みりいさん 20230703 くもわの代償
「くもわ」
覚えているでしょうか?
くらべる量
もとにする量
割合
これが、「くもわ」
小学校5年生で習う単元。
これのおかげで、ずいぶん「割合」のことが苦手になっている子どもを
私は多く見てきた。
しかもそれもあって、このような公式の類がどんどん苦手になっている
傾向も多く見てきた。
さらに、大人になってもどうやって計算するか苦手だ、という人もいる。
これは決して私は理解力や能力の差だと思わない。
理解する得意なアンテナってものがあるからね。
とはいえ、苦手を感じたら人間避けたくなってしまうもの。
頑張って取り組もうとしても、体が顕著に反応。
正直なのはいいことだ。
私がどう教えるかは、また次回にご説明するとして、
ある生徒が、家族と相談し、どうすればいいかと必死に考えた結果が、
おこづかい300円アップ
だったのは秀逸だった。
お金かーい!
お金が好きというより、貯金が好きなタイプだったから、
余計にこの方法はてきめんだったよう。
こんな風に、自分で解決できることに本当に感心した。
しかもこれは、妹が提案してくれたというのだから、
なんとなく家族の会話が覗けた感じがしてほっこり。
実際に数回にわたって割合をレッスンで取り組んでいるが、
つい先日、
「あれ?!先生、拒否反応なくなったよ!!!」
とのこと。
本当に、子どもたちの変化には驚かされるばかり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?