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卒業後のことを考えてみた


昨年の10月から始めた日本語教師養成校の学び、後半に入りました。
始めた頃にこちらの記事を書いています。


終了まであと4ヶ月。
これから先のことを模索していましたが、方向性が見えてきたので残しておこうと思います。


日本に住む外国人が増えている中で、暮らしにくさやコミュニケーションの課題に問題意識が向き、そのための専門性を身につけたいと思ったのが勉強のきっかけです。
卒業後の進路、他の受講生は仕事をしながら学んでいる人が多いので、セカンドステージ、転職、副業などで考えている人が多い様子です。


私はどうしていこうか、ずっと考えていました。
教えるスキルを上げていくのなら、学校に就職するのがいいのでしょう。
でも、私の住んでいる地域から学校への就職を選ぶと、それなりの通勤時間がかかります。
もう一度、何がしたいのか、それにどれくらいの時間を使いたいのか、考えてみました。



私は幸いに、都心で住んでいた家などを賃貸に出していて、今のところはライスワークとして働かなくても暮らすことができます。
35年間途切れることなく働いてきた後、両親の介護に3年半専念し、今、自分の時間がやっと作れています。


教えることを生活の中心にしなくてもいいな、と思い始めました。
学び始めてからの期間、ボランティアなどを通じて出会った外国人の方たちは、学校に通って日本語を学ぶのは難しい方たちばかりです。
私が関わりたいのは、この人たちです。



今後、地方都市は団塊の世代の方たちの高齢化が進むことで、ますます人口減が顕著になっていくでしょう。
農業などは、現実的な担い手を外国人に頼らざるを得なくなっていく可能性が高いと考えています。
ここを担うのは、多分母国でも厳しい暮らしをしてきた方でしょう。


日本語を教える機会をもちながら、その人たちとの接点を増やし、関わりを広げていきたい。
これが今の時点での、私のしたいことです。



日本語教師の資格は今年度から国家資格になり、11月に初めての試験が実施されます。
ボランティア活動をしながら、勉強を続けていく。
ボランティア活動の将来を見据えつつ、どんな関わり方と働き方ができるのかを考えていこうと思います。


地域には外国籍の子どもも増えつつあるようです。
都心の自治体では専門の先生を配置したりしているようですが、わたしの住む地域では、これを有償ボランティアで行っているようです。
多分、ボランティアは集まらず、先生が苦労されているでしょう。
この分野にも関心を持っています。


また、将来的にオンラインで教えることなども視野に入れていきたいです。


すぐに、「こうしなければ」と思いがちの私。
でも、できることを小さく続けていくことから始めていきたいと思っています。
最終章でどうなっていたいかは、定まっていません。
多分それは行き当たりばったり。
やりたいことを続けていったら、いつの間にかそこにいた、がいいかな、と思っています。






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