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いいねの数にとらわれてしまう人へ

朝からこの記事を読みまして。

そうだよ!ちょっとでもいいねがついたらすごいんだぞ!!という気持ちになったわけなんだけど。

ここで、わたしが生まれて初めて書いたnoteを見てみましょう。どん。

まぁ、そんなもんだと思うよ。

何者でもなく、何かを成し遂げているわけでもなく、文章がものすごいうまいわけでもなく。

そんな人がいきなりnoteを書いてシンデレラのように王子様に見染められるなんてことはないのが世の常です。

でも、そんなときにやってみてほしいことがあるんです。

まず、ダッシュボードをちらりと見てみること。

たぶん、明らかに「いいね」の数よりも多くのPVがついていると思うの。

わたしもはじめはそこを見ながら、「いいねは少ないけど、ちゃんと誰かに見られてはいるのかな」なんて思いながら自分を奮い立たせて投稿をしていた。

わたしだっていろんな記事やブログを読むけれど、すべてをいいねやシェアするわけじゃない。

人間なので、普通に「めんどくさいな」と思って放置してしまうこともあるし、うっかりつけわすれることもある。

でも忘れないでいてほしいのが、目に見えるいいねがすべてじゃなくて、誰かしらが見てくれているということ。

それを、ダッシュボードを見ることで思い出せる気がする。あぶないあぶない。誰も見てないと思って落ち込むとこだった。誰かが見てくれているはずなのに!って。

ふたつめは、1いいねを尊く思うこと。

わたしが初めて書いたnoteは今、5いいねがついている。それでも当時はびっくりしていた。

「こんなしょうもないnoteに5いいねがつくの…⁉︎」って。

そもそもブログの場合は、コメントをもらわない限り「誰が読んだか」なんて知るよしもない。いいねみたいな機能はないから。

でもnoteなら、タップするだけでいいねがつく。だから、何気なくいいねができるし、いいねをもらった側はすごくくすぐったい気持ちになる。

だって、普段自分の書いたものを誰かに見せることってあまりないじゃない??

それこそ、小学生のころにおずおずと作文課題を先生に差し出すことはあったかもしれないけど、今それをやるかといわれたらやらない。

それが、ネットに置いておくだけで、「お願い!読んでね!」と言わなくても読んでもらえるのだから、なんて良い時代なんだろう。

「わたしの文章を見てくれ!!」と言わなくても、見てもらえるやさしい世界。

そんなん、1いいねだって尊いに決まってます。

すべては発想の転換でどうとでもなる。

そうして5いいねを心から嬉しいと思ってコツコツと書きつづけていたら3年が経った。

いいねが少ないから書かないのか。いいねが少なくてもひとりでも読んでいると信じて書くのか。

わたしは誰も見ていなくても書く。海にボトルメールを流すぐらいの気持ちで書く。

いつか誰かに届くことを信じて。

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