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隼人から導かれる、島津氏とムー大陸の繋がりと須佐之男の系譜。

今回は改めて、隼人(はやと)について考えていきたいと思います。

隼人(はやと)とは、古代日本において、阿多大隅(現在の鹿児島県本土部分)に居住したとされる人々[1]

日本神話には海幸彦が隼人の阿多君の始祖であり、祖神火照命の末裔であるとされる[2][3]。「はやひと(はやびと)」、「はいと」とも呼ばれ、「(犬のように)吠える人」の意味とも[4]、「ハヤブサのような人」の形容とも[5]方位の象徴となる四神に関する言葉のなかから、南を示す「鳥隼」の「隼」の字によって名付けられたとも[6](あくまで隼人は大和側の呼称)。

風俗習慣を異にして、しばしば大和の政権に反抗した。やがてヤマト王権の支配下に組み込まれ、兵部省被官隼人司に属した。

隼人 - Wikipedia


隼人(ハヤブサの人)から、すぐに思い起こされるのが、隼の頭を持つエジプト神話のホルスという神です。

ウアス杖とアンクを持つホルス


もともとホルスは、同名かつ神格と役割が異なる神が二柱存在したとされる。それらがラーの息子とオシリスイシスの息子であり、やがて同一視され習合されたものだとされている[1]。これ以外にも様々な神との習合が見られる。通常は、隼の頭を持ち太陽と月の両目を持つ成人男性として表現される。初期は、隼そのものの姿だったが時代とともに人間の姿(幼児から成人)をとるようになる。

ホルス - Wikipedia

古代エジプトと言えば、ピラミッドです。

メンカウラー王のピラミッドの配置はオシリス信仰と関係性が指摘されている。『オリオンミステリー』の著者であるロバート・ボーヴァルは、ピラミッドと古代エジプトの星辰信仰を結びつけ、三大ピラミッドの配置をオリオン座の帯に位置する三つ星に呼応させたと指摘した[注釈 15][41]。古代エジプトにおいてオリオンの帯はサフと呼ばれ、冥界の神オシリスと同一視されており、また、ピラミッドをオシリスと見なした事も確認されていることから、メンカウラー王によって三大ピラミッドが三つ星として計画されたという説は考古学的にも容認されている[83]

ギザの大ピラミッド - Wikipedia


エジプトの三大ピラミッドの配置は、オリオン座の三つ星と呼応していると言われています。

そのオリオン座を神格化した神がサフであり、オシリス神と同一視されているのです。

このことから、オリオン座信仰とはオシリス信仰であると考えられます。

以前の記事で、オリオン座とは▽と△で表される、オシリスとイシス信仰を表しているのではないか、と考察しました。

そしてギリシャ神話の中で、オリオン座にまつわる説話が語られています。

アルテミスさんは貞淑と狩猟の女神であり月の女神。双子の兄はアポロン(太陽神ともいわれる)
オリオンとアルテミスは二人とも狩りの名人。そんなふたりはすぐに恋に落ちます。そしてクレタ島で穏やかな日々を過ごすことになるのです。
~中略~
そんなある日。オリオンはついつい「俺様が一番強いんだぜぇ~、この世界のものをすべて狩ることだってできるんだ!」なんて言ってしまいます。
怒ったのは大地の母なるガイア。一匹のサソリを放ってオリオンを亡き者にしようとします。
オリオンもサソリに気づいて命からがら海へと逃げ延びます。そう、オリオンは海を歩くことができるのです。頭だけプカプカ浮かして海を歩いて島に戻ろうとします。
これをみて、チャンス到来と思ったのが、兄・アポロン。彼は一計を案じます。
「アルテミスよ、あの水平線に浮かんでいるものを射止めるのはいくらお前でも無理だろう」
この一言にアルテミスは燃え上がります。水平線に浮かんでいるのが愛しいオリオンとも知らず・・・
「お兄様、私の弓の腕をあなどってもらっちゃぁ、困りますわ、えい」っと矢を放つと一直線に射止めてしまいました。
翌日。
浜辺に打ち上げられたオリオン。その頭にはアルテミスの矢。なんという悲劇。
アルテミスはなんとかオリオンを生き返らせようと手をつくしますが、冥王ハーデスが許しません。最後にできることと言えば、ゼウスにお願いして星座にすること。そして月である自分が月に一度会いにいくこと。

月の軌道上にオリオンが輝くとき。二人のことを思い出してくださいね。

オリオンとアルテミスの物語~神話で星座を楽しもう


ここで注目すべき点は、月の女神であるアルテミスとオリオンが、クレタ島で暮らしていたという点です。

以前の記事でクレタ島と、ペリシテ人と隼人との繋がりや、神武天皇と徐福が隼人に出自を持つこと、秦氏とアレクサンドロス3世との繋がりを見つけることが出来ました。

オリオン座とはオシリス信仰に繋がることから、オシリス神とクレタ島とも繋がっていると考えられます。

クレタ島と隼人が繋がっていることから、オリオン座の三つ星信仰と隼人とも繋がっているのではないでしょうか。

日本にも、オリオン座の三つ星信仰があります。

『住吉三神はオリオンの三ツ星』
住吉三神。
その三柱の神の名前。
底筒男命(そこつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)
「筒」とは「星」の事です。
ですから、この三柱は
「上中下の三つの星」という意味になります。

 ❰住吉三神❱…Ⅱ

長崎県対馬市にある、胡禄御子神社(ころくみこじんじゃ)の祭神も、オリオン座の三つ星であることになります。

【現社名】胡禄御子神社
【住所】長崎県対馬市上対馬町琴郷の浦3番地
【祭神】表筒男命 中筒男命 底筒男命 磯武良

胡禄御子神社


胡禄(ころく)の「胡」とは「えびす」とも読むことから、「エブス人」のことであると考えられ、「禄」とは「六」であり「藤原氏」のことを意味しているのではないか、と以前の記事で書きました。

そのため「胡禄」とは、「エブス人と藤原氏」という意味になる可能性が考えられます。

オリオン座の三つ星信仰と隼人とが繋がっているとすれば、胡禄御子神社の祭神がオリオン座の三つ星であることとは、エブス人と藤原氏が隼人である、ということを意味しているのではないでしょうか。

次に、鹿児島市桜島にある月讀神社(つきよみじんじゃ)を見てみます。

創建年代は不詳であるが、和銅年間とも伝えられる。はじめ宮坂に鎮座していたが、寛永二年五月十八代島津家久公の命で社殿を浜辺に遷し、天明年間の洪水の被害により寛政十年元の地に遷したという。 

安永八年九月岳上に三体の月が現れ、翌二十九日の夜明け頃から噴火がおこり、被害が甚大であったので、その後毎年日を決めて御祭神の嫌い事を住民が行わないように努め、神楽を奏して神慮を慰めていた。天保十四年二十七代島津斉興公の家臣吉田氏により正一位の神階を得、災難は止まったと伝えられる。明治六年県社に列せられ、島津家からの寄進は多大であったが、大正三年桜島の大噴火により御神宝の類は溶岩に埋没した。昭和十五年八月現在の社殿に遷座された。

月讀神社 鹿児島県神社庁


この鹿児島市桜島にある月讀神社は、島津家と深い縁があることが分かります。

隼人と言えば鹿児島で、鹿児島と言えば島津家が想起されることから、隼人と島津家は繋がりがあるのではないかと考えられます。

日本全国に月読神社はあるが、系統の違いで男神、女神と分けられる。それは発音でも分けられて、同じ月読(ツクヨミ/ツキヨミ)の訓みでも、月読の「ヨ」は乙音で、月夜見の「ヨ」は甲音という差異がある。この差異に着目すれば、月読神は男神で山祇系(中臣氏や隼人族など)系統が奉斎し、月夜見神(と月神)の方は女神の豊受大神であって海人族系統が奉斎したという整理ができる。

日下部氏族の月神信仰と海人族ー「豊受大神」は月神


上記によると月読神は、中臣氏や隼人族などが奉斎していたということです。

そのため、月讀神社と深い関わりのある島津氏とは、やはり隼人である可能性が考えられます。

以前の記事で、隼人とスキタイとの繋がりを考察しました。

そのスキタイの中に、タウロイと呼ばれる民族がいます。

タウロイギリシャ語:Ταῦροι)は、古代ギリシア時代にクリミア半島南部に住んでいたスキタイ系民族。クリミア半島の古名であるタウリカタウリスタヴリダはこの民族名に由来する。

タウロイ - Wikipedia

古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは『ヒストリアイ(歴史)』において次のように記している。

タウロイは難破漂流した者や、黒海上で襲って捕らえたギリシア人を「処女神」の生贄とする。まず、型のように浄祓を行った後、生贄の頭を棍棒で打つ。次に胴体を神殿の立っている断崖の上から突き落とし、首は棒に刺しておく。という説もあるが、別の説では首については同様であるが、胴体は崖から落とすのではなく、地中に埋めるという。タウロイ自身の言うところでは、生贄を供える女神はアガメムノンの娘イピゲネイアであるという[2]。また、敵の捕虜については、捕らえた者が首を刎ねて家に持ち帰り、屋上(煙突の上)に長い棒に刺して高く掲げておく。この首が守護者として屋敷全体を見張ってくれるように、高く掲げておくのだという。彼らは掠奪と戦争を生活の手段にしているのである。

— ヘロドトス『歴史』巻4-103

タウロイ - Wikipedia

タウロイとは、イーピゲネイアという女神に生贄を捧げていました。

イーピゲネイア古希: Ἰφιγένεια, Īphigeneia, ラテン語: Iphigenia)は、ギリシア神話に登場するミュケーナイの王女である。長母音を省略してイピゲネイアとも表記される。

アルテミスをアルテミス・イーピゲネイアと呼称した例があることから、イーピゲネイアは本来アルテミスの分身またはアルテミスと同一視された女神だったと考えられている[1]

イーピゲネイア - Wikipedia


イーピゲネイアとは、月神とされるアルテミスの分身またはアルテミスと同一視された女神とのことで、タウロイとは、月神信仰であったことが分かります。

月読神を奉斎していたのが隼人であり島津氏であるなら、島津氏もスキタイの中のタウロイである可能性が考えられます。

藤原鎌足の子孫に、嵯峨天皇がいます。

嵯峨天皇もスキタイのタウロイであるのではないか、と以前の記事で考察しました。

スキタイのタウロイから、島津氏と藤原氏が繋がりました。

島津氏(しまづし)は、武家華族だった日本氏族

鎌倉時代から明治時代初期まで薩摩を領し、廃藩置県で薩摩統治から離れた後に公爵家となった薩摩島津氏が最も有名だが、他にも多数の分家[注釈 1]がある。本項は主に、薩摩島津氏を本流とした記述である。

島津氏 - Wikipedia

島津氏の本拠地は、鹿児島県の薩摩半島であると考えられます。

その薩摩半島南端にある指宿市(いぶすきし)には、ムー大陸博物館がありました。現在は休業しているようです。

1966年頃開設。

仏教系の宗教団体「平等大慧会」が附属施設として運営していた。

中華寺院風の高さ3~4mほどの赤い門が目を引く。寶台寶物館(たからだいほうもつかん)となり、多寶佛塔(たほうぶつとう)という塔と共に運営されていた。

寶台寶物館は地下三階まであり、ムー大陸の位置や文化、絵文字などを紹介するオカルト的な開設のほか、珍しい貝や蛍光石、テレビ石などの珍しい石が展示されていた。入場無料で「お気持ちだけ」支払うシステムだった。

ムー大陸について、「三千万年以上前の大昔、太平洋上にムーという巨大な3つの大陸があった。その一角がこの寶台の地で、世界に現存する唯一のものである。二千五百万年前になって、この大陸に地上最初の人類が誕生し、同時に七色の蓮の花に飾られた大塔が地上に湧出した」との解説が見られる。

ムー大陸博物館(寶台寶物館)廃墟検索地図


上記で注目すべき点は、『三千万年以上前の大昔、太平洋上にムーという巨大な3つの大陸があった。その一角がこの寶台の地で、世界に現存する唯一のものである。』という点です。

薩摩半島の寶台(たからだい)という地が、ムー大陸の一角であったというのです。

島津氏がこの薩摩半島の地を本拠としていることから、島津氏とムー大陸とは深い繋がりがある可能性が考えられます。

ムー大陸では、「聖なる四」という概念が非常に重要視されていたようです。

「聖なる四」とは、全能なる創造主から放出された「四つの偉大なる原動力」を指す。混沌たる全宇宙に秩序を与え、創造主の命令のままに万物をつくり出したのが、これらの力である。

「ムー大陸のシンボル」ジェームズ・チャーチワード著 大陸書房 昭和45年 42頁


白い翼のような帆が上ると、ムー帝国王室の紋章楯からとった御用船の船印が風にはためく。「聖なる四つの力」を象徴する十字型を中心に、太陽の放つ八本の光芒を組み合わせたもので、それは同時に八つの方位点と、ムー帝国の八方にひろがる威光を示すものだった。

「ムー大陸のシンボル」ジェームズ・チャーチワード著 大陸書房 昭和45年 11頁


ムー帝国王室の紋章楯


ジェームズ・チャーチワード著の『ムー大陸のシンボル』によると、「聖なる四つの力」を象徴するのが、十字型だというのです。

島津氏の家紋は丸に十文字で、白い十字型であることが特徴となっています。


島津氏の家紋


ムー帝国王室の紋章も、丸に白い十字型と八芒星との組み合わせでした。

島津氏とは、ムー大陸の一角であったという鹿児島県薩摩半島を本拠とする氏族です。

そのため、島津氏の家紋とは「聖なる四」を象徴する十字型が由来となっている可能性が考えられます。

ここで、以前の記事の続きが解明できそうです。

この「四」の数字とは、八雲の雲の数から導き出される数字に隠されていると考えられる、須佐之男の系譜の中の「四」に当たると考えます。

このことについては、以前の記事こちらをご覧ください。

今回導き出された「四」の数字とは、島津氏のことを表しているのではないか、と考えられます。

解明中の須佐之男の系譜
伊邪那岐(九)→須佐之男(八)→大国主(七)→藤原氏(六)→ロスチャイルド家(五)→島津氏(四)→?


島津家についても、RAPT理論によって詳しく解明されています。


RAPT×読者対談〈第39弾〉日本を支配しているのは島津家と毛利家である。


日本の歴代首相も天皇もみんな古代ケルトの悪魔教「ドルイド教」の僧侶の末裔です。


島津家と毛利家が日本を支配していることの本当の意味。またはハロウィンが「国常立尊」を召喚するお祭りである可能性について。


愛と真理を豊かに携えて生きるなら、それだけで心が満たされ、ありとあらゆる祝福がついてまわる。


サタンに対抗する武器は愛ではなく真理だ。だから、真理を豊かに蓄えなさい。そして、神と人には愛で接し、サタンや悪人には真理で抵抗しなさい。


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