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【レコ記⑯】レコーディング本番3日目

 レコーディング本番3日目は、リードギターの残り4曲とボーカル&コーラス録り!何とかノルマクリア達成しました。今回は、レコーディング本番3日目の模様と、この2日間で発見したことをお送りします。

1.本日の制作状況

当初目標:リードギター2曲完了 & ボーカル3曲完了

に対し、

  結果:リードギター2曲完了 & ボーカル4曲完了

でした!

これで、レコーディング本番4日目(最終日)はボーカル2曲だけとなりました。録音に関しては、無事終わりが見えてきた格好です。


まずはギター録り。残っていたのは難曲ばかりだったので、終盤グロッキー気味になりながらなんとか完了。クラプトン仕様のストラトが「エグみ」のある音を出してくれました。(動画がなくて残念!)

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見守るメンバー2人。

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なんとかかんとか、ボーカル以外(オケ)は全曲完了!サウンドチェックの様子をお届けしたかったのですが、こんな動画しか撮れていませんでした。楽しい気分になるので、是非(笑)↓

続いてはボーカル録り。こんな感じの機材で、どんどん歌っていきます。(マイク、ポップガード、遮音材、歌詞カード)声の調子は良かったですが、弱点のリズムでやはり苦戦。曲の短さに助けられ、なんとか4曲完了。

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基本的には、ボーカルもコーラスも自分の声で収録していきましたが、3曲目に収録予定の「Spend all」では、イントロやサビの英語コーラス部でメンバーに参加してもらいました。なんと、ACCIDENT I LOVEDの山辺さんにもゲスト参加いただき、上質な「ガヤ」を録ることができました。やはり、普段英詞でボーカルをされている方は一味違うなと思いました。

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「Spend all」冒頭の「ダッ!」は個別に録ってもらいました↓。これが混ざるとかなりいい感じです。お楽しみに。

ということで、最終日は残りのボーカル2曲のみとなりました。最後まで頑張ります。

2.ギター・ボーカル録りで学んだこと

 ギター・ボーカル録りを行ったこの2日間を通して、印象に残ったこと、学んだことをまとめておきたいと思います。

1)構成表(進行表)&歌詞カードの重要性

 以前、この制作日誌でも紹介した構成表ですが、作っておいて良かったです。部分的に録り直すときなど、「じゃあBメロからお願いします」「はい、じゃあ26小節から行きまーす」なんてやり取りは何十回と発生するわけですが、そこでこの構成表があるのとないのでは会話のテンポが違います

また、歌詞カードがあれば、「○○○(歌詞)のところでリズムが早かったね」みたいなアドバイスをエンジニアの方からすぐもらえるので、歌い直し作業のテンポもかなり速くなります。

今回は、エンジニアの洸平さんがThe Fie-Feeの楽曲に精通(作曲者以上に!)している方だったので、構成表がなくても何とかなったとは思いますが、それでも作っておいて良かったと感じました。自分の演奏力の割に、短時間で録り終えることができた要因の一つであることは間違いありません。

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2)マイク選びは歌い手との相性で決める

 プリプロを作る際は、ボーカル録りに↓のマイクを使っています。これはそこそこ良いコンデンサマイクで、値段も¥30,000前後となっています。今回のレコーディング本番でも一度このマイクを試してみましたが、声量のバラつきが大きく、高音が歪みやすい自分の声には合っていないことが分かりました。プリプロ時にも薄々気づいていたことでしたが、このマイクで歌うと「キンキンした」声になりやすかったんですよね。

結局、コンデンサマイクではなく、AKG製のダイナミックマイクで歌うことになりました。一万円以内で流通している定番マイクですが、トゲのある声をマイルドにしつつ、ゲインを上げて使用することで細かい表現も拾ってくれたように思います。(型式が微妙に違うかもですが、こんなやつ↓)


3.プレイに集中できるレコーディングは楽しい

 普段、自分でデモを作るときは、「PCの操作→演奏→PCの操作→聴いてみる→PCの操作…」を繰り返すわけですが、これしんどいんですよね。毎回ギターを持つフォームや歌う姿勢を崩さないといけないですし、ピークを叩いてないか(音量が大きすぎないか)を片目に気にしながら演奏する必要があります。それに比べて、今回のレコーディングは演奏以外の部分を全てエンジニアの方にお任せできるので「弾いて→聴いて→弾いて…」を短いスパンで繰り返すことができました。それはもう、楽しかったです。10代の頃に経験したかった、なんて悔しさもあります(笑)

以上、レコーディング2日目、3日目のレポートでした。次回、レコーディング本番最終日は5/24(日)です。ボーカルが難しい2曲を残しているので、ぎりぎりまで練習を頑張りたいと思います。

今日はここまで。いつも読んでいただきありがとうございます!

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