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【CASE2.夫婦関係】続続・セックスレスのことを書くゾ。要因解明その3

セックスレスの要因ひもとき

あと2つでこの大見出しは終わるのでもう少しだけ、お付き合いいただきたい。
何度も書いているが、レスの要因は以下の4つではなかろうかという仮説について、いろいろ書いています。

  1. 異性として見れなくなった

  2. 飽き・マンネリ

  3. それどころじゃない

  4. 愛情を別の人にかけている/性欲の発散場所がある

このうち、1と2はヒートアップしながら書かせていただいた。

で、この記事はその続きから書こうと思う。

3.「それどころじゃない」

この言葉、書くだけでフラッシュバックっぽくなるくらいキツイ。
私はこの言葉に凄まじく悩んだ。
なんやねん、「それどころ」て。

「それ」の重量は価値観が決める

「それ」には、もちろん病気やそれこそED、仕事や育児の多忙、疲労といったことが含まれる。
なので、セックスどころではないってのはめちゃくちゃある。
セックス欠乏中の私だって、今触られることすらごめんってなときがあるくらいだ。

しかし、こういうものってとても可視化しにくいものだ。
これが厄介なのだ。

例えば、レジ打ちの仕事をするとしよう。
夫は体力的にはまったく疲れない。何時間でも立てるくらいだ。
妻は3時間立ちっぱなしは足が疲れてしまう。
夫は妻が4時間レジ打ちのパートをして帰宅し「疲れた」「それどころじゃない」と言われて納得ができるのかどうか。

これって結局想像力と思いやりに頼るしかないところなのだ。

この例ならまだ「足のむくみを見せる」というギリギリ見える化できる方法でワンチャン理解いただけるかもしれない。

では、逆にこの例で、体力的には大丈夫な夫がルーティーンワークに飽きて精神的に疲れてしまい、妻が求めているのに「疲れたからそれどころじゃない」といったならば、妻は理解できるだろうか。
変なお客さんのクレームで疲労した場合は?

何も見せて証明できるものがない。
さらにいうと、詳細を説明しない夫もたくさんいるだろう。
妻からすると、「何かあったのかな」と推測はできれど、内容も重みもわからない。
うまく説明できても、妻が対人スキルが高くてクレーム対応が上手な人なら、「そんなことくらいで?」となったりする可能性もあるわけだ。

ここで「日ごろ」が試される

これは「信頼」と「知恵」という蓄積が結構左右すると思う。
いつもちゃんと相手を観察してきていたら、相手の許容量やパターン、何に精神状態が出やすいかなんかがわかってくるので、「あー甘いものの量がえげつないから、キツそうだな」とか言わなくてもわかるようになったりする。

さらに、「それどころじゃない日」以外の日に、愛情を伝えたり、コミュニケーションを取ってくれていると、不満にもならないだろう。

さらにさらに。
自分側が「それどころじゃない」ときには理解してくれる。
それなら、もう文句なんてまったくない。
すごく健全な関係性だと思う。

そう考えると、私たち夫婦は、健全とは言えなかったように思う。
自分で精いっぱいすぎて、相手のことは結局互いに歩み寄れなかった。
「なんでわかってくれないのだろう」と互いに思い、あきらめ、自分のことは自分で解決していくしかなかった気がする。

ではどうすればよかったんだろうか。

相手に関する知恵をつけること

極論をいうと、私は確実に愛情不足だった。
マイナスを埋めてもらうような関係性に依存をしていたから、夫と合わせてプラスマイナスゼロみたいな感覚だった。
今は自分でゼロ位置に持ってこれるので、その余裕で夫の「言葉以外の部分」を察することができている。
研究心を掻き立てられるってのは、相手への興味と余裕がないと難しいんだと思う。
さらにいうと、研究心こそが性欲にもつながっていくのかもしれない。

互いに独立し合っているというと、大人の良い関係性を指すように見える。
だが、相手の領域を放置することと独立は全く別だ。
相手が困ろうが悲しもうが痛かろうが「それどころじゃない」状態だろうが、それを気に留めず自分を相手に満たしてほしいと思ってしまうのはやはり健全ではない。
それならまずは自分で自分を満たすことをすべきなんだろう。
せめて依存しないこと、相手への興味はその先にしかない気がするな。

似て非なるもの「そんな気分じゃない」

「それどころじゃない」のようにしんどい気持ちにさせられる言葉に「そんな気分じゃない」がある。
しかしながら、この「気分じゃない」は、病気だのストレスだの以外の「なんかわからんがその気にならないんだよねー」ってのが多分に含まれてくるため、ダメージがでかい。

もちろん、「それどころじゃない」的な意味でこの言葉を使う人はいるとおもう。

「気分じゃない」でレスりたい人へのお願いです。

気分じゃない砲を浴び続けた私が、レスる側の方に伝えたいのは、もし相手側に言えるような原因がちゃんとあるなら、具体的に説明してあげた方がいいということだ。

どうしたらいいの?何をすればいいの?いつまで待てばいいの?というのが晴れないことには、不安が募る。
不安は、欲を刺激する。
埋めるものを欲し、余計に性欲に行く人もいれば、食、支配欲などからヒステリーが過剰になる人もいるだろう。
これはレスる側にも利点はないと思うのだ。
「浮気はしてほしくない・役割はまっとうしてほしい・でも求めないでほしい」の理由が「気分」とこられると、あーたねえと私の中のデビ夫人はコンコンと説教をしたくなる。

基本的に、「安心」「満足」の上に成り立つ愛情の場合は、ある程度は待てるし我慢ができるし、別の行為や言葉で納得できるんじゃないかと思っている、特に女性は。
相手を不安にさせたり、孤独にさせたりというのは一番自分にもブーメランがくるってなもんだ。

眠たいならそれを、しゃべりたい気分ならそれを、産後で性欲が減退しているならそれを、ひとまず伝えてほしい。
理由がわからない「気分」ほど厄介なものはないのだ。

ただし、自分でもなんで気分にならないかがわかってない場合があると思う。
それがいつまで続くのか、自分にもわからない。
その場合は、正直正解がわからない。
ただ、相手が何かを変えればムラムラするってわけでもない場合は、安心させてあげてほしいなあと思う。
「ちょっと太ったからかな」とか、ほんとありとあらゆる理由を想像して潰そうとしたりするもんなんです、元乙女たちは(元少年のことは知りませんが多分悩むとは思う)。
せめて余計に負のループに陥る「不足」や「不安」の原因菌は作らないでほしいな。
キスや手をつなぐといったことで安心できる場合もあるだろうし、ゲームや映画鑑賞なんかで全力で楽しませてくれる夜もいいじゃないか。
愛しくて失いたくない存在なのであれば、その人たちが自分を責めない配慮だけはしてほしいな。

察してとか、じゃないのだよ。
これはレスる側が伝えるべき思いやりなのだよ。
レスる側にもレスられる側にも、上下関係はないんだよ。


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