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ポンコツの「まま」で生きたい人のための本ができました。

わたしは、どうしようもなくポンコツです。

そう言うと、「ポンコツな人は本を出せないぜ」と言われるけど、自分がポンコツだと思ったらポンコツだと思うんよ。自分がブスだと思ったらブスなのと同じ(ひどい)です。

ポンコツにもいろいろあって、「俺のほうがポンコツだ!」と張り合いたいわけじゃないのでとりあえずそんな感じで話を進めるよ。

わたしの場合、そもそも、「社会に出る」ということが何なのかよくわからなかった。ESが書けず、面接も寝坊ブッチしたりして就職活動がうまくできずに落ちまくり、卒業直前にギリギリで拾ってもらったところから社会人がスタートしました。

学生時代からバイトを1日でクビになったり、モンブランを100個ひっくり返して廃棄にしたり、朝起きられなくて連日1時間寝坊したり、あまりにしっちゃかめっちゃかすぎて「こんな人間が社会に出たら死ぬ」と本気で思っていました。

うんざりした先輩の顔も、「もう来なくていいよ」という社員さんの言葉もいまだに忘れられません。トラウマです。

「出る時間から逆算して起きると普通は遅刻しないよ」と爽やかに言う友人を尻目に「なんで自分は普通の人が軽々とできていることができないのだろう」「きっと努力が足りないのだろう」と思い、自己肯定感を下げまくっていました。

でも、ポンコツなりに「やっぱりやりたいことがしたい」と一念発起し、環境を変え、人間関係を変え、気付いたら「もうポンコツのままでいいかも」という境地までやってきました。

悟りを開いたのです。

ポンコツに必要なのは、「できないこと」を「できる」に変えることじゃない。

「できないままでもいい」環境を作っていくこと。そして、「できないままでもいい」と自分を認められるようになることなんだ、と。

だから、わたしは常日頃から、自分がポンコツであることを包み隠さずに、オープンに曝け出してきました。「ポンコツなりに生きてるよ」と。

今回お話をくれた編集さんはもともとそんなわたしのnoteを読んでくださっていた人でした。

わたしのゆるふわマインドに興味を抱き「ポンコツ本を出しませんか」と声を掛けてくださいました。

実は、前作の『書く習慣』の出版のお話よりも前のことです。改めて、noteしゅごいよね。夢あるよね。

ところで、この本には、ポンコツが、どうしたらポンコツじゃなくなるのかの「ノウハウ」は一切書いていません。

「フリーランスになる方法」も書いていませんし、ぶっちゃけ具体的なことは何も書いてないです。

というかそもそも、ビジネス書ですらないです。

「こんな考え方、いいんじゃない?」「それって思い込みかもよ?」と、ゆる〜く生きるためのマインドをゆる〜く伝える

“ひとりごと”のような本です(どぉん)


普段からわたしのnoteを読んでくださっている方なら何となく雰囲気がわかるかもしれません。

これまでに書いてきたnoteがギュッと詰まっているエッセイ的な作りとなっております!

わたしは2018年からポツポツとnoteを書いているのですが、そのなかでやっぱり1番多かったのは、「何だか救われました」と言う声でした。

「自分だけじゃなかったんだ」という安心感。

「ポンコツでも一生懸命生きている人がいる」という心強さ。

「こんな考え方があったんだ!」という新しい発見。

それを、noteだけじゃなくて本を通じていろんな人に届けられたらいいなぁ、と思って筆を取りました。

最初の2章では、わたしが「ポンコツのままでいいじゃん」と思えるようになるまでのお話を。

後半では、ポンコツ云々というよりは、「仕事のこと」「人間関係のこと」「わたしたちを取り巻く世界のこと」と大きく3つに分けて、わたしが大事にしている考え方や、心がふわ〜と軽くなるような言葉を綴ってます。

「寝る前にちょっと読むか〜」ぐらいのノリで読んでもらえたら嬉しいです。

今回、新しい試みとして50点イラストを描き下ろしています。(死ぬかと思った)

イラストレーターでも何でもないのでヘタクソではありますが、3ページに1回ぐらいイラストが入ってるので楽しく読めるはず!

願わくば、誰かにとってのゆる〜い「お守り本」となりますやうに。

全国書店で発売中!

全国書店やAmazonなどで発売中です。プリティーな表紙が目印だよ。紙の本と電子書籍、どちらもあります。

出版に合わせていろいろイベントをしたいので、コラボもぜひお待ちしております。「ポンコツ」「ゆるふわ思考」「フリーランス」「働き方」などのテーマでお話できたら幸いです!

はぁ〜〜たくさんの人にお手に取ってもらえますように!

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