以前にも少し書いたのですが 「60歳のトリセツ」という本によると アラカンの脳は一度に色んなところに考えを及ぼせるらしい それをひょっとしたら注意力散漫と言う人もいるかもしれないけれど あらゆる方面に気を配らせられるというのは概ねいいことだと思っている。 けど、最近の私は「脳がガチャガチャしている」という表現が正しいのではないかと思えるほど落ち着きがない。 キッチンカーの初出店が決まってから まずはそこだけに集中して考えればいいものを 考えながら次に決まった出店のことを
こんにちは。みるださんです。 キッチンカーの納車を来週に控え、自分勝手にざわついてきました。 誰かに何をということではないのだけれど、 9年前、カフェを開業するときに、 物件が決まった途端にいろんなことが具体的に動き始めてザワザワしたのと同じ感触です。 たとえば、「買おう」と見積もっていたものを実際にぽちっとしたり、 POPを何枚も作ったり、 オーダーを間違えないように注文票を作ってみたり、 これから買うものをもう一度整理したり 一発で保健所の許可が下りるのかヤキモキし
暑いですね〜〜〜。 毎年私のお店は7月の海の日を境に売上がガクンと下がります。 お店を初めた頃は、単純に子ども達が夏休みに入るので、ママ友のランチタイムに使われなくなるからだと思っていましたが、そうではなく 単純に暑いからです。 暑いのに駅から5分も歩きたくないのです。 少なくとも私はそうです(笑) だから暑いときに「売上が〜〜〜」とか悩むのはもうすっかり止めて、 秋からどうするかを考える時間に使っています。 お手頃な値段のランチを提供し、お店は賑わっているように見
珍しく、オリンピックを見ています。 これまでニュースでチラッと見るくらいで、あんまり見てきませんでした。 自称運動神経が切れている(もしくは存在していない)と言えるほどスポーツがだめってのもあったのだけど、 その競技に対して精通もしてなくて、普段やったことも試合を見たこともないスポーツをオリンピックというだけで盛り上がってにわかファンになる…というのが自分の中では違和感があって。 日本選手が勝ったから、負けたからって私の家庭や、私のお店になにかいいことがあるわけでもなくて
9年前にカフェを開業して、 表向きは順調に見えて、内情は火の車で。 それでも貯金を取り崩したり、保険を解約したり、 時には親に頭を下げて なんとか娘二人の大学の学費を捻出しました。 お金もないのにマーケティングの塾へ行き、お陰でコロナ禍は黒字で過ごせたものの、余裕のある生活には程遠く。 コロナ禍で融資を増額したこともあり、予定より2年遅れで開業融資の返済が終わりました。 その途端に、これからどう店を続けるのかというより、どう終わらせていくのかを考えるようになりました。
駅前ということもあり、私のお店の近くには大小さまざまのカフェ、喫茶店がある。 私のお店から徒歩5分圏内だけでも私のお店を含め5軒ある。 その中の1軒のお話。 古いビルの1階にあるその店は年配の御夫婦が営んでいるお店だ。 正直、お客様が多く入っているのを見たことがない。 昔から続いている喫茶店。お店をオープンする前に、市場視察と称して一度だけ入ったことがあるが、雑然とした店内にはオーナーの私物と思われる荷物が積み重ねてあったし、ランチやコーヒーがことさらに美味しいとも感じな
キッチンカーの準備と称して お店はしばらく他の人にお願いして少しお休みすることに。 休んでいるとはいえ、毎日準備があるわけでもないし 無職では困るので 何十年かぶりに単発のアルバイトをしてみた。 けど、情けないかな続かない。 続けようとも思えない。 相手からしたらそのラインを埋めてくれれば誰でもいいわけで、 制服に名前もない。 呼ばれる時も「ちょっとそこの人!」って言われ、長く働いてあるであろうベテランっぽいおばちゃんにマウントを取られ、 モチベゼロでその時間だけを働く
こんにちは、みるださんです。 ずいぶんと長くnoteから離れていました。 昨年末、一旦お店を手放し(手放しと言っても辞めたわけではなく、とある方にお貸ししながら)コーヒーやケーキ作りのワークショップをしたり、友人のイベント運営の手伝いをしたり、アルバイトをしてみたり、次のステップになるキッチンカーの営業のことについて考えてみたりと、それなりに動きながら生活してましたが、noteに綴れるようなネタがなく… イヤ、これは言い訳で毎日の生活から何かしら書くことはあるわけで、要はぼ
こんにちは、みるださんです。 2年ほど前にご縁があり、関わらせていただいたとあるスイーツやさんに 半年ぶりに顔を出してきました。 そこで 「春をめどに店は一旦閉めようと思うんです」という言葉を聞きました。 彼なりにいろいろ考えた結論だと思うし、「店」を手放すというだけで何もかもを辞めてしまうわけではない、形を変えながらやっていくんだなという印象をうけたので、ある意味、自分と同じだなと話を聞きました。 何も理由なく、気が乗らならくなったからやめるわけじゃなく、 その過程に
そんなに早くに辞めなくて、ギリギリまで営業を続けても良かったのだけれど、「年が変わる(お正月生まれの私は1個歳も取る)」というへんてこな区切りで、カフェの営業は新しい店長さんに渡してしまったので、キッチンカーができるのを待ちながらちょっとした充電期間を送っています。 急にプータローになったのでちょこっとアルバイトなんかもしていますし、カフェの営業以外にお店でやっていたことも引き続きやったり、なんやかんやとはやっていますが、圧倒時に「時間がある」という点で昨年までとは真逆の状
こんにちは。みるださんです。 キッチンカーをやることについて、いろんな方から 「ずっと温めて来ていたのですか?」と聞かれるのですが、全然そんなことはなくて、むしろ発端は思い付きのようなものです。 でも私、思いついてしまったらもうやらずにはいられなくなってしまっているんです。 そこにどんなお金がかかっても、捨てるものが多かったとしても、 自分の中でクリアにできそうだと思ったらチャレンジしたい。 そこには、何を言っても反対しない家族の理解があることは言わずもがなです。もちろん
こんにちは、みるださんです。 私はお店をオープンした際、ランチを出す自分の周りの飲食店はみんな「ライバル」だと思っていました。 うどん屋さんだろうが、カレー屋さんだろうが、とんかつ屋さんだろうが。 そして、「他のお店にはお客さんが来るのに、何故うちには来ないのか」「他のお店では行列を作ってでも待つのに、何故うちの店は5分も待ってくれないのか」と自分を責めてばかりいました。 でも駅周辺でランチをするお客様の数は決まっていて、うちのお店にお客様がくれば、その分他のお店には来
こんにちは、みるださんです。 ちょこっと前のことだけど、 展示会に出すマフィンが傷んでいて、3000個の商品を回収するという事故がありました。 一人で作っていたからというのも言い訳にしかならないし、 だめなことはだめなんだけれど、 きっと御本人は凄まじい後悔の念を持っていることだろうに、 嫌がらせや自粛警察みたいに吊るし上げなくてもいいのになと思ってしまうのは私だけだろうか。 他人事には思えないんです。 それは賞味期限が云々ということじゃなくて、 3000個もの商品を5
一昨日、昨日とお店でイベントをしていました。 ちっちゃなマルシェイベント。 お店の前にテーブルを出して、1日目はフードを、2日目はハンドメイドのアクセサリーを売りました。 店内ではお弁当を販売したり、占いやワークショップをしたり。 集客力もお金もない私がやるイベントなので、告知のポスターも手作り、本当にこじんまりとしていてお客様のメインはお店の日頃からのお客様や出店者のご友人が多かったけれど、それでも店頭の販売エリアはインスタのストーリー見てきたよとか、自転車で通りが
企業に勤めている方には、会社の理念と言うものがあって、それが社会貢献に繋がっているのだろうけれど、 小さなカフェをやっている私ができている社会貢献って何だろう。 「居心地の良い場所」を提供することが社会貢献なんだろうか。 お勤めしている時、経理畑で、いわば「会社の中」を支える側に回っていたから、自分の仕事が社会貢献に繋がっていると感じたことが正直ないし、その感覚が今まで続いている。 だからなんだろうか、 60を前にして「社会貢献」がしたいと思うようになったのは。 どん
トイレに行っている時 お風呂に入っている時 自転車を漕いで出勤している時 に限って、noteに書けそうなネタが思い浮かぶのは何故だろう。 出だしの文章まで思い浮かぶのに、部屋に戻ったり、店に着いたりした途端に綺麗さっぱり忘れている。 私の先輩は、大切なことを思い出したらそれを忘れないように枕元にメモを置いているって言ってたし、常連の社長様も常に胸ポケットにメモとペンを持っている。 でも、私の場合、たいてい「書けない」時に思い浮かんじゃうんだよなあ。 通勤途中なら自転車止