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ゲネプロ★7 高生による考察・感想

人生初めて、2回目の映画鑑賞に行って来ました♪
帰って来たので今回分も踏まえて感想やら考察やら…

1回目の鑑賞では正直「なにこれ…?どういうことですか…?いやいやスプラッター腰抜けたよ…」といったかんじで、レビュワーの方の感想を見ながらの考察が主となりました…。
(皆様やはりあまり内容に理解が追いつかないご様子でした…わたしだけじゃなかった!!!と思いました笑)神戸の映画館でしたので、近くのイタリアンレストランで悶々とチーズドッグを食べながら…。

早速ゲネプロ★7の考察に入るのですが、
先に書かれている方がおっしゃっている通り、
かなり人によって見方の変わる作品だと思います。
だからこそ何度も観に行きたくなるのだろうなぁとも思います。
ゴールデンウィークの今日、おそらく何周目かのお姉様方がいらっしゃったり、、、

⭐︎この記事ネタバレしかないです💦

バッドエンド説から順に考察していきます。
自分は半信半疑ですが、他の方がおっしゃっていた説についても自分なりに脚色、加筆して考えていきたいと思います♪

①★★★★★
 蘇我さんリアルサイコパス(ガチ狂人)+ナチュラルサイコ山井さん説
 からの
 蘇我さん、証拠隠滅(自分が生きているという)のため、野望が実現したためにその後ss7メンバー皆56しにした説

蘇我さんが死んだことになっている=メンバーを拗らせ拗らせ、その後はトンズラこける。ということなので、リアルライブを実現させたあとは用済みとして彼ら劇団セブンをないないしてしまう可能性もあると考えました。(※数Bの時間中に)

蘇我さんは本当に手段を選ばない人だと思います。
余談ですが、劇団セブンの第一回公演のタイトルが「リアルライブ」であることにとても気味の悪さを感じます。(パンフレット、劇中ポスター参照)

②★★★★⭐︎
 メンバー仲違いしたまま演劇が終わり、その後の楽屋でガチ札人バトル説(憶測でしかないです)

いやあの状況で「成功してよかったね〜!」はないやろっていう…
ドーーーン…って劇中でSE流れる度「あわわわわ」と思っていたので…こりゃだめだ…
これも蘇我さんはやりたいことやったのでその後失踪するパターンですかね…。

③★★★★⭐︎
 ガチで劇中で死んじまった説

まずはこれでしょ…
最後円に沿って拍手浴びてるシーンでトイレ行ってたらこの説で終わってるよ!?!
まぁ生きてた(?)のだけど…
拍手浴びてるのはif/妄想?とおっしゃる方もいて、それはそれでめっちゃこわい!!

余談)圧死シーンマジでぶわってなったよ…あれでガチ死にはあまりにも…ほんと黒江さん…根はめっちゃいい人なんだけど起こること可哀想すぎるよ…

④★★⭐︎⭐︎⭐︎
ハナから全て妄想(クライマックス)説
わかりづらいですが、本作(台本)自体は、改めて見ると「皆で争うのではなく、手を取り合ってオベロンを倒すのだ!!」がテーマであり、
本来ならばこのままのストーリーで進んでいくハズです。
この場合、オベロン=蘇我ですから、オベロンを倒す=再起をかけて(?)劇団セブンでやっていこう、と陣内さんらがなんとか台本を書き上げてくれるものの、
蘇我の手下である(蘇我に選ばれたともいう)山井くんの参戦によって、だんだんとまずい方向に進んでしまったという他ないでしょうか。
しかしこの場合、かなりの矛盾点が出るためまぁあり得ませんが…。
台本通りには稽古もゲネプロも進んでいませんでしたから…台本はこれ!!と呈してくれたらばもっとこう…要旨のある考えが浮かんだと思います…泣
二回目の鑑賞にして、その「皆でオベロンを倒そう!」という台本で進んでいたことに気がついたので…泣
クラスマックスのリアルライブは存在しなかった説は無理があるようです…

私の頭では…😭

⑤★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
 公演後すべてネタバラシ
 蘇我さん出て来て皆んなの気が済むまでサンドバッグにされ、「やっぱりss7しか勝たん!!」みたいな平和オチだった説

 公演後の拍手喝采シーンにて、二回目で気がついたのですが、みんな笑ってる(ややドヤ顔)!?!と思い、少し考えて見ようとなった次第です。
 終盤、「やっぱりあの野郎生きてやがる」と陣内さんがおっしゃった通り、蘇我さんはちゃんと結果的には生きておられたのですが、
その後の「演出家は劇中に介入できない」「かの天才シェイクスピアでさえも!」との発言から、蘇我さんは裏手という立場に回っていて、山井さんは知っていて、陣内さんも確信に変わった様子でした。

まぁこんな平和なオチ…と思っていましたが、
二回目で表情を見るとかなり違和感があり、意外とあり得そうでした。

ここまでとりとめもなく書いて来ましたが、
次はキャラクターごとの立ち位置について考えていきたいと思います。わりとバッサリいきます!

★陣内さん
実際蘇我さんサイドかはかなり微妙なところであります…
他の方は蘇我さんの生死を疑うシーンから違和感を感じておられたり…
リーダーとして責務を果たしたいのにうまくいかず、荒牧さん…芥川さんとは対立することとなります。芥川さんを信じていたからこそですが…。
匿名のメールはまぁ…蘇我サイドからでしょうが。
死んだ蘇我の元カノと付き合うことに忌避感を持っていました。誠実なキャラクターと思いますが、最後には闇落ちしてしまいます。

★芥川さん
誰のことも信頼していません。
蘇我さんのテディベアに呪縛のようなものがあり、少し破綻しています。
ヒナコの本カレ…でもないですが、いちばんヒナコを手に入れているかんじはしました。
怖いかわいいですが、最後は焦りと不安に満ちていますね。ちょっと…かなりかわいそうでした。
クールに陣内さんを元気づけたり、そうしたことはできるのに、信頼はできなかったのでしょうか…

★妖精⭐︎パック 山井さん
ナチュラルサイコですかね…
劇中オーディションのときからかなり嫌な予感はしていました…。
ヘラヘラナヨナヨが剥けていくところ、怖かったです。
相手の本質を知れば、相手を下に見てしまう性格のような気もします。
しかし蘇我さんには従ってしまう、さすが蘇我さん…圧倒的なカリスマだと思います。

★あさまさん
ヒナコ関連。
みんなのこと好きではいるけれど、中途半端さが何事にも裏目に出てしまうという性格のよう。
お仕事でも、付き合いをすべてビジネスと割り切ってしまったり、中途半端ゆえに芥川さんに信じられず刺されてしまいます。
隣人を感動させられない歌に意味はないと吐き捨てられてしまいましたが、それにも何か意表をつかれた様子。
気分調子のいいことはつづかないのですね…。

★焼野さん
ヒナコ関連。
蘇我さんによって色欲に溺れさせられてしまったような人でした。飄々としていて、やはり軸はブレない性格なのか、愛に忠実という点では自刃も頷けます。

★唐沢さん
料理人であり、この方がいちばん「チームがバラバラになりはじめている」と伝えた方なのではないでしょうか。劇団セブンが中心ではなくなった、そう思わせるには十分でした。
アンチコメをかかれていたのは本当に不憫だと思いました。あれは蘇我サイドの策略でしょうが。
身辺調査なんて…しませんこの方は!!泣

★黒江さん
根はいい子!!
山井さんへの当たりが比較的優しかったのも好感度高かったのですが、出演取り消しはあんまりでした。出演取り消しと身辺調査が重なってしまったからこそのつよい殺意でしょうね。
最期はちょっと…堪えるものがありました。
でも、「まずくて食えたものじゃない」これはリアルに関するものですよね。仲直りできる?大丈夫?💦ほんとこの2人(唐沢さんと)こわい…

★蘇我さん
ホンモノのサイコというか、
演劇にカルト的信条があるのだと思います。
ヒナコそんなに使う〜?ちょっとかわいそうじゃない??
そのヒナコさんもサイコなのでしょうかね…泣
とにかく陣内さんに送ったラインが不安ですね。
陣内さんがどっち側か混乱されてくれます。

カルト的信条

5〜10年も仲間作りのために下ごしらえ

=再起不能な人格矯正

をしてしまうのですよね。

シェイクスピアレジェンズ
             」」

蘇我さんはこれで「終わらせる」計画だったのかと思います。前述の考察擬きを揺るがせてしまいますが、割とこうもしないとまとまらない気もします。

メンバーにとって
・蘇我死亡
・山井加入
・仲違い事情
がイレギュラーだったのでしょうか。
劇団セブンの演技力は侮れないので、
どこまでがどう…というのはほんとうにわかりません。

大変長くなりましたが、
わたしはまとめとして、

蘇我さん死亡はイレギュラー
蘇我さんで役者人生作られてきたと気づく
台本は劇団セブンとして演じ切る姿勢

観客を欺き続ける台本、を作り上げる

仲違いし、台本の殺陣が洒落ではなくなるものの、
真剣でしたわ!!の演技もやり切る。
(ここが劇団セブンのすごさなのかと…)

劇団セブンとしてやり切る

蘇我さんと山井さんその後サンドバッグ

仲違いのすべては大掛かりすぎるドッキリのようなもので、メンバーは仲直り(?)する

これからも劇団セブンとして、劇団セブンだけに居場所を持ち、ある意味では蘇我さんに依存して生きていくわけだが、そうして劇団を続けていく。

(黒江さんの降板も、劇団セブン以外に居場所をつくられたらまずいと思った蘇我さんが手を回したのかもしれない…そうならおもしろかわいいのに)

こんな説を推したいですね!!
ちょっといまだにゴタゴタしてますが、
こんなもんでよろしくお願いします、、、!

駄文失礼しました!!
高二が必死に頭回してみた結果です…

ゲネプロ★7ありがとう…ぞくぞくしました…


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