えびす神が鯛を抱えている理由。秦氏がアケメネス朝ペルシャを捕ったということだったのか。
今回は、えびす神が何故「鯛」を抱えてご満悦なのか、について考えていきたいと思います。
えびす神とは、聖書に登場するエブス人に繋がると考えられます。
ノアの息子であるハムの子、カナンからヘトが出て、ヘトからエブス人が生まれました。
ヘト人について調べると、ヘト人とはヒッタイト人であり、ヒッタイト人と秦氏との繋がりも広く認識されていることが分かります。
そのためこの「えびす神」とは、エブス人であり秦氏であるという前提を基に、進めていきたいと思います。
えびす神が抱えている「鯛」についてキーワードとなるのが、「赤女(あかめ)」です。
日本書紀に書かれている海幸・山幸説話の中で、山幸彦が失くした釣針は、鯛の喉に引っかかっていることが分かりました。日本書紀では、その鯛の名として、「赤女(あかめ)」と記載されているのです。
この赤女(アカメ)という言葉が、他のことを調べている時に目に飛び込んできました。
アケメネス朝ペルシャです。ギリシャ語の発音から、アカイメネス朝とも呼ばれるということなのです。
鯛の名とされる「赤女」とは、赤い(あかい)という字と、「め」とも読める女という字で、「アカイメ」と読み取れます。
このことから、えびす神が抱えている鯛とはアケメネス朝ペルシャのことを表すのではないか、と考えられるのです。
では、アケメネス朝ペルシャを捕ったのは、誰でしょうか。
マケドニア王国のアレクサンドロス3世です。
このアレクサンドロス3世が、秦氏と繋がることが示されれば、えびす神が鯛を抱えてご満悦な理由が分かることになります。
アレクサンドロス3世は、アルゲアス朝マケドニア王国の王です。
アレクサンドロス3世の王朝は、ドリス系ギリシア人によって建国されたとのことです。
ドリス系ギリシア人とは、ドーリア人と呼ばれているようです。
ここで注目すべき点は、ドーリア人が鉄の武器でクレタ島などに侵入し、都市国家を形成したということです。
ギリシャのクレタ島には、ペリシテ人がいたことが分かっています。
イスラエル最大の敵「ペリシテ人」の起源が明らかに。巨人兵ゴリアテはどこから来たのか?https://nazology.net/archives/41281
ペリシテ人とは、ノアの息子ハムの子孫エジプトから生まれたカフトル人から出ました。
クレタ島で出土した遺物には、ペリシテ人と古代日本との類似性が強く感じられる物があります。
クレタ島の女神像は、日本の埴輪の巫女と似ていると感じます。
クレタ島と吉野ヶ里において、遺体を甕棺に納めるという特徴的な風習が存在したことが分かります。
クレタ島の棺に描かれた逆S字の紋様と、隼人の楯に描かれた紋様に同一性が感じられます。この隼人の楯の渦文様には、「悪魔を入れない」との意味があるそうです。
アレクサンドロス3世はドーリア人で、ドーリア人はクレタ島にも進出し都市国家を形成しており、クレタ島にはペリシテ人がいたことが分かっています。
クレタ島の遺物から、ペリシテ人と隼人との繋がり、秦氏といわれる徐福の拠点であった吉野ヶ里遺跡の遺物との繋がりが感じられました。
隼人の祖先とは、海幸山幸神話で知られる、海幸彦であると言われています。
徐福である火明命(ほあかり)は、海幸彦と兄弟とされていますので、徐福も隼人の一族であることになります。
海幸山幸神話では、海神である大綿津見神(おおわたつみのかみ)が登場し、山幸彦に塩盈珠(しおみちのたま)と塩乾珠(しおひのたま)を授け、その霊力を用いたことで、山幸彦(大和王権)は海幸彦(隼人)を服従させたとされています。
この海神が授けた珠(たま)を、玉(たま)という字に置き換えてみると、玉(ぎょく)と読めます。
日本の古代の遺物の中に、玉璧(ぎょくへき)と呼ばれるものがあります。
玉璧とは王権の象徴であり、宮崎県串間市の王の山古墳で出土した渦巻文の穀璧が示していることとは、この古墳の被葬者が隼人の祖先であることだというのです。
つまり海幸山幸神話が表していることとは、海神である大綿津見神が、隼人の祖先に王権の象徴である「玉」を授けた、ということであると考えられます。
海の神の名を持つ、長崎県対馬市にある和多都美神社(わたづみじんじゃ)には、磯良恵比須(いそらえびす)と呼ばれ、阿曇磯良(あづみのいそら)のご神体とされる石が祀られています。
和多都美神社の磯良恵比須は、三柱鳥居をもって祀られています。
京都にある、木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)にも三柱鳥居があり、秦氏と関わりがあるといわれています。
そして和多都美神社と木嶋坐天照御魂神社には、山幸彦である彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)が祭神として祀られているのです。
さらに木嶋坐天照御魂神社の天照御魂神の神格について、徐福である火明命だという説もあるようです。
このように海の神、隼人、えびす神、秦氏、徐福と繋がってきました。
では、アレクサンドロス3世についてはどうでしょうか。
アレクサンドロス3世はギリシャ人であり、ヘラクレスとアキレウスを祖に持つとされています。
アキレウスとは、海の女神テティスの子であり、系図ではアキレウスから5世代遡るとポセイドーンに繋がります。
アレクサンドロス3世は、海の神であるポセイドーンの系譜であり、秦氏も海の神の系譜でした。
アレクサンドロス3世の死因は諸説あるようですが、興味深い逸話がありました。
マケドニア人の反発を招いていたアレクサンドロス3世は、バビロンに戻った際に蜂(ハチ)に刺され亡くなったというのです。
この説話から、アレクサンドロス3世がマケドニア人という同族(ハチ)によって殺された、という可能性が考えられないでしょうか。
八(ハチ)の者とは、秦氏であることがRAPT理論によって解明されています。
RAPT×読者対談〈第122弾〉現代日本の支配構造は、安土桃山時代と全く同じ。
アレクサンドロス3世には、もう一つ暗示的な逸話があります。
日本でカラスと言えば、八咫烏(ヤタガラス)です。八咫烏とは、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと、かもたけつのみのみこと)であるとされています。
賀茂建角身命(ヤタガラス)は、京都にある賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)に玉依姫とともに祀られています。玉依姫は大綿津見神の子で、海の神の系譜となります。
カラスに関して、熊野牛王符(くまのごおうふ)と呼ばれるものがあります。
熊野牛王符の誓約を破った際に起こるカラスの逸話と、アレクサンドロス3世に関わるカラスの逸話とに同一性があると感じました。
そして八咫烏とは、神武天皇のミサキと呼ばれる存在であるとのことです。
改めて神武天皇とは、誰なのでしょうか。
神武天皇とは、彦火火出見であると書かれています。彦火火出見とは、山幸彦のことでした。
木花之佐久夜毘売(このはなさくやびめ)は、海幸彦山幸彦である火照命と火遠理命を生み、古事記には本名が神阿多都比売(かむあたつひめ)であると書かれています。
神阿多都比売の名にある「阿多(あた)」とは、阿多隼人に出自を持つということであると考えられるため、海幸彦は隼人の祖であると言われているのでしょう。
海幸彦と同じく、神阿多都比売の子の山幸彦である神武天皇も、隼人に出自を持つことになります。
アレクサンドロス3世はドーリア人であり、ドーリア人の一部はペリシテ人であった可能性があり、ペリシテ人の物だと考えられる棺に描かれた紋様と隼人の楯の紋様に同一性が認められました。
八咫烏とは東征の際に、神武天皇を先導したミサキと呼ばれる存在であり、アレクサンドロス3世とカラスの繋がりも暗示されていました。
海の神の名である和多都美神社と、秦氏ゆかりの神社である木嶋坐天照御魂神社には、山幸彦である彦火火出見尊が祭神として祀られています。
秦氏ゆかりの木嶋坐天照御魂神社の三柱鳥居と、和多都美神社にある「えびす神」ゆかりの磯良恵比須の三柱鳥居で、えびす神と秦氏が繋がります。
秦氏とは海の神の系譜であると考えられ、ポセイドーンの系譜であるアレクサンドロス3世と繋がります。
秦氏とは八(ハチ)の者と呼ばれ、アレクサンドロス3世はマケドニア人という同族(ハチ)に刺されたという逸話がありました。
これらのことによって、えびす神(秦氏)が古代マケドニア人であるアレクサンドロス3世と繋がっている可能性があることが分かりました。
以上により、えびす神が鯛を抱えてご満悦である理由とは、秦氏がアケメネス朝ペルシャを滅ぼし天下を捕ったのだ、ということを暗示している可能性があるという結論に至りました。
サタンは私たち人間が何もかも分からなくなるようにし、神様は私たち人間が何もかも分かるように導かれる。だから、分からないことは全て分かるまで研究し、祈り求める者となりなさい。
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