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詩をまとめてます。
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#無き歌の無き歌詞

オフタイム

オフタイム

ハンドルを握り
垂れ流すラジオ
やけにネイティブなDJ
今日も疲れた脳内を
惰性で巡る

決められた目的地
繰り返される往復
意外と好きなこの時間
こなしたリスクを数える毎日
コンビニ寄ってくか

ラジオが奏でる
幾千もの情報
耳を流れるメロディは心地よく
鼓動を打ち込んでく
止まることを忘れ
灯る街灯に思いを馳せる

レジ袋片手に
歩き慣れた道を行く
お気に入りの音楽と
視覚情報がリンクしていく

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希望

希望

15時と少し経った頃
黄色帽子の行列が
ノスタルジックな感覚を呼び起こす
あれから幾度となく選択してきた
あの判断は良かったのかな

純粋な少年は
純粋さ故不純を見抜けず
自らの染色にも気づけずに
振り返ってみてはまた後悔してる
悟った様な態度で見て見ぬ振りして
今日も生きながらえよう

暗澹たる最高の人生
簡単に下す決断は
相反する結果を招く
百も承知なクセして
後悔をまた繰り返してる
その度足

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自律

自律

幼い頃憧れた
キャリアウーマン
今の私はなれてるかな
ブラインドタッチは出来るし
マクロも使いこなせるし
お局様には負けてしまうけど

寝起きにつけたテレビショー
女性の社会進出
我が物顔のコメンテーターが曰う
都市伝説でしょ
ゴミ出しして戦場へ向かう
いつものコンビニで「あれ」買おう

糖質オフのチョコレート
私のオフィスの相棒
口煩い周りを潜り抜け
今日も私は仕事をさばく
ゴミ箱の中身の標高は

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非不明瞭

非不明瞭

さながら馬鹿みたいだ
空っぽの頭で考えたって
何を思い描くでもなく
いつまでも脳が電車に揺られる
ただそれだけだ

昔ながらの癖で
空元気におどけて
すっかりそんな自分も
板についてしまって
剥がれないな
どんな顔をしたらいいですか

波々注がれた白湯は
苦しそうに空気との境界線を描いてる
それを見て今にも笑いそうだ
笑ってしまいそうになるんだ
そんな衝動が
私を狂わせるんだ

いつまでも
はっき

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湿度

雨雲から溢れた香り
全身に染み込ませて
遊ぶ様に歩んでく
季節の重みを感じながら

兎にも角にも何にもないし
目が輝く様な事なんてないし
無い無い言ってて何もしないし
今日も腹に虚空を詰め込んでくんだ

雨雲から溢れた香り
全身に纏わせて
沈む様に寝転がる
足元の浮遊感に呆れながら

何かあったら相談してね
いつだって事後報告
元気なふりしてこんな事あっただなんて
輝く様な笑顔で目曇らせて
虚空の

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