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【レコ記⑰】マーケティングを考える

 今回制作しているアルバム、良い音源になりそうです。前回の日誌で書いた通り、レコーディング自体は終わりが見えてきているのですが、サウンドチェックしている限り、自分たちの実力以上のものが発揮された作品になることは間違いありません。(残り2曲のボーカルもしっかりやります。)

しかしながら、"アルバム制作全体"で観るとようやく半分の仕事が終わりつつあるという所だと言えます。音源ができたなら、それを多くの人に聴いてもらう方法を考えて、実行しなくてはなりません。アルバム制作日誌は後半戦、「マーケティング編」に突入です。

1.作戦概要(7つの作戦)

 「マーケティング」と言ったものの、レコ記⑥(↓)で書いたように収益化が目的ではなく、できるだけ多くの人にこのアルバムを聴いてもらうことを目的としています。具体的には、2,000人という目標を設定しています。

それを実現するために、やりたいと思っている7つの作戦と、その概要を書きたいと思います。過去の制作日誌でもプリプロを公開したりしていますが、noteを読んでくださっている皆さんには、マーケティングの計画まで全てを晒していきたいと思っています。

作戦①:アルバムの物語を脚本化する

 今回の1stアルバムがロックオペラ形式で、1つの物語になっていることは過去の記事でも触れてきましたが、そのストーリーをより明確にしていきます。ただし、小説のようなものではなく、場面の描写と登場人物のセリフだけに絞って書きたい(=脚本)と思っています。

作戦②:ビジュアルデザイン

 聴き手が物語の情景をイメージしやすいよう、イラストを用いて視覚に訴えていきます。主人公「マニング」のキャラクターデザインや、CDジャケットになりえるキービジュアル(イラスト)を用意します。この仕事は、ドラムの明珍に依頼します。(明珍画伯の描いた、イカしたバンドロゴ↓)

ロゴアイコン

作戦③:半アニメーションPVの作成

 ①の脚本と②のイラストを組み合わせて、アルバムを丸々視聴できる半アニメーションPVを作成し、YouTubeで無料公開します。場面ごとにイラストが変わりつつ、画面下に歌詞の字幕が表示される紙芝居のようなイメージです。恐らく、かなりの時間とエネルギーがかかる仕事になりますが、完成すれば広告の主力となります。(この動画の再生回数2,000回が行けば目標達成です。)

作戦④:アルバム特設サイトの作成

 画面を下にスクロールしていくと、物語のテキストを読みながら動画で楽曲を試聴できるようなウェブサイトを作成します。③のYouTube動画単体より、もっと世界観に没入できるようなサイトになればと思っています。この仕事は、ベースの小柴に依頼します。特設サイトっていう響き、かっこいいですよね。

作戦⑤:読者参加型企画

 このnoteやTwitterのバンドアカウントをフォローして頂いている方に、アルバム制作に参加していただくような企画を考えています。実は、このアルバムのタイトルや、ヒロインの名前が未だに決まっていないのですが、それを決めるための投票なんかができれば面白いなと企んでいます。恐らくその媒体はTwitterになるので、バンドアカウントをフォローしておいていただければ幸いです。↓

作戦⑥:クラウドファンディングでのCD販売

 上記の通り、楽曲は無料で公開することになると思いますが、CDの実物も手に入れたいというありがたい方々のために、製品版も販売します。最近急速に広まったクラウドファンディングを利用し、支援のリターンとしてダウンロード版のアルバム、CD版のアルバムを用意することで、オンラインショップとして機能させます。(自前の通販サイトを用意できないので、よそのサイトを間借りします。)クラウドファンディングであれば、「今何枚売れているか」がバンドメンバーはもちろん、お客さんにも丸わかりです。

作戦⑦:ライブ出演(オンライン・オフライン問わず)

 やはり、お客さんに「音源聴いてみようかな」と思って頂ける一番の機会はライブだと思います。コロナウイルスの影響で、いつからライブハウスで有人のライブができるかは不透明ですが、良いライブができるよう準備はしておきます。また、地元のライブハウスや音楽関係者でも、配信ライブサービスを開始するところが出てきているので活用させていただこうと思います。


以上、現状考えている7つの作戦でした。(日々考えているので、少しずつ作戦は変わっていくと思います。)GW期間中にビジネス書の類を読み漁り、仕事にもバンドにも必要なさそうな知識を身に付けてしまったので、なんとかそれを活かしたいと思う日々です。実際のところ、誰でも思いつくが、やるのは大変な作戦ばかりだと思うのでがんばります。

一番の懸念は、それぞれの企画で思ったような反応が得られないことです。バンドとしての知名度が低すぎるので、色々やっても「痛い人」だと思われて終わるかもしれません。

それでも、必死に考えた作戦がうまくいかなかったなら、それはそれで経験値としては大きい気がしています。どうせこけるなら、派手にこけようと思います。

2.本日の制作状況

 「ずっと俺のターン」なレコーディング2日間を終えて、さすがに体が限界を迎えていました。なので、5/18は休養日として体を休めつつ、上記のように今後の展開について考えを巡らせていました。明日からはまた、ボーカルの練習をしたり、物語のプロットを書いたりしていく所存です。

長くなりましたが、今日はここまで。読んでいただきありがとうございます。

追伸:アルバム制作日誌という、そもそも突拍子もない企画にお付き合いいただいている方々、読者参加企画の際は是非、応援のほどよろしくお願いいたします!!


サポートいただいた場合、レコーディング資金の足しとし、さらなるクオリティアップに活用させていただきます!