ルーヴル美術館展 愛を描く
行ってきた(2023/5/4)
時差投稿にも程があるだろ
全体的にキリスト教ベースな作品が多いな~って感じだけど(まあこれはどの展示に行っても感じること)、いろんな形の愛に関する作品があって
ハッピーな愛からちょっと悲しい愛まで
恋人への愛から家族への愛まで
アモルとプシュケはギリシャ神話の寓話
アモルが、「プシュケの美しさに見惚れていたら自分の矢で自分を傷つけてしまった」っていうのが好き
数々の試練を乗り越える愛
優しいキスをする二人の上の蝶々がまた優しくて見ててこっちも優しい気持ちになるね、やさしい世界
私恥ずかしながらこの作品初めて知ったんだけど、見入っちゃった
ダンテ『神曲』の地獄篇にあるパウロとフランチェスカの悲しい恋のお話
地獄篇ってことでもうお察しだけど、
政略結婚で嫁いだフランチェスカは義理の弟のパオロと恋に落ちて、そして二人は夫のジェラシーで刺し殺されて亡霊になって永遠に地獄を彷徨う話
なんかちょっと愛について考えさせられる
計算や理論、政治、シンプルに「恋愛」と言ってもいろいろ大人の事情とか関わってくる場合もあるんだろうけど、やっぱり「好き」って気持ちには勝てないよな~
良くも悪くも
展示は一部撮影可なんだけど作品に見入って音声ガイドに聞き入って完全に世界に入り込んだらすっかり撮るの忘れてた
ジャン=オノレ・フラゴナール《かんぬき》と、大好きなアントワーヌ・ヴァトー《ニンフとサテュロス》が見られて感激した
悲恋の作品も多いけど大好きな人に会いたくなる展示だった
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