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グレーゾーン娘と母の日常、時々父登場④

友との出会いと娘の欠点

3年生になりました。
娘は、保育園時代に夫の転勤で1年ごとに転園していた経験から転校生に対しての共感が強く、始業式に声をかけたのは転校生だったCちゃんでした。
Cちゃんとの出会いは、娘にとって今でも心の支えとなる貴重なものでした。しかし、Cちゃんと過ごすなかでも様々なトラブルが起こってしまいます。Cちゃんと娘そして誰かという3人組になると起きたトラブルです。

娘は一人っ子なこともあり、独占欲は強いほうでした。
兄弟で親や物を取り合うという経験がありません。
いつも自分を見てくれる親がいて、自分だけが使う物がある生活でした。

友達も自分と仲のいい友達。
他の人に邪魔をされたくないという悪い面が見え始めていました。
二人きりがいいというよりは、二人で何かしようというタイプで「外遊びに行こう」「あの遊びに入れてもらおう」と二人ながらもクラスメイトとの距離も縮めていました。

3年生に起きたトラブルは、4つ。
一つ目は、3人組になったときの話です。
これは誤解から生まれたものでした。娘とCちゃんとDちゃんが席が近く仲良くなりました。CちゃんとDちゃんが、二人で何かしていることが増えていき娘はその中に入らないでという状況がありました。
このとき、全員が不器用だったのかなと今思うと感じます。
結論、なぜCちゃんとDちゃんは二人で行動していたのかというと、娘へのお手紙を二人で作成していたのです。
分裂し、Dちゃんが抜けた後にもらうことになったその「ありがとう」の手紙は、親としてもとても複雑でした。
そして、分裂後にDちゃんが娘の机に置いた手紙も何とも言えぬ気持ちでした。内容としては、分裂後にぶつかったぶつかってないで話し合い後に先生に誘導されて謝った娘に書いた手紙で
『娘ちゃんは、ちゃんと謝れてすごいね。自分はできなかった。Cちゃんとずっと仲良しでいてね。』
という内容でした。何とも、複雑です・・・。
二つ目は、娘が先生に注意を受けることになった話です。言い方のきついEちゃんに苦手意識のあった娘は、CちゃんがEちゃんと仲良くしているのをよく思っていませんでした。
気持ちが表面に出てしまうことがあり、Eちゃんは娘に睨まれたと相談し娘は先生に注意を受けました。
この時、睨もうという意識はなく「やったつもりない」というのが娘の意見でした。そのため、先生に「やっていない」ということを伝えましたが、信じてもらえなかったのが辛かったようでした。
やっていないということを信じてもらえなかったから、何も信じてもらえないと卑屈になっていた時期でした。
三つ目は、男子とのトラブル。F君は間違ったことをしているまたはずるいことをしているクラスメイトのことを、先生に言う子でした。
外遊びで一緒に遊んでいるときも、タッチしたしていないでよくもめていました。ただ、これは娘だけでなく他の子も同様でしたので先生に相談するとか思いつめたように悩むとかはありませんでした。
誰が見ていて誰が言いつけるか分からないよという経験をした出来事でした。
四つ目も、三人組から起こったトラブルでした。
Cちゃんと二人で過ごすことが増え、楽しい毎日を送っていました。
そこに、色んなグループを転々とし娘たちのところに辿り着いたGちゃんがやってきます。
このGちゃん、グループの中で自分が一番でなくてはいけない子でみんなで決めた遊びも直前で却下したり、じゃんけんで決めたものも自分がやりたくないなら直前で却下。
ふてくされてしまい、2人で困ったまま休み時間が終わることが増えました。
娘は悪口は言ってはいけないと私の教えを守り、CちゃんにGちゃんの文句を言わずCちゃんも娘には言いませんでした。
後から分かったことですが、お互いが我慢していたそうです。
ある日、班活動も三人一緒なので三人で動いていました。
Gちゃんが先導を切り、クラスメイトに説明などをしている間二人は待ちぼうけ状態になります。
普段からのGちゃんへの不満がたまった娘は、いつもと違う行動を起こしました。
(今、自分たちここにいる意味あるのかな。いなくていいよね)
この気持ちを抱き、娘はCちゃんに
「あっちに行かない?」
と誘います。Cちゃんも同じ気持ちだったのか二人が移動して過ごしていると怒ったGちゃんがやってきました。

Gちゃんの話は長いので、次回・・・。
三人組って、いつになっても難しいと感じたお話です。

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