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雨に濡れたくないのに 傘をなくして濡れてしまう 雨に濡れたくないのに 予報を無視して濡れてしまう 雨に濡れたくないのに いつも雨を探していた気がする
飛び降りた 足が痛い 飲んでみた 酸っぱいだけ 僕のやりたいことって何だろうか 湧き出てくるのはネガティブばかり 誰からも相手にされない 当たり前か 認めてくれない 誰も家族でさえも 「死んでもいいよ」 ただその一言が欲しい 吊ってみた 足をつける 吸ってみた 窓を開ける 僕のやりたいことって何だろうか 求めているのはポジティブなんだ 本当の僕はどこにいるの どこにいるの 認めてくれない 誰も僕でさえも 「死んでもいいよ」 ただその一言が欲しい
勝手に泣かないでください 勝手に笑わせないでください 勝手に決めないでください 勝手に新しく歩まないでください 僕はそんなこと言ってません 僕はそんなこと思ってません 僕はそんな人間ではありません 死んでいる僕を 勝手に殺さないでください
服の下の下着に興奮する人。 下着の下の裸に興奮する人。 この興奮は、生殖から湧き出てくる感情なのだろうか。 だとすると、 裸の下の中身に興奮する人は、生殖とは違った所から 湧き出ている感情なのか。 だが、 中身に興奮した自分は、生殖器が反応する。 ヒトを残すことができない行為に興奮して ヒトを残せない行為に反応して 思い込みか、それとも。
悪い人を閉じ込めて、一安心。 更生させて、社会に戻す、一安心。 間違いを正そう。 それが国のため。民のため。 そして悪い人のため。 狂い人を閉じ込めて、一安心。 更生させず、社会から弾く、一安心。 間違いを正そう。 それが国のため。民のため。 そして狂い人の家族のため。
透き通った先に見える景色 そこに浮かび上がる私の姿 その眼には何を写している 何を描いている 雨が強い日のこと 私は一人で泣いていた 誰もいない 何もない 空っぽで泣いていた この涙はどこから溢れてくるのだろう 疲れ果てた日のこと 私は一人で私を見た やつれてて 笑顔も 感情すら見当たらない 私は今 どこにいるのだろう 透き通った先に見える景色 そこに浮かび上がる私の姿 その眼何を求めている 何を見つめている
僕が思ってる事 僕が言いたい事 僕が伝えたい事 みんながどう思ってるか みんなにどう伝わっているか そんなこと以前に 本当は僕でも分からないでいる みんなが僕を選んでくれたこと どうして僕を選んでくれたのか 僕だって分かっていたつもりだった きっと大丈夫と きっとできると 気が付けばもう止まらない ずっと分からないまま
また一つの自分に終わりを告げた これで何度目だろうか まったく懲りずに同じことを繰り返す そんな自分が嫌になる 逃げてまた逃げてまたまた逃げて 性懲りもない自分です これは回り道と言い訳をして 落ち着いたらまた戻ってきて グネグネと歩いていたら 案の定みんなの背中を見た みんなは慣れている道をグングン進んで 自分は未だ慣れずにアタフタしている そのうち一緒に歩いてくれる人が現れると思ってた そのうち後を追ってくれる人が現れると思ってた そのうちそのうちそのうちその
有能な人に呼ばれました お前は無能なんだと 生きても迷惑なんだと だから僕は死にます 有能な人に呼ばれました お前は無能なんだと 生きても迷惑なんだと だから僕は死にます 有能な人に呼ばれました お前は無能なんだと 生きても迷惑なんだと だから僕は死にます 無能がまた死ぬ 無能がまた生まれる
鏡に向かって ダメな奴だ、と 役立たず、と 死んでしまえ、と いつまでも湧いてくる悪口だらけ 言われたくないから強がって言うのに 自分へ向けて一体何になるんだろう 鏡を割っても ダメな奴だ、と 役立たず、と 死んでしまえ、と いつまでも湧いてくる悪口だらけ 顔を見ない分少しは楽になるだろう けど他の誰かに向けてはならない 湧いてくる悪口からは一生逃げれない いつまでもしつこく、どこまでもついてくる この悪口をスイッチ一つで変換できたらいいな
頭がちゃんとある それは素晴らしいこと 首がちゃんとある それは素晴らしいこと 胸がちゃんとある それは素晴らしいこと 手がちゃんとある それは素晴らしいこと 足がちゃんとある それは素晴らしいこと それじゃあ心はどこにある ちゃんとした心は 素晴らしいと思える心は 全てを動かす心 全てを止める心 心があって初めて五体満足となる
今日もみんなの前で怒られた 今日もみんなの前で脅された 涙はとうの昔に忘れた 成功した同世代は 悠々自適な生活を 捕まった同世代は 悠々自適な生活を 失敗したわたしは 皆に指を刺された いっそ捕まってしまえばいい そう何度も考えていたけど そう何度も踏みとどまった せめて烙印を押されずに生きようと ただもう烙印でも何でもいい そんな淵まで来ている気がする 人に好かれたいとか 人に認められたいとか そんな高度な欲求はない 美味しいと感じたい 痛い所を治したい 何も
良い事ががあった 自分に問いかける 「ああしよう」 「こうしよう」 「いやこれだ」 いつもバラバラ 抑えられない時もある 嫌な事があった 自分に問いかける 「あれがダメ」 「これがダメ」 「いやこれが」 いつもバラバラ 制御できない時もある 死にたくなった どうしよう 「死のうか」 「死のうか」 「死のうか」 こんな時だけ心が一つになる
何も取柄もない僕が悦に浸れる行為 見知らぬ人を支配する気分になれる 気持ちよさとは別の気持ちよさがいい 僕が僕である幸せの確認作業なんだ でもよくよく考えてみたらなんか違う 理性に反してこんなことをしている この行為は僕自身が行っているのか 僕が僕であるはずがないそう思いたい 僕が君を支配しているのか いやそれとも僕が僕を支配しているのか そんなことを考えて考えて考えて どうでもよくなってきた 何も取柄もない僕が悦に浸れる行為 理性に反してこんなことをしている もうどう