゃ近代史好きでなければ「これを見なきゃ!」という観光地のようなものはあまりない。ふらふらと街歩きしてその雰囲気を眺めるのが一番楽しい観光スタイルのような気がする。

滞在した日々はめちゃくちゃ暑かった。だからそんなに歩き回れるわけもなく、お散歩と休憩を繰り返すのんびり街歩き。まずはハバナに数日滞在した。

お散歩して、モヒート飲んで、休む。お散歩して、カフェ・コン・レチェ(甘いカフェオレ)飲んで、休む。お散歩して、モヒート飲んで、休む。

特に旧市内で飲んだヘミングウェイが好んだモヒートっていうのがめちゃくちゃおいしかった。たっぷりのライムとハーブ。
のどがカラカラなのがいいスパイスになったのかもしれないけれど。

休んでいると、流しの歌うたいの人がサルサを奏ではじめてダンスパーティが始まる。時間なんて気にしないでげらげら笑う人たち。
日本とは全然ちがう日常がそこにあるってことだけ、ぼんやりと受け取った。

おまけ
ハバナでみたキューバ国立バレエの演技が忘れられない。振りを合わせる気ゼロ。いままでみたどのバレエより自由奔放だった。共産圏って、びし!そろってます!が美徳みたいなイメージがあるけれど、たぶんキューバの社会主義ってそうじゃない形で残ってるんだろうな…




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