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実践!milestoneで資金繰り予定表を作成しよう

以前、資金繰り管理システムmilestone「繰り返し登録」機能と、「残高調整」機能を使って簡単に資金繰り表が作成できる方法をご紹介しました。
今回は、「インポート」機能を使って、効率的に取引を登録し、資金繰り表を作成する方法をご紹介します。

おさらいですが、milestoneの資金繰り表作成手順は下記のとおりです。

①銀行口座を登録します
②取引を登録します
③資金繰り予定表が完成します

それでは、実際に資金繰り表を作成していきましょう。

①銀行口座を登録します

銀行名と支店名を登録し、それぞれ直近の口座残高を入力します。

銀行口座を登録します

②取引を登録します

今後発生する入出金予定を登録します。
インポート機能を使うと、外部の販売管理システムや会計システムからのデータを一括でmilestoneへ登録することが可能となるため、登録作業が大幅に効率化されます。

インポート

③資金繰り予定表が完成します

①と②が完了すると「月次資金繰り表」と「口座別日次資金繰り表」が作成されます。

月次資金繰り表の活用方法
・月次推移を見ることで中長期的なお金の流れが見える化される
・取引先などの項目ごとに推移を確認できるため将来の意思決定に役立つ

口座別日次資金繰り表の活用方法
・口座ごとの残高の予定が見える化し口座間の資金移動に役立つ
・短期的な資金の動きを細かく管理できお金の不安が解消する

【月次資金繰り表】
取引先単位で中長期的な将来の予定を確認することができます。

月次資金繰り表

取引先をあらかじめグルーピングすることで、グループ別に集計された月次資金繰り表を確認できます。

取引先グループ化月次資金繰り表

【口座別日次資金繰り表】
口座別の短期的な資金の予定を確認することができますので、日々の入出金管理ができます。

口座別日次資金繰り表

〜応用編〜

過去に資金繰り表を作成しており、実績への更新ができていない場合でも「残高調整」を使うことで、直近の実残高に置き換えた上で再計算された資金繰り予定表をすぐに確認することができます。

milestoneは将来の予定を概算で入力することができるため、milestone上の残高と実際の残高が異なることが想定されます。
また、予期しない入出金が発生していた場合も残高にズレが生じます。

残高を調整します

残高調整後に、入力できていなかった取引を登録した場合は、残高はそのままで、調整額が更新されます。

【月次資金繰り表】

残高を調整する3

【口座別日次資金繰り表】

残高を調整する2


このように、正しい残高を入力することで直近の実残高に置き換えた上で再計算された資金繰り予定表をすぐに確認することができます。

「資金繰り表を1から作成するには時間と手間がかかる」と思われがちですが、milestoneは予定を登録するだけで、すぐに資金繰り予定表を作成することができ、その後も継続的に管理できます。

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