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別府八湯温泉道 第143番 谷の湯

鉄輪にある温泉です。
亀の井バスの鉄輪バス停から、いでゆ坂を下っていくと、地獄原温泉があります。その温泉のところを右に曲がり、細い路地に入ります。

なかなかこの路地も楽しいです。
ひょうたん温泉の竹製冷却装置があったり、宿の裏口だったり、なんだか普段は見れない風景が見れますよ。
その谷の湯通りのつきあたりに見えてきました。

浴場

昔はここから入れたんでしょうか。
今は横の民家に管理人の方がいらっしゃいます。そこで料金を払います。
窓のすき間にポリ管が置いてあり、そこから料金をすべり落とすシステムです。たまに見るパターンです。
早速入ってみます。まず目につくのが、この不動明王様です。

浴場
不動明王様

なんとも言えない存在感。
なぜ、ここに設置されているんだろう…。
お賽銭箱が置いていますが、風呂に入りながらお賽銭をあげる人がいるのだろうか…。

浴槽

浴槽は完全コンクリート造り。
湯は典型的な鉄輪の湯です。前に入った方が絶妙の加減で湯の温度を調整していただいていて、このまま気持ちよく入浴させてもらいました。
この調整の仕方を教えてほしい!
そういえば、電気をつけてなかったな…。

でも外からの光が入ってるからいいか(笑)
なんとも言えない独特の雰囲気の温泉です。

今はふさがれている壁

あとからふさいだ感が満載の壁
昔は女湯とつながっていたということなのでしょうか…。
だとしても、すごく中途半端な大きさなんですよね

湯口

湯口と水道の蛇口がありますので、調整はすぐにできそうです。
この横が常連さんの定位置のようで、ここだけコンクリートの床がピカピカでした。
こんな温泉を普段使いしている近くの人がうらやましいです。

さまざまな謎がある谷の湯。
また行ってみたくなるんですよね。
長く残ってほしい温泉の1つです。

■第143番 谷の湯
住所 北中1組
TEL なし
入湯料金 150円
利用時間 6:30〜21:30
定休日 なし
泉質 塩化物泉


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