ジャンパオロ就任に至った経緯から来シーズンのミランへの期待~その3~
今シーズン、ジャンパオロの元で開幕をスタートしたが10試合もたたないままに解任でピオーリが途中就任、冬にズラタン加入などもあり4シーズン連続でのEL出場圏内が確定、まだ順位が決まってないものの来シーズンはピオーリ続投が決定している。そこでボバンの件と来シーズンのミランへの期待と課題をnoteに書いていこうと思う
1ボバン招聘~解任までのシナリオ
まずレオナルドがガジディスとの考えのズレで退任して新たにレジェンドであるOBをマルディーニの要望でクラブに招聘しようとしたことから始まる、エリオットとガジディスは多くの権限を要求するマルディーニをサポートする意味で経験豊富なSDとマルディーニの要望でもう一人FIFAの副事務局長を当時勤めていたボバンを招聘することに決定、その結果、経験豊富なSDとしてサバティーニの右腕として働いた経験が長いマッサーラを招聘し、ボバンもFIFAをやめてまでミランのCFOに就任が決定し、当初ガジディスはCEOとして営業に専念することとなった、しかし問題としては当時、ジャンパオロの監督招聘はそのボバンとマッサーラの招聘と並行して行われたためボバンはあまり関与しておらず、結果的にマルディーニ単独で行われたため、ジャンパオロ解任時にジャンパオロを援護するものはマルディーニ一人だけとなり計画がすぐに頓挫した要因が出てしまった原因ともなってしまった、またもう一つ問題点として浮かび上がってきたのがガジディスの掲げる「財政を健全化させていきながらゆっくりとかつてのミランに戻していく低コストの若手路線」とボバンやマルディーニの掲げる「かつてのミランに戻るために早く結果を出す(CL出場)」という考えのズレがレオナルドの時同様に問題として浮かび上がり、ボバンとしては現地メディアによればラキティッチやモドリッチ、ズラタン等といったビッククラブのベテランや構想外の経験者をミランに迎え入れて強化していくやり方をしたかったがガジディスとしたら予算が高くつくのが許可は流石に出せなかった、しかしアタランタに0-5で負けた後は風向きが変わり、ズラタン獲得の許可が下りて、ズラタン復帰が決定はした、しかし問題はその裏で起こっていた、ガジディス本人が昨年の秋以降、秘密裏でラングニックと接触をしていたと報道が出てきていたからである、当のボバンはそれに気づいており、不満を持ちながら仕事をしていたがガジディスのラングニック招聘への動きに対してボバンはミランに許可なく現地メディアに対してインタビューを決行し、その結果完全にガジディスとの関係は崩壊し、たった9か月でミランを退団してしまうこととなった。
2来シーズンのミランへの期待&課題
勝点70以上&継続的に勝ち点を積み上げれるチームにする
やはりCL出場権獲得を最大の目標にはしたいですがユーヴェとインテルは他のチームに比べて戦力的に抜けてて、アタランタはガスペリーニの元、今シーズンより良いチームに仕上げていく行く可能性は高く、ラツィオはシモーネのもと、良いチームに作り上げてくる上にそれ以外にもナポリやローマなどCL出場権争いの上でライバルのクラブも多いのでシーズン通して、今までと違って継続的に勝ち点を積み上げていくことが大事だとは思います、そのうえでELの舞台で結果を出しながら並行して継続的に勝ち点を積み上げれたら12-13以来の勝ち点70以上は見えてくるとは思います、個人的には勝ち点70は昨シーズンのミランで勝点68だったので必ず成し遂げてほしいとは思います。
途中解任しない
13-14シーズンのアッレグリ解任以来2シーズンに一度の割合でシーズン途中解任は起きてるので来シーズンは途中解任がないようにしてほしいです、理由としてはやはり計画を練ってピオーリ続投したのだと信じてはいますし、噂されてるラングニックや次期監督への繋ぎでもシーズン通して任せれるという計算ができるから続投したんだと思っているので来シーズン途中解任せずにピオーリで任せるようにしてほしいです。
次期監督への繋ぎとしての役割をこなしてほしい
個人的にピオーリが本命の監督ではないと思ってはいますし、選手からの求心力は高いですが、後任の監督への繋ぎとして、ピオーリには選手のやりやすい環境と長期的な戦術の土壌をうまく築いてほしいとは思っています、今後数年で新スタの建設計画次第でエリオットもミランを手放して新しいオーナーにミランを売却する可能性もあるので、今後五年が勝負だと思っているのでピオーリの手腕には期待していきたいです。
ズラタンが引退した後も勝てるチームへの進化
今のミランの試合を見ててもズラタンが故障などでいなくても勝てるけども、ズラタンが引退して以降、継続的に勝てるチームになっていけるかと言われたらまだ未知数だと思うので、5年後、10年後見据えてしっかりと将来性を見据えたチームに進化をさせて言ってほしいとは思います。そのためにもセリエで継続的に勝っていくことやELの舞台でも上のステージに上がっていくことが大切だと思います。
最後に
三つに分けてnoteに投稿しましたが、やはり文章に書いて投稿するのは難しいと思ったのと同時に昨シーズンから今までのミランのピッチでの起こっている現象をまとめれたというのがいいことだとは思いました、個人的に来シーズンのミランはよっぽどのことがない限りCL出場権獲得は困難だと思ってはおり、ガジディスやマルディーニの元監督交代やオーナー変更もを含めた数年計画で計画を練っていかなければいけないとは思ってはおります。ただやっぱりこんな状況下でもミランを愛しては行きたいです、ForzaMilan!