自分と“守れる約束”だけしようね

最近稽古で怒られてばかりいるせいか、まわりの人が結果を出していて焦っているせいか、自信が3ミリくらいになってしまって、

「自信を持つにはどうしたらいいと思う？」

と友人に尋ねてみた。すると、やり方はふたつあって、わかりやすい結果や実績を生んでまわりに評価されるか、自分自身で決めた約束をきちんと守るか、だと言われた。

それを聞いて、大事なのは「自分で決めた約束」のような気がした。

つまるところ、自分で自分の目標を高く設定しすぎると、理想と現実の乖離が大きくなって、自分で自分の自己肯定感を下げてしまうんじゃないかと。

年始に書いたノートを見返してみると、目がチカチカとするような眩い理想がそこには描かれていて、「これはあまりに無謀すぎる…」とそっと閉じてしまった。

たとえば、早起きにしても「毎日6:30に起きて運動して家事をしてカフェに行って作業するぞ♡」なんて目標を立てていたわけだが、そうすると、たとえ週に2日ちゃんと起きられたとしても、当初の目標である「毎日」には満たないので、「わたしって…ホント…ダメ人間…」と落ち込んでしまうわけである。

目標の立て方というのはあまり意識したことがなく、いつも絵空事のようなことばかり並べていたが、「ちょっと頑張れば確実に達成できるもの」を選ばなければ、後々自分に降りかかってくるのだと知った。

夢は大きく！とされる一方で、現実的なものを設定しないと自己肯定感が下がっていってしまうだなんて、人間ってなんてデリケートなんだろう！

特に月のはじめはウキウキとしてしまって、つい無謀すぎる目標を立てがちだが、一度冷静になって、月末の自分が笑顔で過ごせるように考えてみてほしい。

近すぎる目標は自分を成長させてはくれないが、遠すぎる目標もまた、自分を苦しめるトゲとなる可能性があることを。

そんなわけで来月の目標は、「週に2回は朝活する」です。