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ペット飼いたいのひとことで婚約者と冷戦


休日に動物カフェに行くのにハマっている。
もともと実家ではワンちゃん2匹と暮らしていたので動物、とくにワンちゃんが大好きなわたし。

ワンちゃんと触れ合いたくて触れ合いたくて、
時間ができると、つい犬カフェに行っていた。
犬カフェ以外に猫カフェも行く。
そして最近ハマってるのが「ミニブタカフェ」!

初めて行ったのは婚約者と2人で、
それ以降は一人で行ったり、友達とも行ったりした。


そしてまた土曜日にミニブタカフェへ行き、
ブタちゃんかわいいが爆熱…

ずっとわたしの膝から離れず、くっついてる。


寝てしまった…



とんでもなくかわいい…!!
愛おしすぎてたまらない。
なんなのこの可愛さ。何時間いても飽きない。


興奮が冷めず、翌日日曜日になっても
ブタちゃんとの写真を眺めては頬が緩む。
ああブタちゃんと暮らしたい…
わりと本気で考えはじめた。


ブタカフェに行ったこの日、
係の方からもし飼うことになった際の飼育方法や、病気などの対処法についても聞いて
パンフレットまでもらってきた。

ペット可の物件に引っ越す必要はあるし、
仕事もいまのような激務だと可哀想な想いをさせるので、飼うなら在宅ワーク、
せめて残業のない仕事に転職することになる。
準備は必要だけど、庭付き一戸建てに住まないといけないとかではないし
飼えなくはない条件だ。



わたしはいま婚約者と暮らしていて、
結婚しても子どもを持たず、夫婦二人で暮らしていく予定なので
ここにいつか動物を迎えたいなあ〜という気持ちがあった。
二人の子ども代わりというのもあるし、
もともと動物が大好きでまた動物と暮らしたいという気持ちもあって。



それで洗濯物を干しながら婚約者に、
「いつかワンちゃんかブタちゃんを飼いたいな〜」と言った。

すると婚約者は、
「えっ?急だね」という反応。
(犬カフェやブタカフェに行って、動物と暮らしたい!とは言ってたと思うんだけど。
まあ一旦置いとく。)


それで「ブタちゃんと暮らしたい」と言ったら
「え?!いやブタはちょっと…ブタはなしでしょ」と言われた。結構否定的に。

彼もブタカフェへ行って、かわいいね〜とは言ってたし、そこまで拒否されるとは思わなかったけど、とにかくブタはなしだそう。
あんまり飼いたいと思わないとのこと。


「まあせめて犬なら…」という反応だけど
犬にしても、飼いたい!という感じではなさそう。

ブタちゃん熱が爆発していたわたしにとって
ブタちゃんを否定するような彼の態度や言動は悲しかった。

子どものこともそうだけど、
彼は欲しくないと言った。
わたしもどうしても産みたいわけではなく、
それよりは彼とこれからも一緒にいることが一番大事だったので
わたしたちは夫婦二人で暮らしていくことに決めた。


だけどペットもだめなの?


年明けも、わたしの仕事のことで揉めて、
「その仕事を続けるなら別れる」と言われた。
もちろんそのときの仕事の仕方やわたしの私生活にも問題はあった。
だけど…


子どものこともそうだけど
婚約者といると、なんだかあれもだめ、これもだめと言われることが多いこの頃で、
選択肢を狭められてる気がしてしまう。


本当にこの人と一生一緒にいていいのかな?
とふと思う。


仕事のことでいうと
その仕事はやめた方がいいとか、定時で上がれる仕事にした方がいいんじゃないか、とか言われるのは正直窮屈。
いちいちうるさいなと思ってしまう。


仕事だけでなく、
子どものことも、ペットのことも彼は反対だ。
でもなぜわたしばかりいつも引き下がって譲歩しないといけないんだろう。
だんだん腹が立ってきた。




正直な話、彼と結婚しなくても困ることはない。
ただ年齢が31歳なので、もしも結婚を考えているなら、彼と別れたら婚活に苦労すると思う。
だけど彼じゃないならわたしは結婚したいと思ってない。

たまたま彼と出会って、彼と結婚したいから
結婚の話が進んだだけで、
もし彼と別れてその後未婚なら、もう一生未婚のままでいいと思ってる。


むしろ結婚するよりも、好きな仕事をして、
好きなインテリアに囲まれながらブタちゃんと生活することを想像するとわくわくする。
だれにもなにも言われず、自由気ままなおひとりさま暮らしもすっごく良い。


懸念としては、結婚しないとしないで
きっと周りがとやかく言ってくるだろうなあということ。
一人でどんなに充実してしあわせに暮らしていても、結婚しないのかと聞かれたり、
独女だとか、寂しそうとか言われたり思われたり、なぜか世間は独身に厳しい。
そういうよくわからない価値観を押し付けられても、一生受け流していける覚悟がわたしにあるのか。

結婚してないから不幸せで、
結婚してるからしあわせ、みたいな風潮ってすごく窮屈で偏った考え方だなあと思う。
勝手に人のしあわせを決めつけないでほしいよ。



だけどそういうのを一生受け流して独身を貫き、謳歌してる人もいるわけで、
そういう人は精神力がとても強いし、自立してるなあと思う。
一人で生きることや結婚しない選択を
周りも周りでせめて受け流してほしい。

「一人なの?可哀想」ではなく、
「そういう生き方もあるよね」って。
そういう風潮になったらいいのになあ。



彼との話し合いはまだ途中。
お風呂に入りながらこれを書き、気持ちを整理してる。


わたしとしてはブタちゃんが飼えないから別れる、とはならないけど、まったく歩み寄ってくれない彼の態度や言動は気になるし、
ずっとわたしが譲り続ける人生なんて耐えられない。


いつもこっちが譲ると思ってんじゃねえ。
と言ってやりたい。喉元まで出かかってる。
彼の今後の態度や言動によっては別れることもあるかもしれない。


そしたら、わたしはきっとずっと一人で生きていくことになるのだろうけど、
好きな仕事をしてブタちゃんと生活できるなら
そんな人生も全然悪くないやと思ったりする。




一応あと3ヶ月で結婚するわけですが、
こういう自分の気持ちを我慢したり置いてけぼりにせず
ちゃんと納得して結婚したいな、と思った夜。




こういうのを乗り越えて結婚してる人たちって
改めて本当にすごいです。




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