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気がついたら7回転職してジョブホッパー。強みを自覚することの大切さ | 自己紹介

こんにちは、宮地と申します。
現在ベンチャー企業で広報PRとして勤務する40代女性です。広報なのに自分のことをお話しするのが苦手なのですが、自己紹介も兼ねてこれまでの経歴などを書いてみることにします。

ジョブホッパーってなんだ

明確な定義はありませんが、半年や1~2年という短期間で転職し、また、転職回数が4,5回を超える人を「ジョブホッパー」と呼びます。中途採用の現場では、ジョブホッパーは敬遠されやすい立場にあります。
ミツカリ「ジョブホッパーとは?転職回数や在職期間は企業担当者からどう見られるのか」より引用

はい、私もジョブホッパーです。これまでに7回転職しています。
正直、自分でもここまで転職するとは思っていませんでした。

簡単に私の自己紹介(経歴説明)

経歴がたくさんありすぎて「簡単に」といいながら長くなってしまう(ジョブホッパーあるある)。

20代。何も考えず就職し、2年でキャリアチェンジ。
①バス会社(観光)2年
「楽しそう」という安易な理由だけで決めた就職。
若さと体力勝負なところが強く、長く続けられる職種にキャリアチェンジするため2年で退職。

②バイク便会社(輸送)10年
営業事務4年→広報6年くらい経験。
趣味で通っていたデザインスクールで、IllustratorやPhotoshopなどのデザイン系ツールのスキルを身に付け、HTMLなども習得し、会社のWebサイトやフライヤー制作を自前で作れるように。そのスキルがきっかけで広報部門立ち上げに参画させてもらうことになりました。
のちに広報室長にも任命してもらい、メンバーと2人で社内広報に注力していました。イントラネット内にサイトを作り、社長からのメッセージや社員インタビューのほか、イベントレポートなどを掲載。
拠点が離れた場所にあったので、社内報は結構活用されていたように思えます。
時代の流れでIT業界が盛り上がってきたことや自身もITへの関心が高くなったこともあって、IT業界目指して転職。

30代の暗黒時代から40代の現在まで
③オンラインゲーム会社(IT)1年
広報IR職で転職するも、新陳代謝が激しい(毎月5人以上の退職ペース)&前職との文化が違いすぎて(超体育会系→ゆるい)ついていけず1年で退職。

④ネット決済会社(IT)1年
前職の教訓から「経営者が大事!」と、ものすごく慎重に長い時間をかけて転職活動して決めた会社。社長も経理畑出身で誠実そうだし、上司となる管理本部長も証券会社出身でIRのことを学ばせてくださるという期待感もありました。
が、入社半年で社内紛争になかば巻き込まれた形で、1年も経たずに退職するハメに…。これは応えました。

⑤大手企業の関連会社(IT)1年半
短期転職が2社続き、当時は転職活動するも書類選考で落とされまくる。
ちょうど結婚したこともあって、逃げるように家庭優先で派遣社員に。
SIer企業のセールスプロモーション部門で会員管理や会員誌の編集アシスタントなどを1年半ほど経験しました。
20人くらいの部署の中で派遣社員も多い中、社員並みに仕事を任せてくれるありがたい職場でした。仕事の楽しさを改めて実感し、「もっと裁量をもった仕事がしたい」と、正社員での転職活動をすることに。

⑥IT研修会社(IT)5年
社員40名ほどのマザーズ上場ベンチャーで「Webマーケティング」という職種で正社員採用される。
気づけばWebサイトの制作からアプリアイコンなどのデザイン、システムマニュアルの執筆・進行管理など、5年間を振り返ると自分の職業が答えられない状態に。この先のキャリアを見つめ直して、改めて広報のキャリアを取り戻すべく転職活動。

⑦HRTechスタートアップ(IT)3年
当時まだ社員十数名だったスタートアップに3人目のマーケ社員として入社。導入事例の取材や執筆をメインに担当。
その数ヶ月後に広報専任となり広報を立ち上げる。6年以上ある広報のブランクを埋めるために必死で勉強会に参加。そして、市場の盛り上がりにも助けられて、急成長スタートアップでの広報を経験させてもらう。
今後のキャリアとしてBtoC領域も経験して幅を広げたいと考え、転職。

⑧宅配サービスベンチャー(IT)現在1年半ほど
BtoC領域で広報部門の再構築というミッションのため、自分の経験が生かせると感じて入社し、現在に至る。

ジョブホッパーのつらみ

正直、自分がジョブホッパーになるなんて思っていませんでした。
すべては十数年前の30代前半の短期転職2回目がターニングポイントでしょうか。その後、絶望的なまでに書類選考が通らなくなりました(苦笑)

最近では転職回数ではなく、スキルや経験を見てくださる企業もベンチャーやスタートアップを中心に増えてきています。ただ、それでも大手のエージェントさんをはじめ企業の多くからは転職回数(おそらく3,4回くらい)で足切りされます。(今も同じかはわかりません)
現職の転職時でも、大手のエージェントに登録しても「ご案内できる案件はありません」とお断りされていました。

「学歴も胸張って言えるものはないし、経歴もありすぎて、もはやまともな転職はできないのか…」

と、わかってはいるものの凹むこともありました。

明確なビジョンがあればジョブホッパーもむしろ強み

長らく私の中では転職回数の多さがコンプレックスでした。
本当は長く勤めたかった。自分自身に努力や忍耐が足りなかったのかな…と悩む日々でした。

そんなときに私にちょっとした転機が訪れます。
広報仲間のネットワークを通じて「40代で転職した人」という切り口で取材を受け、そこで初めて「ジョブホッパー」という言葉を知ることに。
さらに、「海外ではジョブホッパーなんて珍しくない、キャリアアップのために普通にやっている」ということを、そのときの記者さんに教えてもらいました。
転職活動以外で自分の経歴を客観的に聞いてもらったことで、自分自身が「ちゃんとステップアップしてきている」と自覚できたのです。

「40代以上中堅の転職市場が増加傾向」、という記事です。(ちなみに私は翻訳ソフト使わないと読めません笑)

そう、30代前半ではいろいろつまづいていたものの、私はちゃんと「こういう仕事がしたい」「こういうキャリアを積みたい」と考えて転職してきていた。
案外、ジョブホッパーも悪くないんじゃないか、とようやく思えてきた今日この頃です。いろんなベンチャーを経験してきて、いろんな人たちと出会ってきたことはむしろ強みになる。
そして現職での転職活動では、自身の強みをこう設定しました。

・複数回の広報立ち上げ経験(フットワーク軽いよ)
・ITベンチャー10年以上経験(カオスな環境順応します)
・デザイン・ライティング・Web制作など幅広く対応(オールマイティタイプだよ)

ちょうど売り手市場だったこと、前職の企業が急成長ベンチャーとして注目されつつあったこともあって、今までで一番スムーズな転職活動だったかもしれません。

これからのことは模索中

今は現職での広報に邁進していますが、これまでの経験で得たものや先輩方から教えていただいたことを、世の中に還元できればいいな、と思っています。
もしかしたらPRのお手伝いをするかもしれないし、若手の広報さんにお伝えする機会があるかもしれないし。広報という軸を持ちながら別の業務に携わるかもしれません。
それがどんな方法なのかはまだ模索中です。

自己紹介と言いながら、転職活動のことばかり書いてしまいました。
そうそう、最近は広報仲間から転職に関する相談もいただくことも増えてきました。
こんな私ですが、お気軽に絡んでいただけると嬉しいです。
自宅では猫5匹+犬1匹と暮らす動物バカです。今はこの子たちのために働いると言っても過言ではありません笑

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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我が家のネコ。5匹いるうちの2匹。
https://twitter.com/MasaeMiyachi

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