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区切りとの付き合い方

今日も寝過ぎた。もう11:00か…。
昼まで寝るのをやめる!なんて宣言したのに。

そんなお正月を過ごしていて思った。

もし「時間」という概念がなかったら。
もう11:00、とかも無い。
今日から仕事、とかも無い。

ずっと永遠に、同じ状態が続いたとしたら。

つまり、地球が回らなくなったら。
朝、昼、夜という変化がなくなったら…


ええ、これは現実逃避です。

暖かい布団でぬくぬくする正月を終え、
仕事へ向かわなくてはいけない、という現状からの、逃避からきた思考です。

でも、気になったので検索してみました。
もしも、地球が止まったらどうなるのか。

自転が止まってしまうと、地球は太陽の方角を向いた灼熱の世界と、反対側の極寒の世界に二分される。これに加えて、宇宙空間から降り注ぐ、人体に有害な太陽風を防いでくれていた地磁気も発生しなくなる。その結果、地表には高濃度の放射線が直接降り注ぎ、あらゆる生命は死滅してしまうだろう。

著=雑学総研/「人類なら知っておきたい 地球の雑学」(KADOKAWA)

だそうです。
やっぱり、生きていけないか。

あるようでない、区切り

当たり前に使っているけど、実は人間が後からつくった「区切り」がある。
というか、考えてみたらそればかりだ。
2022年!っていうのだってそうだし。

朝、昼、夜という言葉。
10:00、13:00、21:00という時間。
生まれて1年、10年、30年という年齢。
誕生日、クリスマス、元旦。

これらは、確かに「ある」区切り。
だけど、名前をつけるまでは「ない」区切り。

区切りは「ない」と考えてみる

今まで当たり前のように使っていた「区切り」について、実は無いんじゃないか?と考えてみる。

これをすると、自分がいかに囚われていたか、気づくことが出来ます。

たとえば年齢。

年齢という概念をなくして、人を見てみる。
自分より下から上か、くらいはわかったとしても、「生まれて何年経ったか」なんて見た目じゃわかりませんよね。

人間は生まれて30年目で、もう一本の腕が生えてきます!とかだったらわかりやすいけど。
あ、あの人、腕3本ある。自分より上だ、みたいな。でも、人間そういう生き物じゃないんで。

つまり、人は見た目で年齢なんてわからないってこと。
そして、年齢に良いも悪いもないってこと。

◯◯歳でこの生活は恥ずかしい、だとか。
◯◯歳でチャレンジするなんて遅い、とか。

そんなものは、幻想です。

人間があとからつくった区切りである数字に、翻弄されないこと。

つらいとき、なやんでいるときは特に。

区切りを「ある」と考えてみる

かといって、区切りが一切なかったら、生活はどうなるだろう。

誰かと待ち合わせもできない。
人生における、自分の現在地もわからない。 
つまり、わからないことだらけになる。

それって、ものすごく怖くないですか。

だから人間は区切りをつくったんだろうなぁ。
太陽のリズムに規則性を見つけて。
1日、1週間、1ヶ月、1年。
区切りがある生活って、心強い。
自分が今、どこにいるかがわかるから。

地球は、常にまわってます。
冒頭に書いたように、地球の回転がもし止まったら、私たちは死滅するんです。

落ち込んだ時は、そのことを思い出す。

地球は回ってる。時間は動いてる。
世界は必ず変化していく。
だって止まったら、死んでしまうから。
絶対に、状況は変化するんだって。

もし思うような日々が過ごせなくても、
心強い区切りがある。

今日からスタートしよう。
今日からリセットしよう。
今年から、生まれ変わろう。

こうやって、区切りをうまく活用していこう。
せっかく言葉があるんだから、味方につけて。

まとめ

・時間や年齢は、人間が名付けた「区切り」だ
・ときにはそんな区切りをないものと思ってみる
・ときにはそんな区切りを大事に使ってみる


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