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NAMASTE。

インドのあいさつとして知られている
手を合わせておじぎをして
「ナマステ」と言うジェスチャー。

ヨガをしている方はよくご存知かと思いますが
始まりと終わりにあいさつとして使いますよね。

そんな「ナマステ」と言う文化について
書いていきます。

敬意を表している「ナマステ」

インドやネパールでは挨拶として
使われています。

日本人には驚きの文化ですが
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」だけでなく
「さようなら」までもが含まれるそうです!(笑)

「ナマステ」と言えれば挨拶は完了ですね。

NAMAS(ナマス)とTE(テ)の
2語が合わさりできた言葉です。

・NAMAS(ナマス)
  相手に敬意を示す言葉
  礼拝する、身を任せる
・TE(テ)
  あなたという意味
  人間ひとりひとりが持っている本来の輝き

それぞれに意味をほぐしていくと
便利な挨拶の言葉だけではない
深い意味を持ち合わせていることを感じます。

「ナマステ」と仏教

ナマスは仏教の『南無阿弥陀仏』の
『南無』にあたるそうです。

ナマステ (サンスクリット語: नमस्ते, namaste) は、インドやネパールで交わされる挨拶の言葉である。会ったときだけでなく、別れの挨拶もナマステである。フォーマルな形にナマスカール (नमस्कार namaskār) がある。通常、ヒンドゥー教徒・仏教徒・ジャイナ教徒の間で交わされる。イスラム教徒の挨拶はアッサラーム・アライクム (As-Salāmu `Alaykum)、シーク教徒の挨拶はサティ・シュリー・アカーラ (Sati Śrī Akāla) が一般的である。

Wikipedia

誰もが人間の中に神様がいるという思想から
人間一人一人におられる神様へ
礼を尽くしたり、敬礼をする
というような意味が込められています。

「私はあなたを尊敬しています」という
意味の〝ナマステ〟を
普通の挨拶のように使うということは
挨拶する時に相手を敬うようでいて
とても素敵な文化だなぁと思います。

ナマステひとつで
軽い「ナマステ」から深い「ナマステ」まで
存在するということでしょうか。

とても興味深いです。

おわりに

インド人は文化として
「ありがとう」を伝える風習がほぼ無いそうです。

その理由は
インド人は互いに助け合うことが
生きる上での前提条件と考えるので
「ありがとう」を意味する言葉が
使われていない
のだと考えられています。

日本では、感謝の意味の「ありがとう」を
伝え合うことを美徳としますが
ありがとうの語源とされる「有り難し」は
〝滅多にない〟ことを表します。

互いに助け合うのが通常運転でしょ、と思える
インド人の文化も粋だなぁと感じました。

私と優しい交流をしてくださる皆さんへnamaste🙏💕

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。

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