あさりミルク

頭の整理を兼ねた散文や詩を殴り書きしています。 何卒よろしくお願い申し上げます。

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マガジン

  • 遺骸片

    頭が良いフリをしたくなる程度の知能があるせいで、生きづらくなってしまい、頭の中がぐちゃぐちゃになる。それをくみ取ったもの。抒情詩。

  • C18H14CLFN2O3

    服薬時、あるいは服薬前、あるいは発作後、あるいは発作前に書きなぐった文章。

  • パチンコ雑記

    パチンコの事をまとめたものです。

記事一覧

017_子供に夢を

子供には夢を見せて、希望を持たせよう。 その分、大人は後ろで頑張るから。 正しいことを教えて、褒めてあげて 間違いことを教えて、叱ってあげて 次の大人に、次の子供…

あさりミルク
6時間前
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016_あなた

あなたと同じ立場であると伝えても あなたと同じ立場でないと返される 心を閉ざしたあなたにどうすれば入り込める 心に入り込むあなたをどうすれば断ち切れる あなたはと…

あさりミルク
6時間前

014_獣の皮

弱い自分を隠すために、獣の皮を被って生きていこう。 強いとされる獣の皮を被っていれば、皆が勘違いしてくれる。 そうだ、獣として生きていこう。 獣として生きてきて…

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013_あまえ

守ってくれると教えられて それが正解と決めつけられ 覚えるばかりで考える事を 忘れてしまいました。 いざという時の蓄えがなく これという強みなどがなく 守ってくれる…

012_まねごと

そのまま書いても構いません。 パクリをされても構いません。 もちろんお金もいらないです。 所詮、こんなものに価値などありません。 ただ、それに価値を求めるのなら…

011_追いかけて

若い両親の頼もしい背中でも 年老いた両親の曲がった背中でも いつまでも追いかけて追いかけて追いかけて よりいい仕事に就いても より高い収入を得たとしても いつま…

009_選別

努力すれば大抵のことは何とかなるというのは本当だけれども、 最低条件を満たしてなければその世界で生きたれない。 まずは店に並べられて初めてその世界で生きれるチャ…

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008_あの日

僕がまだ幼い頃、父と母が座り込んだ人に怒っていたことを覚えてる。 家の2階で引きこもっても声が聞こえてとても怖かった。 だけど、その人が帰った後は必ずおいしいもの…

007_交渉

「こちらが銃を捨てれば、犯人もきっと理解してくれる」 違う、そうじゃない。 銃を捨てた僕は、犯人、そして味方から銃を向けられている。 犯人は一人じゃない。 一人…

004_祈り

祈りを捧げましょう 大丈夫、きっと大丈夫ですよ 祈りを捧げましょう 大丈夫、きっときっと大丈夫ですよ 祈りを捧げましょう 大丈夫、きっときっときっと大丈夫ですよ …

003_鼓動

鼓動の変化は感情を表している。 喜び、悲しみ、驚き、恐怖、様々だ。 もし、この変化を理解できたならば。 僕は彼女を理解できるかもしれない。 実験の度、彼女の鼓動は…

002_じぶんはいま、どこにいる

自分らしく生きていこうと思っているのに 誰かの生き方を見てしまう 自分らしく歩いていこうと思っているのに どこか寄り道をしてしまう 自分を探せば探すほど 自分から…

001_生まれたがために

我々は海の中で生まれた。 しかし、海の中には全員が満足するだけのものが存在しない。 だから無い者は有る者にお願いするもタダじゃ渡さない。 しかし、元々は誰のもの…

314_かき揚げ蕎麦

内装が綺麗になっていた 店主がまた若くなっていた 券売機がタッチパネルになっていた それでも何年も変わらない かき揚げ蕎麦が提供される あの木製の椅子は何処へ あの…

325_お洗濯

今日は働いた 服は汚れてしまった 今日は遊んだ 服は汚れてしまった 今日は休んだ 服は汚れてしまった 毎日お洗濯しなきゃいけない 何をしても汚れてしまうから 今日はい…

134_今日が特別な日でない人たち

微笑ましい子供を引き連れた家族と 付き合いたての初々しいカップルと いつも一緒で打ち解けられる友人と 相手の事が分かり切ってる老夫婦と みんながみんなこの特別な日…

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017_子供に夢を

子供には夢を見せて、希望を持たせよう。
その分、大人は後ろで頑張るから。

正しいことを教えて、褒めてあげて
間違いことを教えて、叱ってあげて

次の大人に、次の子供に、つないでいく。

子供には夢を見せて、武器を持たせよう。
その分、大人は後ろで頑張るから。

正しいことを教えて、褒めてあげて
間違いことを教えて、叱ってあげて

次の大人に、次の子供に、つないでいく。

いつまでも、いつまでも。

016_あなた

あなたと同じ立場であると伝えても
あなたと同じ立場でないと返される

心を閉ざしたあなたにどうすれば入り込める
心に入り込むあなたをどうすれば断ち切れる

あなたはとても優しい人だから
悩む必要なんかないんだ
あなたはとても優しい人だから
悩む必要なんかないんだ

あなたを助けたい
この手を掴んでください
あなたを助けたい
この手を放してください

あなたを守りたい

014_獣の皮

弱い自分を隠すために、獣の皮を被って生きていこう。
強いとされる獣の皮を被っていれば、皆が勘違いしてくれる。

そうだ、獣として生きていこう。

獣として生きてきて、少し経った。
同じ獣が寄ってきて、いざ知った。
強いとされる獣が、実は大したことがないと。
強いとされる獣が、実は人に支配されてたと。
慌てて群れを抜けようとしても、獣たちは許してくれない。

―――なんとか、獣の群れから逃げ出した

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013_あまえ

守ってくれると教えられて
それが正解と決めつけられ
覚えるばかりで考える事を
忘れてしまいました。

いざという時の蓄えがなく
これという強みなどがなく

守ってくれると教えられて
それが正解と決めつけられ
今ここにいる僕との存在は
一体、何なんでしょうか。

012_まねごと

そのまま書いても構いません。

パクリをされても構いません。

もちろんお金もいらないです。

所詮、こんなものに価値などありません。

ただ、それに価値を求めるのならば
作り上げた無駄な時間を過ごしてもらいます。

価値などないものに価値を求めた僕と
同じ気持ちを味わうことで
本当の価値のなさを得ることができます。

これで完成です。

011_追いかけて

若い両親の頼もしい背中でも

年老いた両親の曲がった背中でも

いつまでも追いかけて追いかけて追いかけて

よりいい仕事に就いても

より高い収入を得たとしても

いつまでもあの背中は超えられないだろう

009_選別

努力すれば大抵のことは何とかなるというのは本当だけれども、
最低条件を満たしてなければその世界で生きたれない。

まずは店に並べられて初めてその世界で生きれるチャンスが得られる。
万が一弾かれたとしてもアウトレットがある。
店とは違う世界だけど、生きていける。

だが、どうしても間引かれることもある。
肥料になることがある。
これを生きているのかを判断するのは、肥料になったやつが決めること。

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008_あの日

僕がまだ幼い頃、父と母が座り込んだ人に怒っていたことを覚えてる。
家の2階で引きこもっても声が聞こえてとても怖かった。
だけど、その人が帰った後は必ずおいしいものが食べれたから我慢できた。

毎年、同じ日にその人はやってきて、父と母に怒られていた。
怒られるんだったら来なければいいのにと思っていた。

高校を卒業した僕は真っ先に家を出た。
あの日を理解してから怖くなってすぐに逃げ出した。
僕は関係

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007_交渉

「こちらが銃を捨てれば、犯人もきっと理解してくれる」

違う、そうじゃない。

銃を捨てた僕は、犯人、そして味方から銃を向けられている。

犯人は一人じゃない。
一人だけが理解しても意味がない。

味方は一人じゃない。
恨んでいる奴がいるかもしれない。

銃を捨てた僕は、犯人、そして味方から銃を向けられている。

004_祈り

祈りを捧げましょう
大丈夫、きっと大丈夫ですよ

祈りを捧げましょう
大丈夫、きっときっと大丈夫ですよ

祈りを捧げましょう
大丈夫、きっときっときっと大丈夫ですよ

祈りを捧げましょう
大丈夫、きっときっときっときっと大丈夫ですよ

祈りを捧げましょう
大丈夫、きっときっときっときっときっと大丈夫ですよ

祈りが足りなかったようですね
でも安心してください
神は決して私たちを見捨てたりはしません

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003_鼓動

鼓動の変化は感情を表している。
喜び、悲しみ、驚き、恐怖、様々だ。
もし、この変化を理解できたならば。
僕は彼女を理解できるかもしれない。

実験の度、彼女の鼓動は変化する。
速くなったり、遅くなったり。

心臓の収縮機能。
トクトクと微弱な音が聞こえる。
僕はひたすら耳を傾ける。

彼女は今日も生きている。

002_じぶんはいま、どこにいる

自分らしく生きていこうと思っているのに
誰かの生き方を見てしまう

自分らしく歩いていこうと思っているのに
どこか寄り道をしてしまう

自分を探せば探すほど

自分から目を背け
誰かに目を向ける

自分を探せば探すほど

自分から離れて
誰かに近づいて

じぶんはいま どこにいる

001_生まれたがために

我々は海の中で生まれた。

しかし、海の中には全員が満足するだけのものが存在しない。

だから無い者は有る者にお願いするもタダじゃ渡さない。

しかし、元々は誰のものでもない...やがて不満が生まれる。

ある者は対抗して、

ある者は海を出た。

我々は無人島に漂着した。

しかし、無人島には全員が満足するだけのものが存在しない。

だから無い者は有る者にお願いするもタダじゃ渡さない。

しかし

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314_かき揚げ蕎麦

内装が綺麗になっていた
店主がまた若くなっていた
券売機がタッチパネルになっていた

それでも何年も変わらない
かき揚げ蕎麦が提供される

あの木製の椅子は何処へ
あのおじいさんは何処へ
ボタンを探す時間は何処へ

それでも何年も変わらない
かき揚げ蕎麦が提供される

この脂っこさ
昔は汁まで飲み干していた気がする

残してしまった汁に混ざる残ったかき揚げの残骸
そのまま返却口へ運んでなかったこと

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325_お洗濯

今日は働いた
服は汚れてしまった
今日は遊んだ
服は汚れてしまった
今日は休んだ
服は汚れてしまった

毎日お洗濯しなきゃいけない
何をしても汚れてしまうから

今日はいいお天気
きっと服もいい匂いがするだろう
汚れが元だって知っているけれど

綺麗な服の出来上がり
綺麗な自分を着飾って
汚れなんてないだろう
そうずっと言い続ける

生きるために

134_今日が特別な日でない人たち

微笑ましい子供を引き連れた家族と
付き合いたての初々しいカップルと
いつも一緒で打ち解けられる友人と
相手の事が分かり切ってる老夫婦と

みんながみんなこの特別な日を楽しんでいる
これが世間がいう普通の過ごし方なんだろう

私は今日もなんでもなく仕事をこなしている
帰る頃にはもう日付は変わっているのだろう
特別な日を過ごしてみたい気持ちはもちろん
あるけれど抜けるわけにはいかないんだよな

こんな

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