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学年の全生徒の誕生日を祝うプロジェクト【教員】

この記事を読んでいる教員のみなさま。
生徒も自分もハッピーになるオススメの取り組みがあります。

それは、生徒1人1人の誕生日をお祝いするということです。
シンプルかつ準備の時間やお金もかからない。

「誕生日おめでとう!」
と伝えたら、だいたい恥ずかしそうに「ありがとうございます笑」と答えてくれますね。「なんで知ってるんですか?笑」と驚きの声も多かったです。今日までで30人ほどお祝いすることができました。

自分の所属する学年の生徒は約250人いるのですが、250回 個別に誕生日をお祝いするプロジェクトをはじめてから、順調にすすでいます。

■プロジェクト始動のきっかけ

今年、自分のクラスの生徒の誕生日をお祝いする文化がなくなったため、寂しさを感じたからです。今年、僕は中3の副担任をしています。

自分には、クラスメイトがいない。という事実があるのですが、「誕生日を祝う生徒はいない」と解釈をせずに、前向きに事実を解釈しました。

「俺は進路指導担当。つまり学年全員が自分が担任している生徒みたいなもんだ」ということで、250人のクラスメイトの誕生日をお祝いすることにしました。

担任ができないことに落ち込んでいた時期もありましたが、愛する対象が広がっただけです。

■誕生日を250人も覚えているのか?

答えは、ノーです。覚えていません。

では、どうやって生徒1人1人の誕生日を祝うのか。
それは、カレンダーを見て”その日の誕生日の生徒”を頭に入れるという作業をしているだけです。

4月に名簿と誕生日が書かれたエクセルファイルを作成しました。

エクセルファイルをつかって、4月1日~3月31日まで、誕生日順で生徒を並べ替え、毎朝 学校に着いたら一番に、「本日の誕生日の生徒」を把握します。

■いつ祝うの?

今年は、校門に立って登校する生徒に「おはようございます」と挨拶をしているので、そのタイミングでお祝いします。だれよりも早くお祝いしようという気持ちもあります。

■生徒も先生もハッピー

誕生日は、その人が生まれた素晴らしい1日です。どんな人でも誕生日の日は、「今日は自分の誕生日」と意識するはず。

積極的に先生がお祝いすることで、生徒も喜んでくれますし、自分も嬉しくなります。

この記事を書いている今日、5月24日は、Mさんと Kくんの誕生日。
このあと、お祝いしてきます。

では!


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