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LeicaM10購入後初の京都街歩き

 1月16日、急遽Twitterのフォロワーさんからお誘いがあり、一緒に写真を撮り歩くことに。
 静岡という遠方から車でやってきたとのこと、宇治で待ち合わせました。
 朝から天気は微妙ではありましたが、曇りの隙間から日が差してくれていました。(ヘッダーの写真)

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 ここ宇治は関西人オタクなら知らぬものはいないであろう京都アニメーションの「響け!ユーフォニアム」の聖地でもあります。
 そしてここは宇治神社、滝先生がおみくじの話をするカップルに教示するシーンでして…(以下略
 曇りの日は正直カラーにしても個人的にパッとしないことが多いので、モノクロで撮ることが多いです。

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 早朝かつ2度目の緊急事態宣言、そして天気も悪く雨が降っていたという3連コンボで宇治の街は閑散としていました。
 あんな宇治は見たことがないです、僕の知っていた宇治は人がたくさんいたのに。
 というわけでひとまず京都市内に出てみることに。
 車窓から駅員さんをパシャリ、隣に友人がいるからこそできることであって一人だと電車内でカメラを構えるなんて到底出来ません。

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 時折降っては止むという不安定な天気の中、鴨川の遊歩道を歩きます。
 もはや僕の中では定番かつ安定、高架下で自転車に乗る幼い娘を追いかけるお母さんを撮りました。
 やはり日常を撮り収めるのは良いですね。

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 僕がよくやる置きピンで腹にカメラを構えて遊歩道で撮ったもの。
 構図は詳しくないですが、なんだか惹かれたワンシーンです。

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 京都に限らずですが、路地裏も面白いです。
 この梅湯ってところ、気になります。

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 そして、また急な雨で東本願寺に避難。
 降りしきる雨に2人の背中がいい味を出しています。
 マニュアルレンズと僕の未熟な腕前が相まってソフトフォーカス気味になっていますが、これはこれでいいですよね。
 オートフォーカスのカメラではなかなか撮れない写真です。

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 これはまた別のカップル。

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 雨が少し晴れてきたのでまたカメラ携え撮り歩き。
 建仁寺で花が咲いていたかつとてもいい光が差していました。
 我ながらいい感じに撮れたなあと満足。

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 場所は飛んでまた宇治に戻ってきました。
 宇治といえば「響け!ユーフォニアム」、ユーフォといえば印象的なのは特別になりたいという麗奈が久美子を連れて祭りの日に大吉山に登るシーン。
 そしてこの山上から2人で「愛を見つけた場所」を奏でるんですよね…。
 ああ堪らん。
 当時、高校2年生だった僕に強烈な印象を植え付けたシーンでした。
 大吉山には昼には登ったことがありましたが、夜に来るのは初めて。
 天気も随分良くなりました。

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 夜の帳が降りる頃にやってきました。
 余りの景色に吸い込まれるような感覚でした。
 風景といえばブレなくくっきりした写真というイメージが強いですが、僕の撮る風景は風景もスナップ感覚で撮ってしまいます。(もちろんブレなくくっきり撮ることもあります!)
 三日月の輪郭も曖昧、下の街の光も横ブレ。
 普通だと失敗だと思って切り捨てられるような写真かもしれませんが、この景色を見てただただ魅せられていた僕の心情にマッチする写真になりました。
 素晴らしい風景を見たときってボーッと眺めてしまったりしませんか?まさにあの漢字がそのまま写真に現れてくれました。
 天気に振り回された1日ではありましたが、最後は晴れて素晴らしい景色が見れてよかったです。また京都撮り歩こう!

【使用機材】
LeicaM10
Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 S.C.

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