めーママ

地方に住む在宅ワークで働く一児のママです。 娘は年長さんのときに構音障がいが分かり、1…

めーママ

地方に住む在宅ワークで働く一児のママです。 娘は年長さんのときに構音障がいが分かり、1年生から通級をしていました。 言葉がうまく発音できないことで、起こるトラブルは予想できましたが、実際に小学校生活が始まり起こったのは発音とは関係ないトラブルでした。 娘と母、そして父の話です。

最近の記事

グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場⑧

容姿を悪くいうのはイジメ 前回の話で登場したIちゃんに同調し「汚い」と言ったJちゃん。 Jちゃんは背の順が前後で体育の時間にペアになる相手でした。 どちらかというと不器用な娘は、体育の時間も行動が鈍いこともありJちゃんから「そうじゃない」とか「自分がやるからいい」など言われ、嫌な思いをしていました。 そしてある日、水泳の授業。 待機中に、娘の足の爪の形が変だと悪口を言ってきました。 悪口を言われるのは、この時は慣れてしまった娘。 知らんぷりをしていたら、Jちゃんは前後の

    • グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場⑦

      汚いと言われた娘 初夏の暑い日でした。 グループごとの新聞作成をしていました。 娘は代謝がいいので、汗をかきやす体質です。 なので、こまめに拭くように声をかけていましたしハンカチも多く持たせていました。 ある日、汗を拭きながら新聞作成をしていました。 汗が垂れてきそうなときは、新聞から離れて気を付けていました。 自分が記入する箇所があり、新聞を書いているとき汗が一滴新聞に垂れてしまいました。 (あっ、垂れちゃった。気が付かれたら言われそうだな・・。嫌だな・・) そんな

      • グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場⑥

        自分で決めた、ぼっち 四年生になった娘。 相変わらず、新学期は転校生に声をかけていました。 転校してきて声をかけてもらうって嬉しいですよね。 私も、転校生を経験しているので気持ちはよく分かります。 声をかけた転校生のHちゃんもきっとそうだったのでしょう。 娘と常に一緒にいたいという気持ちが、行動で表れていました。 三年生の時の娘のようです。 どこに行くのも一緒。 何をするのも一緒。 これが、自由でありたい娘にはとても嫌な気持ちへと変わっていきます。 自分の話ばかりして

        • グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場⑤

          三人組の難しさ~消えろと言われた娘~ Gちゃん、とても怒ってやってきました。 G「なんで、いなくなるの?」 娘「自分たち必要なさそうだったから」 G「・・・消えろっ」小声 娘はCちゃんと一緒にCちゃんの席に移動しました。 そう、「消えろ」って聞こえたから目の前から消えたという。 Gちゃん、また追いかけてきます。 娘「消えろって言ったでしょ。だから消えたの」 G「そういうことすると嫌われるよ」 今までの我慢が爆発してしまった娘。 どうすることもできないCちゃん。 自分の思い通

        グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場⑧

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場④

          友との出会いと娘の欠点 3年生になりました。 娘は、保育園時代に夫の転勤で1年ごとに転園していた経験から転校生に対しての共感が強く、始業式に声をかけたのは転校生だったCちゃんでした。 Cちゃんとの出会いは、娘にとって今でも心の支えとなる貴重なものでした。しかし、Cちゃんと過ごすなかでも様々なトラブルが起こってしまいます。Cちゃんと娘そして誰かという3人組になると起きたトラブルです。 娘は一人っ子なこともあり、独占欲は強いほうでした。 兄弟で親や物を取り合うという経験があり

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場④

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場③

          A君とB君 娘の机の上に置いてある消しゴムを取って、A君とB君で教室内を逃げ回ったり、男子トイレに逃げ込んだりすることが続いていました。 それでも、消しゴムを自分でなくしているかもしれないと娘は完全に男子のせいにはしませんでした。 娘は、2人にやめてほしいとか言えていて悲しいというよりは 「むかつくなぁ」 という愚痴が多かったので、 「よくある好きな女子をいじめる男子なんじゃない?好きなんだよー。」 と明るく話を聞いていました。 ですが、ある日のお風呂の時間に娘が腕のアザを

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場③

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場②

          男子からのいじめ コロナ禍での学校生活は、マスクをして机が離されグループ活動も減り友達を作りづらい環境でした。 それでも持ち前の社交性で声をかけていました。 まだ、2年生。 仲間に入れてもらえないこともありましたが、クラスに馴染んでいきました。 秋ぐらいでしょうか。 隣の席の男子A君と仲良くなりました。 A君はモテ男で、クラス内でもA君を好きな女子が何人かいました。 なので、話しているだけで睨まれたりすることもあったようですが、この女子の嫉妬みたいなものはあまり気にしていま

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場②

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場①

          個性 娘の個性がハッキリしてきたのは、年長さんのころでした。 物怖じせず、初めての場所にも溶け込める社交的な性格は恵まれたなと思いました。 しかし、曲がったことが嫌いで正義感が強いけど、打たれ弱くすぐに泣いていました。 泣き虫が目立ち始めたのは、この頃でした。 すぐ泣いてしまうと、やっぱりお友達関係はうまくいかないともので小学生になってから悩まないように、親なりに備えていたつもりですが小学生になった娘を待っていたのは辛いことも多くあり、もっと対策ができたのではないかと悔やみ

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場①

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場_はじめに

          はじめに はじめまして。 地方に住むアラフォーママです。 単身赴任中の夫、高学年の娘、保護猫の3人と1匹家族です。 娘は、周りと考え方が少し違う個性的な女の子です。そのため、発達障がいを疑い相談したこともあります。 現状、娘は俗に言うグレーゾーン。 発達障がいの診断はされていません。 年長さんのときに発音の遅れが判明して、1年生のときから通級にて指導を受けていました。 4年生で通級を卒業して、周りのみんなと変わらない学校生活を送っています。 しかし、不器用なところもあり学校

          グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場_はじめに