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【CASE2.夫婦関係】続×3・セックスレスのことを書くゾ。要因解明その4

セックスレスの要因ひもとき

セックスレスの要因をいろいろ想像して書いてみたなかで、ようやく最後の1つを書くときがきた。
あー長かった。

  1. 異性として見れなくなった

  2. 飽き・マンネリ

  3. それどころじゃない

  4. 愛情を別の人にかけている/性欲の発散場所がある

これが1つ目について。

で、これが2つ目。

でもって、これが3つ目だ。

そしていよいよ、最後の検証をしようと思う。うんうん、長いよな。わかってる。ほんとごめんなさい。

4.愛情を別の人にかけている/性欲の発散場所がある

そしてこれだ。浮気や不倫など愛情が外へ向かったり、風俗なんかで性欲を晴らしたりというパターンだ。

浮気を疑えない人間です

流れでセックスレスであることを打ち明けたママ友に、浮気をしてるんじゃないか、風俗に行ってるのではないかと問われたことがある。「あー確かにな」と、実はそのとき初めてその可能性を考えた。私には浮気を疑うという脳みそが、ないのだ。そして、それは今もない。
離婚を検討したときに、浮気してないかを少し疑ってみたが、やっぱりどうしても現実味を帯びないのだ。

これに関しては、ものすごく世間一般と乖離していると実感している。

別に相手が自分を愛していることに揺るぎない確信があるわけではない。そしてコンプ人間なんで当たり前だが、自分が男が離れていかないくらいのいい女という自信があるわけでも決してない。嫉妬しない性格というわけでもない。

自分にその選択肢がないんだと思う。
0.1%でも、「配偶者とセックスしたくないけど、婚姻関係なんかは維持しつつ、でも性欲はほかの人で発散させたいという願望が出て行動に移す可能性」があるなら、相手もそうじゃないかと思うだろう。けど、どうもその考えが浮かばない。

男は浮気するものだとか、世の中ではよく言われているが、私は自分がその辺の感覚がないので類は友を呼んでいるのか、男性の友人や知人で浮気モノはあまりいない。
ヤリチンはいても、特定の人ができるとパタッとなくなることが多い。
離婚した友人なんかも浮気が原因はまず聞かないし、それでもめてるとかもまったく聞かない。

別に一途とかそういうことじゃないのだ。
自分がセックスしたくないけど相手はセックスを求めているというケースになったときに、私は婚姻関係を維持する気持ちを持たないだろうと思う。たとえ子供がいても。
愛しているなら自分と相手の性欲の違いに対して、当事者として問題意識を持って、解決に取り組もうとすると思うだろうし、愛していないなら、相手が執着する前にお別れをする。

逆に、欲というよりほかの人に恋をしたなら、それはなおのこと結婚生活を続けることは考えられない。
なのでねえ、何度考えても疑う気にならないんだよなあ。携帯を見たいと思ったことすらないし、夜が遅かろうが出張だろうが、まったくそういう疑いが浮かばない。

つまり、しようと思うと浮気なんてし放題だし、遊びたい放題だと思う、うちの夫。

欲を出して日常に戻る

もし性欲を別のところで発していたなら、とリアリティのないなかで考えてみるが、「性欲を発散している」「発する」「処理する」的な言葉使いになるような関係性を私に用いようとしていたほうがぞっとする。
せめて「満たす」という言葉にできるような関係でないと、恋人や配偶者として私には不適切だ。
お付き合いできません、だ。
排出欲のような何かを抜く(自己処理をヌくっていう表現、うまいこと言ってるよねー)引き算の行為を求めているわけではないのだ、私は。
何かが埋まっていくという足し算の行為を求めているんだと思う。

なので、ある意味、私の求めに誠実に向き合うための行為ともとれるのかもしれない。
今コイツを抱くと「処理=引き算行為」になるので、ほかでしよう。的な。
そして足し算欲を感じたときには、愛する人と行為に及ぼう。と思うのかもしれない。

よく不倫モノで、「帰っていく場所がある」とかいうが、引き算行為ができる人と足し算行為ができる人の線引きもあるのかもしれない。
そして、足し算行為ができる人のほうが、体だけでなく心もかかわってくるため厳選されてしまうんだろう。
体だけってのは排せつに近いので、代わりがいるんじゃないかと思う。

何がほしいのかをもう一度考えてみよう

引き算でもなんでもいい、抱いてくれということもあると思う。
欲が埋めてもらうためか、満たしたいのか、そんな目的なんてそのとき冷静に考えてなんていない。
甘いものと似てるのだ。
癒しているのか、埋めているのか、満たしているのかなんて、貪っているときにわかるわけがない。
そしてどっちも存在することもある…ように思うし。

拒否されるというのは、ご褒美がないことでもあるし、お金があるのにごはんを買えないようなものでもある。

浮気であろうが、本気であろうが、風俗であろうが、異性を必要とするところすべて私一択にせーよ!!みたいな気持ちもわからなくもない。
妻であり、恋人であり、友人であり、理解者、そうお前のツボを心得た最高の娼婦にもなってやるじゃないか!!
うん、なんか泣けてくるくらいの愛情を感じてきたこの人↑に(笑)

で、だ。
そんなでっかい包括愛を打ち出している、なんなら盛大にキャンペーンしているのに、それでもレスるのを継続する場合。
この人の配偶者は、この人のように役割をひとまとめにできないってことなんだろうな結局。
専門職と総合職みたいな感じ。
担当別に細分化ができているんだろう。
体と心とか、引き算と足し算とか、愛人と本妻とか。

浮気しない人は大きく2つだろう。
全部やりまっせの個人事業主か、部署は分かれているけどジョブローテーションや異動があるか。

我が家の場合

どちらかというと私は個人事業主タイプなんだろうと思う。
いろんな方向で相手と関わることを望むし、相手もそうであってほしいと思う。
だが、娼婦役はしたくない。
そこだけは除外項目なのだ。
はけ口になんてされたくないというプライドなんだろう。

しかし、私はもしかすると引き算行為を求めていたのかもしれない。
乱暴に言うと、日ごろの不満やストレスをかみ殺す代わりに出る「欲」も、夫にぶつけてしまっていたのかもしれない。
それが、きっとうちの夫がずっと拒否している根本原因なんだと思う。
私の「シテシテ」は、彼の足し算欲を大幅に失わせたんだろう。
もしかすると、夫は、そういう意味では私より純粋で誠実だったのかもしれない。


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