しょーた

しょーた

最近の記事

ACミラン 低迷期を振り返る(14-15シーズン~16-17シーズン)

前回アッレグリ就任1年目のスクデット獲得したシーズンから欧州カップ出場権を逃した13-14シーズンまでを総括し、今回は低迷期の中でも一番低迷していたとされるベルルスコーニ体制末期のことをまとめます。 14-15シーズン 序盤好発進もスカッドの貧弱さに泣かされ10位で終了 38試合13勝13引分12敗 勝点52 10位 13-14シーズンに欧州カップ出場権を失ったミランは途中就任のセードルフを解任し、後任はピッポインザーギが就任、夏のメルカートでは財政難が原因で限られた資

    • ACミラン 低迷期を振り返る(10-11シーズン~13-14シーズン)

      今シーズン、前半戦は首位を快走しスクデットを狙える状況から後半戦は失速しCL出場権争いを演じ見事8年ぶりのCL出場権を獲得したACミラン、10年前まではCL常連のミランがこの10-11シーズンのスクデット獲得以降いかに没落し苦しんできたかをまとめます。 10-11シーズン アッレグリの元で見事スクデット獲得 38試合24勝10引分4敗 勝ち点82 1位 前年レオナルド監督の元で首位インテルと勝点差12の3位に終わったACミランはレオナルドの後任としてカリアリで年間最優秀

      • ジャンパオロ就任に至った経緯から来シーズンのミランへの期待~その3~

        今シーズン、ジャンパオロの元で開幕をスタートしたが10試合もたたないままに解任でピオーリが途中就任、冬にズラタン加入などもあり4シーズン連続でのEL出場圏内が確定、まだ順位が決まってないものの来シーズンはピオーリ続投が決定している。そこでボバンの件と来シーズンのミランへの期待と課題をnoteに書いていこうと思う 1ボバン招聘~解任までのシナリオ まずレオナルドがガジディスとの考えのズレで退任して新たにレジェンドであるOBをマルディーニの要望でクラブに招聘しようとしたことか

        • ジャンパオロ就任に至った経緯から来シーズンのミランへの期待~その2~

          長期的計画として招聘したジャンパオロを10試合もせずに解任で計画性のなさをセリエのみならず全世界に見せつけたACMilan、後任はピオーリ、ピオーリはいかに今シーズンを立て直したのか 1ピオーリ途中就任までに至った理由~ピオーリ就任初期 ジャンパオロを10試合もしないうちに解任でミランはジャンパオロ解任決定前から途中就任の監督を探し始めた、当初プランAに浮上したのはスパレッティ、すでにスパレッティの代理人とは3年契約で合意を結んでいると報道はされていたがインテル側はスパレ

        ACミラン 低迷期を振り返る(14-15シーズン~16-17シーズン)

        • ACミラン 低迷期を振り返る(10-11シーズン~13-14シーズン)

        • ジャンパオロ就任に至った経緯から来シーズンのミランへの期待~その3~

        • ジャンパオロ就任に至った経緯から来シーズンのミランへの期待~その2~

          ジャンパオロ就任に至った経緯から来シーズンのミランへの期待~その1~

          今シーズン、ミランはジャンパオロ監督の元開幕スタートし、10試合もたたないうちにジャンパオロ監督を成績不振で解任、その後ピオーリ監督の元立て直しに成功し4シーズン連続のEL出場圏内を確保、ただ長期的計画としてジャンパオロ氏を招聘したうえでわずか数か月で解任し、再建請負人のピオーリ氏を続投するに至ったのかを書いていこうと思う 1リーノ政権からの計画の崩壊 まず計画としては17-18シーズン終了後、ヨンホンリー体制が借り換えに失敗しクラブの所有権がエリオットマネジメントに移っ

          ジャンパオロ就任に至った経緯から来シーズンのミランへの期待~その1~

          近年のACMilanとInterMilanoの計画の違い

          カルチョ界においてACミランとインテルミラノはビッグクラブであり、欧州でも名が知られているクラブである、両クラブが対戦するカードはミラノデルビーと呼ばれ、イタリアのみならず、世界中で注目が浴びるビッグカードでもある、ただ近年まで低迷していた両クラブの戦力差は近年大きくなりつつある、その違いは計画性があるかないかだと思います、その点をわかりやすく書いていきます。 1計画性があるかないか両クラブの最大の大きな違いは計画性があるかないかだとは個人的には思います、ミランに関してはま

          近年のACMilanとInterMilanoの計画の違い