【英語コメディ】英語初級者でも楽しめる動画5選【Key&Peele】

こちらのnoterさんの記事を読み、Key & Peeleという二人組のコメディアンを知った。すっかりハマって動画をザッピングする毎日。

彼らのネタの中心はアメリカの文化。

アメリカ文化の知識と高度な英語力が必要な”ネイティブ”向けのものから、背景知識と英語力が無くても楽しめるものまであるので、多くの人がネタを楽しめる。

鋭い観察眼によって作られるネタは、数分の動画であっても一本のドラマを見たような満足感。

演技力も突出している。

彼らのコメディ動画ばかりを見ていると、彼らが本来どんな性格で、どんな雰囲気の人なのか分からなくなってしまう。Jordan PeeleがBarack Obamaの声マネをしたときは、本物の声をあてているんじゃないかと疑った（声だけではなく雰囲気もObamaそっくりだった！）

英語初級者でも楽しめる動画5選

ざっと５０本くらいKey & PeeleのYouTube動画を見てみた。その中から英語初心者でも楽しめる動画を５つ選んだ。

動画はいずれも数分の長さ。サクッと楽しんでほしい。前半ほど会話が少なくなるように動画を並べている。

１．Hoodie

黒人の男が住宅街を歩いている。男は白人の子供たちに笑みを見せる。しかし子供たちは顔を引きつらせた。子供たちを急いで家に入れる女性。草刈りをやめて男を凝視する白人の男性。白人の警官も近づいてきて・・・。

0:30-あたりの白人男性のなんとも言えない表情が怖すぎる。。

２．Barack Obama Holds Up an ATM Line

とある通りにあるATM。勉強だ、と言って娘にATMを操作させるObama。彼の存在に気がついた人々は興奮し、彼を特別扱いしようとする。「普段通りで構わない」と願い出たObamaだったが・・・。

結論：どの人種でもおばちゃんは一番つよい

３．Foreign Intervention

貧しい国のリーダー。テロから自国を守るため、物資の支援を受けようとアメリカ大使と交渉している。レイプや拷問が蔓延する自国の惨憺たる状況を真摯に説明するが、大使は空返事ばかり。そこで彼らは・・・。

Keeganは俳優だ・・・。見よ動画サムネイルの、憂いと希望が混じった複雑な表情を。

0:39-の「息づかい」に魅せられた。「”こうなったら奥の手だ。交渉のすべはもうこれしかない。行くぞ、いいな？”」

４．Mr. Garvey Is Your Substitute Teacher

代理の先生Mr. Garveyが教室にやってきた。朝の点呼を開始する。名前を呼ばれて、怪訝な表情でそろそろと手を挙げる生徒たち。それには理由があって・・・。

前半は面白くて笑っていた。後半は笑いを通り越して狂気を感じた。

どうでもいいけど0:06-の"Mr. Garvey"の発音が狂おしいほど好き。

５．I Said Bitch

妻の悪口を言いたい男たち。妻にバレたくないので、場所を選びつつ慎重に悪口を言い合う。ところが男たちは必要以上に慎重になっていき・・・。

「俺、妻にbitchって言ってやったんだぜ！」のしたり顔がたまらない。その澄んだ笑顔はまるで少年のよう。

殿堂入り：Nooice

引用したnoterさんと紹介が被るので、上の５選からは外してしまったが。

やっぱりこれが一番好き！！！！

冒頭、Jordanが"Nooice"と発しているときの表情たまらなく好き。誰かこの表情を形容できる表現を考えて。いっそ単語を作って。