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【祝・5刷!!】書籍をたくさんの人に届けるためにやったこと全部 #書く習慣

2021年8月31日に出させていただいた『書く習慣』。

おかげさまで、発売4ヶ月で5刷(15,000部)となりました!

もう本当に…感涙です。お手に取ってくださりありがとうございます。そして、「思わず書きたくなりました!」と早速感想をツイートやブログ、noteなどに書いてくださる方の多いこと。本当にありがとうございます。

今でこそ毎日が皆さまの感想に溢れていて幸せな日々を送っているのですが、実は発売当初は「全国の書店から返品が来たらどうしよう」と思うぐらいソワソワしていました…。

出版社の仕事の分掌がよくわかっていないので、「ウフフ、広告いっぱい打ってくれるのかなぁ?」と脳内お花畑モードだったのですが、冷静に考えて自分はベストセラー作家でも有名人でも何でもないので貴重な予算をそこに割くはずもなく…(憶測よ?)

もし初版で終了した場合、利益はゼロ。わたしはまだしも、これまで伴走してくださった編集さんに合わせる顔がありません。

「うぇぇん、やっぱり『クソ』とか書いちゃダメだったんですよ!」とか泣きべそをかく自分の姿が一瞬頭をよぎりましたが、そんなバッドエンドを回避するためには、自分が動かないといけないのだ…という考えに至りました。

というわけで今回は、書籍が発売してから今に至るまで、わたしがやってきたことをぜーんぶ書いていきたいと思います。なお、ご時世に加えて当方コミュ障のため、ほぼほぼオンライン完結でございます。

お手紙を書いて献本する

献本用の本を15冊ほどいただき、「やべぇ、そんなに知り合いいねぇ」と絶望しかけました。

しかもご時世柄2年近く人と会っていなかったところに、いきなり「本出したから読んでね!」とか送るの野暮すぎる! と思ったので、せめてもの愛を伝えるために直筆で手紙を書くことに。

前職の新R25編集部、講師をやっているSHElikesさん、所属していた朝渋をはじめとするコミュニティ、イベントで出会った方々…

本に直筆の手紙を添えました。中盤手が疲れて文字がヘロヘロに(笑)。死ぬほど「人に頼る」のが苦手なので、心臓バクバクでしたが、皆さま快く受け取ってくださって感謝しかない。

イベントをやりまくる

そして、ありがたいことに献本させていただいたコミュニティの方々から「イベントやりましょう!」と次々にお声がけいただき、それらに全部OKしていたら、なんと7つものイベントをやることになり…(笑)。

「どうせなら全部に参加しても学びのあるイベントにしたい」と、全イベントの内容を変えて開催したので端的に言って死ぬかと思いました。(主にスライド作りで)

「SNSの発信」を頑張りたい人、「ライター」を仕事にしたい人、日常的に「書く習慣」をつけたい人。ターゲットを少しずつズラすことで、軸は「書くこと」でもいろんな形のイベントができたなと思っております。

イベントにはハッシュタグを活用し、終了後に参加者さんの感想ツイートを見れるようにしたので、すべてに「いいね」をしてまわり、Togetterにまとめたり、感想noteをまとめたりもしました。

個別にDMを送る

えー、知っている人は知っているかもしれませんが、実はこの書籍、Twitterでは良いお言葉をたくさんいただいていたのに、発売して数時間でAmazonで★1の評価をいただいてしまい、「わぁ、めちゃくちゃ見栄えが最悪!!」な状態になって、落ち込んでおりました。

はじめは「誰かレビュー書いてくれないかなぁ…」と祈っていたのですが、祈っていても仕方ないよな、と思い、Twitterで絶賛してくださった方に向けて、「よかったら、Twitterに書いてくださったまんまの言葉でいいのでレビューを書いていただけませんか!」とDMを送ることに。

「誰かにお願いする」というのもめちゃくちゃ苦手だったのですが、ありがたいことに皆さま快くOKしてくださり、以降は自然とレビューをいただけるようになりました。

冷静に、Amazonレビューなんてわたしも書いたことがないくらいだし、「お願いする」ことの大切さを学びました。

Twitterで毎日「書く習慣」でエゴサする

エゴサ、皆さんが思っている以上にめちゃくちゃしてます(笑)。

余裕があるときはできるだけリプもするようにしています。いやだってわたしが「いいね」するだけでジャスティンビーバーと並べるんですよ!? (違う)もういくらでもするわ! という気持ちです。

あえて「#書く習慣」ではなく「書く習慣」でエゴサしているのですが、ツイートしてくださった方のなかには「本を読んでTwitterを始めました!」という方も多いので、ハッシュタグの存在を知らない人も拾うため。

そして、本は読んでいないけど「書く習慣つけたいな〜」と呟いている人には「いいね」をして、「そんなあなたに、こんな本がありますぜ…」と間接的にメッセージを送っています。

なお、効果のほどはわかりません。気になってもらえたのなら嬉しいな…。

noteで毎日「書く習慣」でエゴサする

も〜〜正直これが一番大変だったりするのだけど! 「書く楽しさ」を後押ししたい〜〜! という気持ちでちまちま「いいね」と「マガジン」にまとめることをやっています。

4ヶ月経った今では皆さまが書いたnote数は2000本ぐらいかな? こうしてみるとすごい数。そしてこの数も、やはり手作業で探さないとわからないことなので、ちょっと時間はかかるけど仕事の合間にまとめております。みんなしゅごい。

みんなの感想を集めてnoteにまとめる

みんなの口コミが嬉しすぎて、「自信なくしたときに見返そう…」と思い、Twitter感想まとめを作ったのですが、思いのほか編集者さんに喜んでいただけまして…。

発売してからせっせとまとめているのですが、感想ツイートが多すぎて最近追えてません。なお、実際にこれを読んだ人が購入しているのかはわかりませんが、まとまってるってよくないですか。(雑)

そしてもうひとつ。こちらは皆さまの感想noteやブログをまとめています。特にnoteの場合はnoteに引用されると相手に通知が行く仕組みになっているので、「感想書いてくれてありがとう!」の気持ちでまとめています。

みんなの口コミを集めてパネルにする

嬉しい感想がいっぱい集まったので、「ポップ作ってください!」とお願いして、出版社さんに素敵なパネルを作っていただきました。わたしはもちろん、読者さまも喜んでくださって嬉しかったやつ。しかし、良感想が多すぎてものすごく悩んだなぁ…。

自分のnoteの記事末で宣伝する

『書く習慣』を発売してから書いた「書くこと」にまつわるnoteの記事末には、下記のような形で宣伝をぶら下げています。

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ただ、「やらかしたな〜」と思ったのは、普通にAmazonリンクを貼ってしまったので、ここからどれだけ購買につながっているのかまったくわかりません。 「自分の書籍のアフィリンク貼るって変な気持ちだな!?」と普通のリンクを貼った結果、何も計測できなくなりました。

アフィとか関係なく、今後書籍を出版される方は、「わぁ、ここからこんなに見てくれるんだ!」というのを知るためにもアフィリンクを貼ってあげてください。(自戒)

そんなわけで実は裏ではこんなふうにいろいろ動いていました。

本を売るというよりも、「どうしたら思いが届くかなぁ」というのをうんうん考えてやってみたので、マーケティングもクソもないのですが、もしこのなかのどれかがきっかけとなって本を手に取っていたのならとても嬉しいです。

引き続きたくさんの人に読んでもらうため、尽力していきたいと思います!

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