見出し画像

【結婚式PdM7】仮説を検証する(検証・改善)

※結婚式はこちら
※前回の記事はこちら
※まとめはこちら

前々回、前回に引き続いてWhyのお話です!
ここでは、最も重要といえる「検証」について述べます。


課題の仮説の検証の概要

もう一度言いますが。
この検証が最も重要と言っても過言ではありません
プロダクト開発では、仮説を立案して検証を行います。
それは、
・Why(課題)の仮説の検証
・What(解決方法)の仮説の検証
・UIの仮説の検証
など、できるだけ細かくやっていき、軌道修正を繰り返す方が確度が高いサービスになります。

仮説検証

例えばatama plus+さんのデュアルトラックアジャイルは、開発と検証のスピードを上げることで、確度を上げるもの。

こちらは検証(観察)してマーケティングに活かす例ですね。


方法としては、インタビューや観察、ワークショップなどが一般的です。
アジャイルやスクラムなどでは、誤解を恐れず言えば「とにかく早く出して検証して改善していく」作り方です。
とはいえ、結婚式ではそうも行きませんね。

今回の仮説検証の方法

今回の結婚式での仮説検証は難しいですね。

■案①来賓にインタビュー
そういうわけにはいかないですねインタビューやヒアリングはできません。
来たるゲストに「今までの結婚式でつまらなかったのは何?」って聞くのは、「なんか仕掛けてくるんやな!」となってしまいます。
これではそのゲストにとってはビックリ度が半減です。

■案② 来賓じゃない人にインタビュー
来賓として呼ばない人にインタビューはちょっと申し訳ないですね。
「俺は呼んでくれないの!?」となるはずです。

困った。
しかしここで我々に奇跡が起きるのでした。
たまたま、自分たちの結婚式3週間前に友人の結婚式があり、その夫婦のところに私と妻で遊びに行っていたこともあって、妻もご招待いただきました。

なので、今回は
案③友人の結婚式で検証
という手段を取ることにしました。

やり方としては自分たちの立てた課題仮説をもとに、結婚式の中で観察→帰宅後にディスカッションを以て仮説検証をしました。

友人の結婚式 🎉

ちなみに、友人の結婚式はハンパなく良かったです。
一般的な結婚式みたいな残念な演出もなく、しっかり二人らしい空気感と工夫もあり、ワクワクしながら帰れました。さすが優秀夫婦。
なので、新しい課題が発掘されたというよりも、目指す姿が式で明確に見えたことと、自分たちの式で真似したいのはこのへんだね!というのが見えました
素敵な式で感謝感謝です。

検証後のVPC

検証した結果、いくつか追加・修正・削除をしました。

重要なのは軌道を修正することですが、一方で「正しい軌道で歩いている」ということがわかることも重要なので、以下のようにしています。

・仮説通り→◯
・仮説の追加・修正が必要→赤字
・仮説が正しくない→× および 取り消し線

ターゲット①結婚式に不慣れな友人VPC(アップデート版)
ターゲット②若い新婦VPC(アップデート版)

ここまでのリーンキャンバス

※ゲストの課題は入り切らないので一部です。
※ターゲット②若い新婦の課題は入ってないです。

今回の記事では、課題の探索を行っていますが、本来は機会を作ってこのあとのWhatとかも検証しなきゃだめですね。


今回はここまでです。
次回は、検証した課題をもとに、いよいよコンテンツを決めていきます。
お楽しみにー!


次の記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?