#916.「努力の娯楽化」という考え方

こんにちは！
南米アルゼンチンより、Mimiです。

20代の頃の私は、
「毎日コツコツ」という言葉が
あまり好きではありませんでした。
というか、嫌いでした。

「毎日コツコツ」なんて言われると、
「そんなことわかってるから、もっと斬新で
大きな成果の出せる必殺技を教えてよ」
くらいに思ってましたからね。。。苦笑

ですが、大金をはたいて誰かに必殺技を
教えてもらおうと、私の仕事も人間関係も
恋愛もうまくいくことはありませんでした。

30代に入った私が改めて自己成長しようとしたとき、
自分の人生における過去の小さな成功体験を
振り返ってみたことがありました。

すると、たとえ規模感は小さくても、
自分自身が「成功した！」とか「達成した！」
と感じたことに関しては、それまでに少なくとも
数年間くらいは「毎日コツコツ」と努力をしていた
ということに気が付いたのです。

唖然としました。

自分がしてきたことなのに、
自分が一番気付いてなかったなんて。。。

では、なぜ過去の私はそれらのことを
「毎日コツコツ」できたのか。。。

それは、シンプルに好きだったから、
めーっちゃくちゃ「やりたい！」と
思っていたからだと気が付きました。

「成功したい！」とか「達成したい！」
という気持ちももちろんあったでしょうが、
それ以上に、それらのことをやっているのが
好きでもっとやりたかったのだと思います。

これを、「努力の娯楽化」と言いますが、
過去の自分にはそれができていて
今の自分ができないわけがないよねとも思いました。

じゃあ、今の私は何が好きなんだろう？
何をもっとやりたいんだろう？

「毎日コツコツ」と努力をすることが苦にならない、
好きだからやってしまうようなことは何だろう？
と自問自答をしました。

そうして選んだ道が、
大好きでずっと学び続けてきていた
スペイン語という言語を使って
当時大好きだったヨガの仕事をすることでした。

自問自答を始めたのがおそらく31-32歳の頃。
決断し、実行に移した（海外移住した）のが
34歳の頃でした。

アルゼンチンに移住してきたからの私は、
失恋をして辛い思いもしましたが、
一方で大好きなスペイン語を使って大好きな
ヨガの仕事をしていたので、完全にゼロからの
スタートにも関わらず、その努力が苦だと
感じたことはありませんでした。

まさに、「努力の娯楽化」ができていたんですね。。。

その数年後に再度キャリアチェンジをしてからは
今の仕事をしていますが、
今もスペイン語を使って生活をし、
ヨガのレッスンも続けています。

それらを続けるのは、全く苦ではありません。
ええ、やっぱ好きだからなんですねぇ。。。

つまり、何が言いたいかというと、
もしあなたが何かにおいて「成功したい！」とか
「達成したい！」と思うのであれば、
本当につまらないですが、「毎日コツコツ」と
続けて努力をすることが必要になります。

しかも、最低でも数年間くらいは。。。

ですが、その「毎日コツコツ」が簡単ではないから
私たちはくじけてしまうんですよね。。。

じゃあ、「毎日コツコツ」が苦だと思わないことを
すればいいのです。知らぬ間に「努力の娯楽化」
ができてしまうようなことをすればいいのです。

今の私にとっては、日々誰かのご相談を聞くことや
こうして記事を書いたりラジオで喋ったりすることが
「努力の娯楽化」であり、「毎日コツコツ」が苦に
ならないことだったりします。

あなたにとっては、どうでしょう？？

仕事はもちろん、恋愛などのパートナーにおいても、
「毎日コツコツ」とお互いに気遣い合い、
支え合うことが苦にならないというのが、
結局は長く良好な関係を築けるための
「成功のコツ」になるのかもしれないね(^_-)-☆

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Mimi

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