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まちづくりの車中心と男性中心を見直す


まちづくり界隈では、車中心から、人中心へと叫ばれている。

さらに踏み込んで、男性中心の意思決定から、女性や子ども中心の体制に変えていきたい。

大事なのは、すべての意思決定の場に女性や子どもが出席すれば良いのではなく、男性ばかりの議論の場であっても、女性や子ども、子育ての視点からみた課題が含まれていること。

その実現に向けた取り組みは、海外や民間企業でも先進的に取り組んでいるので、課題に合わせて導入を検討していきたい。

車中心の暮らしについては、車を維持することの負担を考えること。
地方都市においては、車が手放せないのは理解できる。だから、これまで通り、課題として捉えなくても良いことにはならない。

実現に向けて

①道路を人と車の棲み分けをすること
②シェアモビリティも活用すること
③補完する公共交通機関を見直す事
④子育て世帯の公共交通機関の利用料を安価もしくは免除すること。

所有する価値よりも、共有できる価値にシフトしていく考えが前提になる。

まだまだ所有することがステータスで、共有することは避けたい潜在意識があるように感じる。だから物は溢れるのに、所有に伴う負荷が大きくて支出が大きいように思う。

問題なのは、課題を認識できていないこと。

課題の把握には、実体験や当事者の対話、日頃の取り組み、調べる姿勢が欠かせない。

今後は、小さな対話の場を、定期的に開催していく予定である。

『くじ引き民主主義』や『男性中心企業の終焉』なども参照しながら、自分ごと対話の場を模索していきたい。

参考図書

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