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子育ての最終ラウンド。

長男への贈り物から思ったこと。

小学校入学の時にはランドセルを買い
中学校入学の時には学ランを
高校入学の時にはブレザーとパスポートを
大学入学の時には入学式用スーツを準備した。

そして現在、就活用スーツを用意した。
今回の総額7万8千円。

金額が安い高いの話ではなく
大人になった彼に
親がしてくれたことのひとつとして刻んでほしくて
包み隠さずにお会計。

これからも誕生日などのプレゼントを
贈ることはあるけれど
「親として」責任を果たす機会を
またひとつ終えていることへ
一抹の寂しさを感じずにはいられない。

とはいえ
こうして、ひとつひとつ役目を果たし
1枚ずつ親という殻を脱いで
身軽になっているのもまた事実。

しかし今回は
なんだか深くかみしめてしまった…。

まだまだ手のかかる大人で
心配を拭いきれない子どもだけど
確実に1歩ずつ
私の手元から離れていくという感触を
まざまざと味わった。

長男が誕生した時
こんなにも愛おしいと思える存在があるのかと
見つめているだけで涙が零れたのを思い出す。

彼の個性を尊敬し、喜び
彼の個性に打ち砕かれ、涙して
彼の存在からたくさんのことを学び
彼から親として成長する機会をいっぱいもらった。

結局、いつの時も我が子達にいえるのは
「生まれてきてくれて、ありがとう」
なんだな。

就活がどのようになろうとも
最終的にはどうでもいいの。

本当の意味で私が願うのは
あなたがあなたであるために
必要な1歩を進み続けてほしいだけ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまたね。

そのお気持ちがとっても嬉しいです。 心から…ありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚