「推しを書くこと」は「推しを広めること」なのだ
わたしの本業はライターだ。
主にさまざまな人へ取材をして記事をつくる。それは代弁者のような仕事でもあり、「その人の良さを知ってもらう」という「広める」仕事でもあると感じている。
そもそも、最初にTwitterをはじめたときの原動力は、「自分の書いた記事を多くの人に読んでもらいたい」「わたしが取材した素敵な人を知ってもらいたい」というものだった。
「書く」行為そのものはもちろん、「広める」というのも好きなのだ、元来。
日々のツイートも「見てー!聞いてー!」というテンションで、自分が見つけたことや訪れた場所、出会った人について書いている。
でも、それを「広報」としてやっている自覚はなかった。明確に「広報をしている」と思えたのは、書籍を出版してからだ。
世間的に名の知られていない、いち個人の出版した本。当然大々的に広報してもらえることはないだろうと踏んで、自ら仕掛けていくことに決めた。
一対一の地道なコミュニケーションから、大きなイベントへの登壇、ポップに掲載する口コミのピックアップなどをやりながらふと、「ん、わたし広報してるな⁉︎」と思ったのだ。
ライターと広報の親和性は高い。広報がいちばん最初にやる仕事は「プレスリリースを書くこと」だという。
もしも、今のわたしにちゃんとした「広報」の力が組み合わさったのなら。自分が好きなサービスや人、場所、商品などの手伝いができるようになるんじゃないか。
つまり、推しを世に知らしめることができるんじゃないか。
そう漠然と考えて、いくつか広報の本を取り寄せ、友人に話を聞いた。いつもやることは感覚的なので、書籍の広報も「思いつき」でしかない。
この施策をやったから購買につながった、とかそういう定量的なものはさっぱりわからない。
でも、一番大切なのは「知ってほしい!」という強い思いと深い愛情、そしてそれを「書いて伝える」ことだと思うのだ。
余談だが、支離滅裂なこのnoteがまぁまぁ読まれている。
書くだけで、自分の好きなものや推しを知ってもらえるなんて、これほど最高な推しへの貢献はないと思う。
まだ手探りだけど、「広めること」は「書くこと」の延長にあるものだと信じたい。広報の勉強、してみます。
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